月岡月穂のレビュー一覧
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短編集でした。結婚後のイチャイチャしてる時期とか、清霞が進路に迷っていた学生のころの話とかあって、新鮮におもしろかったです。
「霖雨がやむとき」
清霞が学生の頃を回想した話。軍に入る気はないが、異能あるので、軍には所属して異形退治は義務的にこなしている。どちらかというと学問をやりたい気持ちが強い。そんな時、土蜘蛛が出現する。
「掌編の玉手箱 いち」
短編集のなかの、短編集。結婚後の安定した2人や回りのエピソード。
「愛の証」
婚儀終えて久堂家本邸に泊まって休息することに。サービスイチャイチャ話や清霞両親の重い愛情話や公園デートなど。
「掌編の玉手箱 に」
結婚前、同僚と居酒屋にいき冷やかされる清霞。薄刃新とのやりとりなど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついに美世と清霞が婚礼。この手のノベルにはよくあるのだが、前巻で因縁の戦いが終えてしまうと、最後の巻が蛇足になってしまう。この巻もやはり蛇足感がある。結婚式をメインに持ってきたいのはわかるが、わざわざ美世の昔の同級生を出してきて、意味不明な呪いをかけたり、唐突に呪物が出てきて婚礼に間に合わないかという危機感を持ち出している。そして最後は同級生、君緒が意味不明な逆恨みで美世を襲撃という蛇足が多すぎる。結婚式の危機を持ち出したいのなら、もっと大掛かりな展開でも良かったのでは…。それでも、2人が無事に夫婦になれたので、大円団という事だろう。
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購入済み
美世の実家に行き、いろいろなことが明らかになります。美世の母が経済援助と引き換えに嫁入りとか、門外不出の家でありえるのかちょっと疑問でした。う~ん、と思うところがないわけではないですが、お互いのことを思いやるがゆえに離れていく様がもどかしくてよいです。次で完結するのでしょうか。待ち遠しいです。
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Posted by ブクログ
これをベタなシンデレラストーリーって言わないでほしいかな。奥にとっても深いものがある。
「役割がないと生けている意味がない」って、若い時程考えると思う。美世もそう。
でもね、そこにある草や木や花と同じように、ただ在って、風に吹かれているだけでいいんだよ、っていつか気がつく日が来ると思う。
余談だけど…
色々あって、そんな答えの無い悩みとも言えないような叫びみたいなものを、上野千鶴子先生に手紙で送ったことがある。もう、30年以上前の話し。当時、「cosmopolitan(コスモポリタン)」という雑誌があって、その一つのコーナーに、上野氏の相談?というのか、雑談?というのか、そんな場所があったのです。。。そこに掲載された私の手紙…それは、一字一句、そのままで、とても恥ずかしかった記憶がある。そして、返答にはこうありました。
「これは、本当に辛い質問ですね。。。なぜ生きるのか?正直、私にもわかりません。この先もわからないと思います。ただ、言えるのは、外にでて、風に吹かれてみてください。空を見上げて流れる雲をみて下さい。そこにある雲も、花や木も、存在の意味など無くてもそこにある。そういうことかもしれません。これで答えになったかは、わからないけれど。貴方の抱える苦しみは、言ってみれば人間が人間たる所以です。人間だからこそ抱える苦しみでもあるかと思います。私も同じように。少しでも軽くなってくれたらと、思います。」
正確には、もっと抽象的で、もっと簡潔だったかもしれません。言葉に含まれる意味を勝手に足しているかもしれません。でも、これだけはハッキリと覚えています。
「野に吹く風に吹かれてみてください。そこにある木や花をみて。」と、確かに氏は仰っていました。
その通り、だと、今にして思います。
とてもとても深く、たった一度の邂逅ですが、何かを変えるに充分な出会いでした。
上野先生、ありがとうございました。
貴方の言葉に救われて、私は今も生きている。。。
余談が長くなりましたが、人には忘れられない、そして運命的な出会いがあるものです。
美世と清霞は、お互いにそんな関係なのではないかな。。。
ファンタジーであり、シンデレラストーリーであり、ロマンチックであり…だけど、大切なことはちゃんと教えてくれる物語りです。
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ネタバレ 購入済み
薄刃家問題は意外とあっさり
不穏に近づいてきた新さんだけど、意外とあっさり話はつきそう。今までの話の展開の仕方の割に、早々と振られていましたねー。新さんに手引きした人がいてそっちの話をしっかりやるのかな。
美世ちゃんは生い立ちもあるけど縮こまりすぎに感じて、こっちも鬱々としてしまう時がありますが、ラストはきっと幸せになるのでしょう。その時は周りから気を遣われないような明るい美世ちゃんが見たいなー。