【感想・ネタバレ】アホは神の望みのレビュー

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Posted by ブクログ 2010年04月27日

人は生きているのではなく、生かされているのだ。
その教えを胸にいだき、謙虚でいたい。
いい遺伝子のスイッチをオンにできるよう、笑顔でいたい。人生は勝ち負けではないけど、生きている間、たくさん笑えたことが幸せのバロメーターであるには違いない。
優れた成果をあげる人や、大きな発見をする人は、総じて、どこ...続きを読むか鈍いところを持っているそうである。
神が好きなものは、「器の大きなバカ」「素直で正直なアホ」で、そんな人には神様もセレンディピティを与えずに入られないそうだ。
遺伝子の研究をする科学者さんから、このような話が出るのは楽しい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

奇抜な題名だか、内容はかなり濃い。

見逃しがちな笑いの効用のすばらしさ。

この本には救われた気分だった。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

いろんな神感がありますが、この本や「遺伝子の暗号」からミクロ遺伝子の世界からみえた神を伺うことができます。
この方の講演を聴いたことがあります。面白い方でした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

アホってイイ響きだ♪
この考え方を得て、1つ賢くなった気がします。

「がんばらない、(でも)あきらめない♪」
「笑って過ごそう♪」

〜以下、抜粋〜

遺伝子情報レベルで比較すれば
人間とチンパンジーは
98.8%同じ生き物だということ。
(中略)
この遺伝子情報の違いを
こんどは人間同士の個体差...続きを読むで見てみると
個人によって意味のある違いは
遺伝子一万個につき一個くらいであることが
わかってきています。

とういうことは
東大を主席で出た人と分数のわからない大学生も
ノーベル賞をとった学者も
皆勤賞くらいしかもらったことがないという人も
秀才も凡才も
利口とアホも
みんな遺伝子レベルで見れば
その差は一万に一つくらいしかない。

どんな人間も同じ遺伝子を所有する
「チョボチョボ」の存在だということです。
(中略)
その違いなどは
たくさんの眠っている「可能性の遺伝子」を
ONにさせることで
あっという間に埋めることができるはずです。

〜抜粋、終わり〜

科学的な根拠うんぬんではなく、
上記記述をすっと頂いちゃうか否か
そこがアホか否かの分かれ目かと思います☆

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この本のすごさは、1回読んだだけじゃわからない(と思う)。

もっともっと、繰り返し読んでいくことで、ジワジワッと効いてくる本だと思う。

読み返し続けたい本の1冊。


以下、メモ。

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「笑い」はクスリ、それも副...続きを読む作用のないクスリ


「苦しい時こそ笑っていられる」ようなアホやバカが、今こそ必要


セレンディピティ(偶然による思いがけない成果)を呼ぶ条件
?素直で注意深い目
?ムダを尊ぶ心
?失敗や間違いから「何か」を見出し、つかみ取る力


いいときはもちろん、悪いときにもありがとうと感謝の念を抱く


プラシーボ効果・・・ニセ薬の効用=思い込みの力


日本独自の心をあらわす言葉に共通するものの1つは、「感謝」。もう1つは「利他」。
おかげさま。いただきます。ありがとう。もったいない。
みんな自分だけに利や益を呼び込もうとする利己の心を離れて、他者と分かち合ったり、助け合ったり、譲り合ったり、融通しあったりして、人を生かし、自分も生かす利他の精神が込められた言葉。

自分を利するのと同じくらい、あるいは、それ以上に他も利する生き方。
それは、遺伝子本来の意思に沿った生き方であり、私たちが持っている能力をゆっくりとではあるが、もっとも大きな形でONにする、真の賢者の生き方でもある。



生と死は1つの命の裏と表。
死を軽く扱えば、生も軽くなってしまう。
死をきちんと考えないと、生の充実もないし、人間の本当の幸せもない。



目に見えるものだけを信じるあまり、目に見えないものは「存在しない」と切って捨てないこと。
生命思考の観点からは、命にとって大事なものほど目に見えないものかもしれない。
そうした想像力の余地を残しておくことは、私たちの思考に幅や余裕を与えてくれ、生や命を充実させてくれる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

少なからず遺伝子の世界で言えば、
私たちはここにいるだけで
奇跡で貴重な存在であるという。

というのは、

私たちはいまだ1つの細胞も作ることができない。

そんな細胞が60兆個も集まって
私たちは作られているからだ。

そして、

私たちには
考えることと感じることができる
すばらしい能力を持っ...続きを読むた生命である。

が、
私たちは
見えるものを科学といい、
信じるに足るものと考えている。

そして、
見えないものを非科学的といい、
信じるに足るものでないと感じている。

果たしてそうだろうか?

どうやって細胞が作られたのか
まだ見えていないわけで、

遺伝子の眼で見れば
見えないものは超科学なのかもしれない。
今の科学を超えた科学。


村上氏が言う【アホ】とは
自分らしくそのままで
精一杯生きるということ。

すなわち、
見えないものを感じている力を信じること。

そんな見えない力が
どれだけすごいことなのかを
伝えてくれる。

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Posted by ブクログ 2023年04月04日

遺伝子研究で功績を上げられた筑波大名誉教授のエッセイ

(日本のカルトでない、世界で特定の宗教に属していないけど精神的である)スピリチュアリズムのような内容

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Posted by ブクログ 2015年02月13日

TVhアナウンサー 千葉真澄さん
(有)アプロス 代表取締役 杉岡清俊さん
オススメの一冊
「アホは神の望み/村上和雄」
porocoさんとTVhさんのタイアップ取材で
千葉アナがご来店くださった際に、話題に上がった一冊。
折しも、◯◯さんの本棚企画「Book's Delight」で
当店...続きを読むの図面を最初に引っ張ってくださった、
アプロスの杉岡社長の本棚にあったのも、この一冊。
誰かに本を薦めてもらうことのおもしろさは
自分では絶対に選ばないであろう類のタイトルが並ぶことであり、
本書もまさしくそれ。
理系の研究者の著書は、まず選びません(汗)
ノーベル賞受賞者の研究を例に挙げることにより、
一般人でもイメージしやすかった、日夜を問わない実験の日々。
当たり前ですが、根性が違います。
耳が痛かったのは「偏差値よりも早起きだ」の一節(写真3枚目)。
天下の筑波大の立ち上げならではのエピソード。
「人の倍、努力する」を素で実行なさってこその、研究の成果。
「あなたの仕事の仕方を見ていると、ぬるい。
俺の稼ぎがあるから、食いっぱぐれることはないという
甘えが随所に見られる。」
と、時に夫からお叱りを頂戴するわたしとしては、
早起きは永遠のテーマです。

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Posted by ブクログ 2012年10月07日

『アホ』というカテゴリーも幅は広いけど、世の中にインパクトを与えるということは、一見的外れに見えるようなことでも、やってみるという勇気が必要だと思った。本人は勇気とも捉えていないことがあるけど(笑)そんなアホになりたいなぁと思える一冊です(^-^)/

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月23日

筑波大学名誉教授の村上氏、科学、遺伝子工学といったいわば理系の「粋」を結晶した分野の先端を走る著者が語る、理論を超えた【サムシンググレート】について語る本著。

引き寄せの法則やセレンティビティ、プランドハップンスタンスといった欧米からのセオリーを引き合いに出すまでもなく、
日本でも古来から「急がば...続きを読む回れ」「情けは人のためならず」「因果応報」など利他や相互扶助、謙虚さを重んじる言葉には枚挙にいとまがありません。「合理性を突き詰めに突き詰めて辿り着いた遺伝子は言葉を超えた美しさ」であり、そこに人智を越えた何かの存在を感じずにはいられないと著者は解きます。

自己啓発だけでなく、遺伝子工学の先端を垣間見る本としてもオススメの著です。

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Posted by ブクログ 2010年04月13日

筆者の父、祖母がある宗教に関わっていたことを考慮しても小林正観氏と同様なことを科学者が言っていることに驚きました。サムシング グレートを敬うのですね。利他の心なのですね。直ぐに利己になる自分を反省します。

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Posted by ブクログ 2010年03月03日

愚直であれ。

しかし愚直であるだけではだめだ。やはり気持ちがピュアでなければ。
そして、継続する力、忍耐、がまん強さがなければ。

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Posted by ブクログ 2010年02月06日

奇跡としか言いようがない秩序だった宇宙や生命の仕組みにサムシング・グレートを感じ、そこに含まれ、生かされている自分を感じる。だからこそのつつしみ・謙虚であり、秩序や調和に素直な大愚・アホであることの素晴らしさなのだと感じた。
10-16

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

題名からは想像しないような内容。
現代に必要なのは、まっすぐに正解に進むような効率の良い者ではなく、
遠回りしながらも、誠実に人に役立つことができる者。

笑いの重要性、陽の力、楽しい、笑い、面白い、うれしい・・・
ひらがなの力、
ありがとう、いただきます、もったいない・・・
日本食へ、
白米より玄...続きを読む

すぐに実践できることがたくさんちりばめられている。
人によって、好き嫌いがはっきりしそうな本だが、ぜひ手にとってもらいたい。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

Stay foolish、陽気な心、ひらかなのすごさ、環境を変えて遺伝子ON、前向きに放棄。
ああ、とりあえずoptimistでよかった。

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Posted by ブクログ 2012年01月29日

「免疫神経精神学」をノーベル賞候補の村上さんが、誰にでもわかりやすく解説している本です。知人に勧められて読みましたが、コツコツと努力すること、真面目に生きることの大切さを改めて教えられました。
利他的に生きることを『宇宙貯金』と言う言葉でわかりやすく子供時代に親から教わったことが、一番印象に残った部...続きを読む分ですね。

この本ででてくる「アホ」の表現は、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節からきているんだと思います。

「日照りの時は涙を流し/寒さの夏はおろおろ歩き/みんなにでくのぼーと呼ばれ/褒められもせず/苦にもされず/そういうものに/わたしは/なりたい」

デクノボーといわれても、コツコツと努力して生きる大切さ。そんなイメージが村上先生の印象です。

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Posted by ブクログ 2011年04月10日

アホ=愚直ってことかな?

アホと無知はまた別物。
やっぱりこのままのらりくらりはダメだなぁと思った。

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Posted by ブクログ 2011年01月18日

氏の専門である遺伝子について。本作はアホすなわち崇高な愚直な生き方が結果として人類に幸福をもたらす、ということか。遺伝子DNAについてはいつものことながら、その奇跡に驚くことばかりである。科学者として分析された説明が読むものを深く納得させる。また、「ひらがな」で表記される大和言葉が、遺伝子の持つ利他...続きを読むと謙虚さを心にことばで響かせることについての記述もある。これがすなわち愚直で崇高なるアホのことばともいえるのだろう。

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Posted by ブクログ 2010年12月12日

■あらすじ・アホが世界を変える・鈍いけれど深い生き方・陽気であきらめない心・愚か者こそ幸せ者・くさらない、おごらない、屈しない・アホは神の望み■誰に紹介したい?どんな悩みに効く?目先の損得に走りがちな若者へ、大きな視点を伝える■感想科学と非科学の融合。大きな視点でモノを見る。■その他(名言やキーセン...続きを読むテンスなど)

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Posted by ブクログ 2010年03月01日

利己よりも利他。遠回りでも愚直に。陽気に笑顔で。タイトルのインパクトに惹かれて借りた本だったけど、意外と感じ入るところの多い内容だった。また読み返してみたい。

しかし、何で俺はこの本借りようと思ったんだろう。どういう経緯があったのかまったく思い出せんぞ。つ、疲れていたのかな…。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

階段を一足飛びにではなく、一段一段上っていくことの集積が、いつのまにかその人の技量や人格を−はなやかさや鋭さには欠けても−手堅くぶ厚いものにする。

それが大切だと思えば、必ずやるんだと思い込みでいいから覚悟を決める。そして、たとえ紆余曲折があろうが最後までやり抜く。

しかし、その軽さがないと、人...続きを読む間の行動に「動き」が出てこないのも事実です。そして行動に乏しければチャンスにめぐり合うことも少なく、そういう人の多くは失敗もしない代わりに、成功からも縁遠いものなのです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

分類=哲学・村上和雄。08年9月。スタジオジブリのアニメ『もののけ姫』で、物語終盤でシシ神の騒動を鎮めたアシタカとサンに対し、ジコ坊が「バカにはかなわん」とぼやく場面がありますが、得てして本当に世のため人のために役立った人というのは、損得勘定も小賢しさも持たない、一見バカ(アホ)のように見える人物で...続きを読むあることが多いものです(宮沢賢治はこれを「デクノボー」と呼んでいます)。私達はこれまで知恵の実の原理(小賢しさ、個人の幸福の追求)を至上のものとして一生懸命努力をしてきましたが、その結果が現状であることを考えるとき、現状からの脱却、そして本当の幸福の追求のためには改めて「アホ」の原理を選択し直す必要があるのかもしれません。

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