天花寺さやかのレビュー一覧

  • 京都府警あやかし課の事件簿5 花舞う祇園と芸舞妓

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    ネタバレ

    かんちゃんが可愛かった!
    なんか、すべてが可愛いくて見事につぼ。
    しかし、奉納品を狙う可憐座の座長にはびっくり。
    あんなのに狙われたらたまらんなー。
    新登場の陰陽師隊員がかっこいい!
    クライマックスの決着シーンはドキドキハラハラ。
    大と塔太郎、進展してほしいなぁ。総代くんも魅力的だけど、やっぱり塔太郎だよね。大も好きなんだし。
    舞妓さんの事件、姉妹の絆が美しい。
    そこにつけこむなんて許せんよ、まったく。

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    2021年03月18日
  • 京都府警あやかし課の事件簿4 伏見のお山と狐火の幻影

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    今回は、思い合っているはずの塔太郎と大の気持ちがすれ違っていてはらはら。
    お互いに相手を思う故だからっていうのがなんともやりきれなくて。
    挙げ句に、そんなことになろうとは。
    与里さん、あまりにも悲しい。
    どうか、心穏やかに、幸せになってくれますように。
    大と塔太郎も、どうかうまくいきますように。
    熱狐との戦いは、勢いがあって楽しかった。
    酔っ払いさんとかね。
    今後、もっと大きな敵が立ち塞がりそうだけど、あやかし課のみんな、がんばれ。

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    2020年10月23日
  • 京都府警あやかし課の事件簿4 伏見のお山と狐火の幻影

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    ネタバレ

    冒頭のお話が大ちゃんも塔太郎もナイスバディぶりを見せてくれただけに、その後のすれ違いっぷりは読んでいて非常に辛いものがあった。
    塔太郎自身が悪いという訳ではないが、タイミングが色々最悪だったというか。
    一人で抱え込んでしまったがために、本当に大事なことや人を自ら遠ざけてしまうという悪循環。
    大ちゃんも大ちゃんで、こちらも一人で抱え込むから後半非常に大変な展開に。

    と言う訳で、大ちゃんにとっても塔太郎にとっても試練の巻となった。
    特に大ちゃんは「まさる」から戻れなくなるという、変身ものでは避けて通れない試練が立ちふさがる。
    大ちゃんと「まさる」が別人格というのが、これまた話をややこしくしている

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    2020年09月20日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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    最初は入り込み難かったけど、話が進むにつれて面白くなってきた
    寺社や神仏の勉強にもなるのでこれからも楽しみ

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    2020年01月26日
  • 京都府警あやかし課の事件簿3 清水寺と弁慶の亡霊

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    ネタバレ

    大ちゃん試練の時。
    レベルアップのためとはいえ、一時的に塔太郎と離れ離れになるし、武器の刀も使い物にならなくなってしまうし、事件の展開そのものもハラハラさせられることが多い3巻ではありましたが、それ以上に大ちゃん大丈夫かと非常に心配になってしまいました。
    大ちゃん(及びまさる)が乗り越えなくてはいけない試練だったので、その先に得られたものは多かったとは思いますが。
    大ちゃんもまさるも強くなった!
    恋愛面の方も折角大ちゃんは自覚したのに、ご覧のとおりブレーキのかかる展開かつ自分自身も進展はまだ早いと後輩に徹することを選んだ状態なので、これはこれで非常にもどかしい思いをしました。
    まあ安易に引っ付

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    2020年01月18日
  • 京都府警あやかし課の事件簿2 祗園祭の奇跡

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    ネタバレ

    バトルシーンも大ちゃんと塔太郎くんの恋模様もパワーアップしたなと感じた2巻。
    最初の話からして、びっくりのアクションにバトル。
    渡会に本当に勝てるのかなとハラハラ。
    あやかし課総動員でしたしね。
    無事に勝てた時の安堵感と言ったら。
    その後の話が、今度は恋愛方面に振り切った話でそれはそれでハラハラしましたが。
    嫉妬中の大ちゃんを宥める竹男さんと琴子さんに爆笑。
    コメディパートもあって笑いながら読んでましたが、この話でも迫力あるバトルがあったので油断できない。
    塔太郎くん、2話連続の変化お疲れ様でした。
    大好きな祇王寺が出てきたのは嬉しかったなあ。
    塔太郎くんのある方への返事のシーンは見ものですぞ

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    2019年05月21日
  • 京都府警あやかし課の事件簿2 祗園祭の奇跡

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    冒頭の事件にまず笑っちゃった。
    あれで一気に物語に。
    今回も色んな事件があった。
    あの、失恋の話は切なかった。いつか、いつか、いい
    ことがありますように。
    そして、ちとせにやってきてほしい。
    お祭りの話、よかった。
    みんなが一つになった感じが温かい。
    あの人も、軟化した風で。
    神様や仏様が温かくて優しくてよかった。
    荒ぶる神とも言うけれど、優しい。
    で、で、なんなのー。あの甘い感じは。
    きゃーーー、でひゃーーー、となる。
    次は、どうなるのーー。

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    2019年05月20日
  • 京都府警あやかし課の事件簿2 祗園祭の奇跡

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    京都、祇園祭と考えるととても良かったけど、大がなぁ。
    どーしても好きになれない。
    そして、この人の話良いんだけど気持ちとか背景とかがうっすいんだよね。
    でも京都だし、良い

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    2019年05月19日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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    そこそこ面白かった。
    最初こそ、大をはじめとするフレンドリーすぎる課員たちに違和感を感じたものの、歴史ある京都の街では物の怪所縁の事件が本当にあるのかも、と思わせてくれます。
    神さまたちの愛嬌と慈愛のあふれる姿に、神さまを身近に感じることができました。今度、京都に行ったら、神さまに、ちゃんとご挨拶せな。

    続きそうなまとめ方。続刊が出ればまた読むと思います。

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    2019年05月19日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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    京都なら、実際にこういう部署があってもおかしくない
    そんな気がしてくる。
    あやかしが起こす事件を解決するあやかし課。
    課のメンバーのキャラも好きなんだけど、神社の神様が、
    なんとも個性的で素敵。
    もう、そんな理由でタヌキになるのかよ、みたいな(笑)
    新人の大が、どんどん成長していくのが好もしい。
    いいなぁ、素直に伸びていく姿が好き。
    次が出るようなので、とても楽しみ。

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    2019年03月30日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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    面白かったー。
    ちゃんと関西弁だし、話としてありがちな物だけど
    しっかりと話が組まれててて良かった。
    とはいえ、大が力を授かるとこなどいきなり?という感じだったり戦闘シーンも呆気なかったりするのが気にはなったかなぁ。

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    2019年02月09日
  • 大正浪漫乙女恋譚抄

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    大正時代の虐げられた環境にいる乙女が努力と運と王子により幸せになる話。4人の作家による四短編だった。ちょっと虐めてるほうの論理とか、王子がなんで乙女すきになったんだよ、とか、ちょっと展開がネット小説(ネットマンガ)っぽいものもあったけど、概ね読みやすいベタ展開でした。本文中には挿絵ありません。
    「帝都百貨店の職業女子」天花寺さやか
    高峰家の経営する百貨店で職業女子として働く静香。本来は家の正統な娘なのだが父に疎まれ、2番目の妻の娘が、チーフのように接客を取り仕切っている。そのうち西の鉄道会社から高峰家に縁談の話がくる。
    「朱雀が紡ぐ恋」卯月みか
    心臓の弱い雛子は家の離れに隔離されるように過ごし

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    2025年12月06日
  • 大正浪漫乙女恋譚抄

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    王道のシンデレラストーリーを現実からファンタジーまで色んな世界観で表現されつつ、大正ならではの価値観なども感じられて良かった。

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    2025年12月01日
  • 大正浪漫乙女恋譚抄

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    華麗な文明開化の時代、周りに虐げられながらも4人の主人公が自らの幸せを掴んでいくシンデレラストーリー。男性優位の社会の中で、たくましく、美しく、前向きに自分の人生を切り開いていく主人達の姿が格好良い。「帝都百貨店の職業女史」と「龍神様の許嫁」が好き。

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    2025年07月24日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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     京都府警の「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」という化け物と対峙する部署を設定し、主人公にあやかし課に入隊したばかりの古賀大という女性が、他の先輩隊員らと化け物を祓っていくファンタジー小説。
     あまりファンタジー小説は読まないが、文章中に、京都の地理、歴史、風習を巧みに配置していることで勉強にもなり、主人公以外のメインキャラクターの坂本塔太郎などそれぞれの能力や設定もしっかりと描けていることが評価され得よう。
     しかし女性の名前で大(まさる)というのだけは、ちゃんと理由があってそういう名前にしたのはわかるが、最後まで馴染めなかったのは私だけだろうか。
     まあこういったある意味なんでもありな

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    2025年06月01日
  • 大正浪漫乙女恋譚抄

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    こういうの、本当に好き。
    大正浪漫の中の少女たちの恋。
    特に1作目の天花寺さやかさんのが素敵。
    当時では、まだ珍しくて、世間的に認められてもいなかった「職業婦人」の先陣を切った虐げられた少女。
    なんて美しいのだろう。
    他の3編も、それぞれを単独で読めば、ものすごくテンションが上がるであろう素敵なお話たち。
    でも、思った以上にそれぞれが似通っていたのが、、、
    1編目で大いに盛り上がり、2編目でちょっとあれ、となり、3編目、4編目は、、、
    でもでも、それぞれは本当に素敵で好きな作品だった。

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    2025年05月03日
  • 京都府警あやかし課の事件簿8 東の都と西想う君

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    幸せそうなふたりが見られてよかった。総代くんもどうか幸せになってくれますように。相変わらず栗山さんかっこい〜!!ジョーくんたちのその後も気になりますね。
    玉木さんの本気がめちゃくちゃ良かった。笑

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    2025年02月03日
  • 京都・春日小路家の光る君 三

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    翔也の縁談行事が続く中ある怨霊に取り憑かれた元花嫁候補の令嬢が同家を奇襲する事件をきっかけに炉子の隠れた異能が覚醒したり、翔也のなくした記憶が戻ったりと色々変化があり一気に話が展開しシリーズ完結。裳子と炉子の絆の強さが尊い。

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    2024年11月20日
  • 京都府警あやかし課の事件簿9 龍王と女神の純愛歌

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    シリーズ第九弾。

    “人外”のモノを取り締まる、京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描くシリーズ。
    この巻から“第二部始動”とのことで、ウォーミングアップ的な内容となっております。

    ・前巻でようやく想いが通じ合った大と塔太郎の初デートの様子と、その最中に巻き込まれた思わぬ“あやかしトラブル”を描いた(第一話&表題作「龍王と女神の純愛歌」)
    ・あやかし課“伏見稲荷大社氏子区域事務所”所属の総代くん&栗山さんのコンビの活躍が楽しい(第二話「総代和樹の変な奴事件簿」)
    ・奉納コンサートでの息の合った警備っぷりを見せてくれた、琴子さんと玉木君の絶妙な関係が“ええ感じ”な(第三話「宇治の女王に捧ぐ

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    2024年11月14日
  • 京都府警あやかし課の事件簿

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    ネタバレ

    京都府警本部直属の部隊「あやかし課」。京都という歴史ある街で“あやかし”が起こす騒動を担当する部署です。
    そのあやかし課に採用された一般人の古賀大(まさる)は若い女性。彼女にはある秘密があって ―― 。

    あやかしが出てきて戦う(退治する)シーン等があり若者が読んで楽しい本だと思います。恋愛要素もありそうですし。
    印象に残ったのは『斎王代の受難』。選ばれた女性が嫉妬によりあやかしに憑りつかれてしまう話です。知り合いだからこそ妬んでしまう心理はよくわかります。母親の言葉が心に響きます。

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    2024年10月12日