村上和雄のレビュー一覧
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科学者としての謙虚さを持ち、自らに警鐘を鳴らしている。
利他的な利己を唱える筆者の文ではコロナは一例であり、遺伝的な人間の可能性を示してくれている。
サムシンググレートとは怪しい言葉ではなく、祈りとも少し違うと感じた。
見えない偉大なものへの感謝を説く、優しい本であり、読むと意識を正したくなる良書と...続きを読むPosted by ブクログ -
サムシング・グレート(神)の存在をめぐり、東大教授矢作直樹と筑波大名誉教授 村上和雄との対談。冒頭、小柴教授とダライラマとの対談の紹介がある。戦争が無くならないのは、宗教に問題があるのではとの小柴教授からの質問に、どの宗教も素晴らしい、問題があるのは、それらの宗教を解釈している人間側に問題があるとし...続きを読むPosted by ブクログ
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とても読みやすい遺伝子工学についての書籍でした。ちょっとおすすめです。
遺伝子にはONとOFFのスイッチがあり、ほとんどを使っていないので、無限の可能性がある。
地球上の全ての動物は A(アデニン)T(チミン)C(シトシン)G(グアニン) という
4つの塩基によってあらわされているとのことで、
糖...続きを読むPosted by ブクログ -
アカデミックポストを定年退職した後に、ようやくこれから社会人だ!という言葉には驚いた。老後はゆっくりしたいと思うのが大半の人の考えだと思うけど、この著者は引退後も精力的に働いているので感銘を受けた。そして科学というものに熱い気持ちを感じた。「研究とは偏差値ではなく、早起きだ」はすごい名言だと思う。Posted by ブクログ
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筑波大学名誉教授であり、遺伝子工学の研究者である村上和雄先生の著書。非常に素晴らしく、一気に読んでしまった。
著者は、サムシング・グレートという存在の提唱者である。非常に含蓄の深い言葉であるが、この存在を意識して日常生活を送る事が大事であると気付かせてくれるだけでも一読に値するのではないか。
現代社...続きを読むPosted by ブクログ -
あの村上和雄先生の著書がマンガになった。
書籍を読んだから読まなくていいかとも思ったが、読んで良かった。
良いとこどりです。
エッセンスしかない。
万人必読書です。Posted by ブクログ