村上和雄のレビュー一覧
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独特な表現の著者だが、「なるほど」と思わせられる部分もあった。
⚫︎「地球に優しい」は傲慢
人間の方が地球に守られて生きている
→今まで良い言葉と思ってきたが、言われてみれば人間本位な言葉であることに気づけた。今後はもっと謙虚でありたい。
⚫︎ 水耕栽培(ハイポニカ農法)野沢重雄
「植物は土に根を生やしているために、潜在的な生長力が抑えられている」
→これは逆説的だが面白い。常識を疑うとはこのようなことを言うのだ。
⚫︎ダライ・ラマ法王の言葉を引用して、「賢い利己心」を解きます。
「人は他の人間の存在なくして生きてはいけません。ですから、他の人々の健康と幸せに関心を寄せ、苦しみを分かち合 -
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「免疫神経精神学」をノーベル賞候補の村上さんが、誰にでもわかりやすく解説している本です。知人に勧められて読みましたが、コツコツと努力すること、真面目に生きることの大切さを改めて教えられました。
利他的に生きることを『宇宙貯金』と言う言葉でわかりやすく子供時代に親から教わったことが、一番印象に残った部分ですね。
この本ででてくる「アホ」の表現は、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節からきているんだと思います。
「日照りの時は涙を流し/寒さの夏はおろおろ歩き/みんなにでくのぼーと呼ばれ/褒められもせず/苦にもされず/そういうものに/わたしは/なりたい」
デクノボーといわれても、コツコツと努力し -
Posted by ブクログ
分類=哲学・村上和雄。08年9月。スタジオジブリのアニメ『もののけ姫』で、物語終盤でシシ神の騒動を鎮めたアシタカとサンに対し、ジコ坊が「バカにはかなわん」とぼやく場面がありますが、得てして本当に世のため人のために役立った人というのは、損得勘定も小賢しさも持たない、一見バカ(アホ)のように見える人物であることが多いものです(宮沢賢治はこれを「デクノボー」と呼んでいます)。私達はこれまで知恵の実の原理(小賢しさ、個人の幸福の追求)を至上のものとして一生懸命努力をしてきましたが、その結果が現状であることを考えるとき、現状からの脱却、そして本当の幸福の追求のためには改めて「アホ」の原理を選択し直す必要
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Posted by ブクログ
の科学は遺伝子を全て解明したつもりでいるが、
その97%は「使われていない」ということにしているらしい。
つまりは「分からない」のだ。遺伝子の97%はいまだ謎なのだ。
遺伝子にはOFFとONのスイッチがある。
ふだんはOFFになっているスイッチが、ある条件で
スイッチがONになるとその能力が発揮されるのだという。
厳しい条件化でトマトなどを育てる永田農法(別名スパルタ農法)がある。
栄養分をほとんど与えないことで、トマト本来の生命力が発揮され
甘くておいしいトマトができるのだ。
断食や苦行で悟りの境地をひらく人などは、
そういうことも関係あるんじゃないかと思った。
遺伝子の100%がO