天花寺さやかのレビュー一覧
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シリーズ第十弾。
京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く連作三話(と、序&幕間&終章)が収録されております。
まず、いきなり序章が意味深すぎて「え?」となりますが、第一話「落橋家の秘酒事件と大達の「一年半後」」からは、いつもの「あやかし課」の話でとりあえず一息・・。
ただ、この序章が今後の不穏な展開を暗喩しているようで、ちょっと心配しながら読み進めました。
さて、塔太郎は勿論、大&「まさる」も確実にスキルアップしていて頼もしいかぎり。
大の「眠り大文字」も進化しましたし、何といっても「まさる」の精神的成長には目を見張るものがありましたね~。
必殺技の「粟田飛炎」の件で悩んでいた「まさる」でしたが、第二話「えにし重なる松尾大社」で、本物の“あやかし”である「あやかし課」隊員・麗華との訓練バトルをきっかけに、その悩みも吹っ切れたようで何よりです。
(麗華さんともええ関係になりそう・・?)
そして、第三話「聖なる護衛と神猫の初恋」では、海外からの“要神”として訪れた「神猫(シェンマオ)」をもてなす施設として〈鮒鶴〉が出てきたのにはテンションあがりました♪
そう、鴨川べりを歩いていると必ず目を引く“あの建物”です!
(この巻の表紙のイラストでも、京都府警の礼服に身を包んだ大と塔太郎の背景に〈鮒鶴〉が描かれていますね♪)
いつも、横目に見て通りすぎるだけでしたが、いつか中に入ってお食事してみたいなぁ・・と思った次第です。
・・っと、どーでもいい個人的な食い付きポイントについてはこの辺で_(^^;)ゞ
で、この第三話では、深津さんと竹男さんの息の合った闘いっぷり描かれていて、そのいぶし銀コンビネーションに魅了されましたね~。
それにしても「あやかし課」の隊員たちは、所属区域事務所の枠を超えて本当に仲が良いのですが、この巻ではとりわけその“ワチャ感”が強調されていて、まぁ楽しそうなのは良いのですけど、その“内輪ノリ”的な場面が多すぎて、読者置いてけぼりな感じでした(;´∀`)。
ただ、これが今後の「京都信奉会」との全面対決を迎える前の“束の間の平和”的な、ある意味“フラグ”だったりするのかな・・?
と、思っていたら・・案の定(?)、ラストの数行でとんでもない事がサラッと描かれていて“ちょ・・どういうこと?詳しくお願い!”となりました。
冒頭の不穏な序章といい、ここにきての急転直下な展開に波乱の予感がヒシヒシ・・。
ということで、一体何があったのか・・今後の展開が気になります~。 -
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大正時代の虐げられた環境にいる乙女が努力と運と王子により幸せになる話。4人の作家による四短編だった。ちょっと虐めてるほうの論理とか、王子がなんで乙女すきになったんだよ、とか、ちょっと展開がネット小説(ネットマンガ)っぽいものもあったけど、概ね読みやすいベタ展開でした。本文中には挿絵ありません。
「帝都百貨店の職業女子」天花寺さやか
高峰家の経営する百貨店で職業女子として働く静香。本来は家の正統な娘なのだが父に疎まれ、2番目の妻の娘が、チーフのように接客を取り仕切っている。そのうち西の鉄道会社から高峰家に縁談の話がくる。
「朱雀が紡ぐ恋」卯月みか
心臓の弱い雛子は家の離れに隔離されるように過ごしていたが、ネコに殺されそうになった雀を助けたことから千隼と仲良くなる。しかし、千隼の存在が見られ、それも離される。唯一雛子に優しい祖父が亡くなる前に手術費を捻出してくれたので、長ずることができた。しかし意に沿わぬ家の決定があって…。
「将官と男装令嬢の恋」みちふむ
実業家村山家の長女の高子は背が高く、家族にもバカにされている。でも実はその麗しさと学校一の才女で外からは評価されている。家族の謗りを受け、パーティーなどは男装で参加。家族からそんな扱いを受けている時期に西尾財閥から家庭教師の依頼がある。
「龍神様の許嫁」望月麻衣
娘が産まれると龍神に嫁がせるという家訓の家で実の娘をそうしたくない家長は親を失った美しい娘を養女とする。 -
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京都府警の「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」という化け物と対峙する部署を設定し、主人公にあやかし課に入隊したばかりの古賀大という女性が、他の先輩隊員らと化け物を祓っていくファンタジー小説。
あまりファンタジー小説は読まないが、文章中に、京都の地理、歴史、風習を巧みに配置していることで勉強にもなり、主人公以外のメインキャラクターの坂本塔太郎などそれぞれの能力や設定もしっかりと描けていることが評価され得よう。
しかし女性の名前で大(まさる)というのだけは、ちゃんと理由があってそういう名前にしたのはわかるが、最後まで馴染めなかったのは私だけだろうか。
まあこういったある意味なんでもありなファンタジーすらも許してしまう懐の広いというか、びくともしない京都の力強さと嫋やかさが必須であり、他の地域では成り立たなかったであろう。 -
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シリーズ第九弾。
“人外”のモノを取り締まる、京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描くシリーズ。
この巻から“第二部始動”とのことで、ウォーミングアップ的な内容となっております。
・前巻でようやく想いが通じ合った大と塔太郎の初デートの様子と、その最中に巻き込まれた思わぬ“あやかしトラブル”を描いた(第一話&表題作「龍王と女神の純愛歌」)
・あやかし課“伏見稲荷大社氏子区域事務所”所属の総代くん&栗山さんのコンビの活躍が楽しい(第二話「総代和樹の変な奴事件簿」)
・奉納コンサートでの息の合った警備っぷりを見せてくれた、琴子さんと玉木君の絶妙な関係が“ええ感じ”な(第三話「宇治の女王に捧ぐ交響曲」)
大と塔太郎カップルのラブラブなじゃれ合いには、もう、“ごちそうさま~(♡´艸`)”としかいいようがないですね・・二人が幸せそうで何よりです~。
一方、恋愛を諦めていたバツイチ子持ちの琴子さんと“貴公子”玉木君の、何とも甘酸っぱい関係も今後どのように進展するのか注目ですね。
因みに、琴子さんの地元の宇治には私も何度か訪れているのですが、〈源氏物語ミュージアム〉にはタイミングが合わず行けてなかったので、第三話を読んで是非訪れてみたい!という気持ちが強くなりました。
そして、巻末に収録された「特別掌編」で描かれた、まさるの成長も微笑ましかったですね。
この巻は、いつもに増して喫茶〈ちとせ〉のスタッフ(所謂「あやかし課」の隊員たち)の仲の良さが伝わってきて、平和な雰囲気の場面も多かっただけに、「幕間」で描かれた〈理想京〉の様子が不穏で、あの父親とはまた違ったベクトルで塔太郎を狙う“弟”の存在に戦慄を覚えた次第です。
今後、「京都信奉会」がどう動くのか・・塔太郎達に真の平和が訪れるのはいつになるのか、これからの展開が気になります~。 -
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シリーズ第六弾。
今回もいつものように、連作四話と序&幕間&終章が収録されておりますが、実質第一話とそれ以降(第二話~第四話)での、二部構成のような印象です。
表題作の第一話「丹後王国と海の秘宝」では、京都北部の海沿いにある丹後地方に出張した大達が、伊根地区担当のあやかし課隊員・花村兄妹(妹の葵ちゃんはイルカに変身できちゃう!)と力を合わせて、“秘宝”を狙う海賊を撃退するお話で、いつもの洛中での雰囲気とはまた違った爽やかさがありましたね。
第二話~第四話は第一話の明るい雰囲気から一転して、剣吞なムードが漂います。
化け猫・月詠の不穏な夢から始まり、大と栗山くんが、「京都信奉会」の幹部(四神)・船越にボコボコにされてしまうという、あやかし課にとってショッキングな展開に。
船越の狙いは祇園祭を訪れた人達を人質にして山鉾を奪う事らしく、あやかし課総動員で警戒にあたることになりますが・・。
この巻は、祇園祭と塔太郎のストーリーといっていいかもしれません。
塔太郎自身にはまったく非はないのに彼の実父が「京都信奉会」のトップであるという事で、塔太郎の半生が、あまりにも辛いものだったという・・いやもう、塔太郎が不憫すぎます・・。
それでも京都を愛し、京の人達を守る為に心身を削っている塔太郎にはマジで幸せになって欲しいです。
総代くんには悪いけど、大と塔太郎がお互いを想う気持ちの深さには、誰も間に入れないと思うんですよね~。
因みに、シリーズ二作目でも祇園祭が舞台でしたが、この時は「宵山」がメインでした。
今回は、七月の始まりから1か月かけての長い行事・神事としての祇園祭の様子が描かれているのが興味深くて、地元の人達がどれだけ祇園祭を大切に思っているかが伝わってきますね。
「京都信奉会」との激突は次巻に持ち越された感じですので、今後の展開を楽しみにしております! -
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シリーズ第五弾。
京都府警「あやかし課」の隊員たちが、桜舞う京都を舞台に活躍する連作四話(と、序&幕間&終章)が収録されています。
本書を読んでいる今の季節は秋ですが、この巻では、平野神社&北野天満宮(第一話)、京都文化博物館(第二話)、祇園&円山公園(第三話、第四話)・・と、“春爛漫”の洛中を堪能できる内容となっております~。
まず、第一話、第二話で登場した、“カンちゃん”こと糸姫神社の狛猫・かんか丸様がめっちゃ可愛くて癒されました。
そして、待ってましたという感じで(?)晴明神社の御祭神・安倍晴明様も登場!気さくな感じで素敵な晴明様でした。
本当、このシリーズに登場する神仏様や神使様って皆、魅力的なのですよね~。
ただ、今回は敵の方も膨大な数の式神を操って「あやかし課」隊員を悩ませてきます。
と、いうことで本巻初登場「あやかし課・晴明神社支所」に所属する“陰陽師隊員”の鶴田さんの活躍にご注目。
窃盗団から糸姫神社の奉納品を守る為、京都文化博物館に張った結界・“水晶殿”は圧巻でございます。
そして件の窃盗団“可憐座”もまた、塔太郎の実父が束ねる「京都信奉会」関連の組織だったことが判明。
第三話、第四話では、“可憐座”の座長に狙われた、祇園の舞妓・清香さんと座長に脅迫されている清香さんのお姉さんを救う為、「あやかし課」総動員でのバトルも見ごたえありました。
敵も手強いですが、立ち向かう隊員たちも新技を繰り出すなど成長が著しくて頼もしいですね。
因みに、今回舞妓さんを守る為に祇園の「置屋」に住み込みで任務することになった大ですが、「置屋」のルールで携帯の使用ができないということで、「ちとせ」との連絡を手紙で行うことになり、その大と塔太郎の往復書簡がオマケのリーフレット(?)に記載されていて、手紙の内容が微笑ましすぎてニヤニヤしちゃいました。
こんなに仲良しなのに、なかなか進展できない二人の恋・・ラストのページで大が“塔太郎さん。私の事、ほんまにただの後輩やと思ってますか?・・”と、心の中で反芻する場面を読んで、“いや、塔太郎も大ちゃんの事、女性として大好きだから!”と、叫びたくなった私でした。
「京都信奉会」VS「あやかし課」の件も、大と塔太郎(&総代くん)の恋模様も、今後の展開が気になりますね~(と、前巻のレビューでも同じこと書いていますけどね・・(^-^;))。 -
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シリーズ第四弾。
今回は、いつもの連作四話(と、序&終章)に加えて塔太郎視点の“幕間”を挟んだ構成となっております。
ストーリーと共に京都巡りを楽しめるこのシリーズですが、この巻では、京都のお隣、滋賀県にある日吉大社(第一話)。千本鳥居でお馴染み、伏見稲荷大社(第二話)。セレブ地区(?)の松ヶ崎(第三話)。小野小町ゆかりの隨心院(第四話)等々・・が舞台となっております。
謎の強敵“渡会”達の背後に、塔太郎の実父が絡んでいる可能性が浮上。
その事で思い悩む塔太郎と、事情はわからずも塔太郎を心配するあまり詮索してしまう大との間にすれ違いが生じてしまいます。
読者側からすれば、お互いのことが大好きなのが伝わってくるだけに、なんとも切ない展開でしたね。
しかも、大の同期の総代くんも大への想いを塔太郎に打ち明け、表向きはともかく実際は三角関係になっちゃっています。
お互いしんどくなっている大と塔太郎ですが、そんな中、大が「まさる」に変身したまま戻れなくなってしまうという事態が発生。
大のメンタル的な原因が主なのですが、図らずも“日常生活”を送ることを余儀なくされた「まさる」の奮闘&成長ぶりには目覚ましいものがありました。
“筆談”もできるようになったし、“初恋”まで経験するとは、なかなかの経験値を稼いだ「まさる」くんでしたね。
終盤には元の“大”に戻れてよかったですが、塔太郎そして総代くんとの恋模様や、塔太郎の実父の件など、今後の展開が気になりすぎて困っております~。 -
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シリーズ第三弾。
“人外”のモノに関する事件を専門に扱う、京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く連作四話(と、序&終章)が収録されています。
今回は、貴船(第一話)、三条付近をメインとした京都中心街(第二話)、時代祭(第三話)、そして清水寺(第四話)といった京都の名所や行事等の描写と共にお送りする内容となっております。
ある失態から、改めて「まさる」強化の修行に励む大。
猿ヶ辻様から「神猿の剣」なる三十六の剣技を授かり、“技・体”の強化は勿論、「まさる」になっている時にも「大」(ややこい・・w)と意思疎通(?)できるようになるなど、“心(精神)”面も成長著しいですね。
今回は、表題作の第四話「清水寺と弁慶の亡霊」がメインストーリーで、弁慶の刀に封印されていた「鬼若」と大量の僧兵たち、そして彼らを利用しようと目論む「成瀬」との死闘は「あやかし課」八坂&伏見の事務所合同で挑む、まさに総力戦で手に汗握るバトルシーンを堪能させて頂きました。
他の話も、第一話で触れていた洛中の各所にある井戸水の件も興味深いですし、第三話に登場した「平安騎馬隊」の吉田号&凛さんのコンビも微笑ましくて、是非また登場してほしいです。
そして、このシリーズに登場する“京の神仏”さん達のキャラが毎回魅力的で大好きなのですが、第二話で登場した“地蔵尊”と第四話の“清水観音”の慈悲の心には、心がほっこりして癒されました。やはり菩薩様の優しさはレベルが違いますね!
ところで、ここのところ存在感を増してきている、大の同期で“伏見稲荷大社氏子区域事務所”の総代くんですが、大の修行に協力したりと、何気に距離が近づいている模様です。
このことが、大と塔太郎の恋に何か影響を及ぼしたりするのでしょうか・・。
その辺も含めて、今後の展開が楽しみです~。 -
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シリーズ第二弾。
“妖(あやかし)”が絡む事件を解決する、京都府警「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く連作四話(と、序&終章)が収録されています。
今回は、宇治(第一話)、嵐山(第二話)そして祇園祭(第三話&第四話)と、夏の京都の描写をお楽しみ頂ける巻となっております。
あやかしの事件については、第一話の“鬼笛”を巡る攻防で渡会という強敵に“まさる”が苦戦するなど、ハラハラ展開でした。
ただ、この渡会が結局何者だったのか(逮捕されたので、今後わかるのかな・・)と、鬼笛が悪用されたとしたらどうなるのかが、よくわからんままだったのが消化不良な感じでした。
そして、第二話では塔太郎に猛アピールしてくる女子の出現で心が乱れる大でしたが、何気に玉木さんが熟女好きなことが判明したりと、嵐山の風光明媚な描写をよそに、心ザワつく回だったかもです。
そんな大が塔太郎への恋心をはっきりと自覚することになるのが、第三話と第四話で描かれる祇園祭でのエピソードです。
迷子になった河童の子供を保護したり、産気づいた妊婦さんの出産を助けることになったりと、事件性はないですが、こういったトラブルを共に対処してくうちに、二人の絆がより強くなった感じですね。
八坂神社とは因縁がありそうな塔太郎でしたが、祇園祭に関わる人々や神仏様から温かく対応されているので、これも彼の日ごろの行いの良さでしょうか。
前巻で塔太郎に塩対応していた俊光さんも、結構いい人で今後も出場してほしいキャラですね。
因みに、トイレに行きたいとグズる河童の子の為に、描いた絵を実体化させる力を持つ〈伏見稲荷大社氏子区域事務所〉の総代くんが、偶々祇園祭に遊びに来ていたのにトイレを描かされていたのはお気の毒&笑えると共に、“宵山のトイレ問題”は結構リアルかも・・・と、以前、宵山に行った時に人酔いして気分が悪くなったことのある私は、その切実さを思った次第です(笑)。 -
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今年も祇園祭の季節がやってきました~・・と、いうことで(?)京都が舞台の現代ファンタジー、シリーズ第一弾です。
“あやかし”が絡む事件を人知れず解決する、京都府警「人外特別警戒隊」通称「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く、連作四話(&序)が収録されています。
要素は好みなのでラノベ上等で手を出した本書。最初は話の世界に入ってゆけず、“年齢のせいなのだろうか・・”と残念な思いでしたが、読み進めていくうちに徐々にヤングの心を取り戻してきたようで、結果、普通に楽しめて良かったです。。
魔除けの力を持つ、主人公の新人女性隊員・古賀大(まさる)をはじめ、雷の力を操る「あやかし課」のエース隊員・塔太郎など(大と塔太郎は第二形態的な“さらなる”力を秘めているのですが)、「あやかし課」の隊員たちはそれぞれ独自の霊能力を持っていて、古都に跋扈する“あやかし”達と対峙していくのですが、皆、いい人ばかりで普段は和気あいあいとしているのが微笑ましいです。
そして、京都にわんさかある神社仏閣に祀られている、神様や仏様たちがフランクで親しみやすく、隊員たちに協力的なのもほっこりポイントですね。
で、隊員と人外のモノ達とのバトルが市民に影響を及ぼさないように、逮捕令状的な“御祓令状”を神社仏閣から授かるという手続きがあるのも面白いです。
今回は“とりあえず”の第一弾でしたので、今後、大と塔太郎の関係や(“第二形態”のコントロールも含めて)、他のキャラクター達の背景も深堀されていくのを期待して、次巻に進みたいと思います~。