正直わからないことが多い。
まず、美世の気持ちがわからない。
新に「まだ俺のこと怒ってるんですか」と聞かれて首を横に振ったこと。はあっ!?清霞に対する罵詈雑言、不遜で尊大な態度、嘲笑って見下して蔑んで勝ち誇った態度をとっていたこと、なんとも思ってないの!?
「祖父は俺と君を結婚させる気でいる」の言葉にも「そうですか」だし、新の真っ直ぐな瞳に心揺れるって、なんなの。
清霞に対する想いがその程度なら、香乃子や香耶の脅しにさっさと屈して譲ればよかったのに。
清霞と会いたいとかやり直したいとか、清霞でなければとか言ってる割には、肝心の清霞の気持ちを思いやるところはなく、逆に義浪や新の気持ちは思いやってるんだよね。
清霞のことは4ヶ月ほど生活を共にしてたのに信じきれなかったのに、薄刃の二人のことは簡単に信じるんだね、生まれてから19年、澄美が亡くなって17年も放ったらかしにしてた奴らなのに。正直そんな美世の気が知れない。
清霞の所へ行こうとした時も「またここへ戻ります」とか、清霞を助けたあとも「一緒に帰れなくてごめんなさい」とか、意味わからない。
薄刃の二人を好きになる気持ちがわからない。
薄刃の二人と斎森の三人、どこが違う?
異能がないからと娘に愛情も関心も持てなかった斎森真一と、異能がないからと安心して孫娘を斎森に捨てた薄刃義浪
己の欲望のためには継娘・異母姉を殺すことも平気だった斎森香乃子・香耶と、己の目的のためには平気で正式に婚約している二人を引き裂いて夢見の巫女を己のものにしようとした薄刃新
同じ部類の奴らにしか見えないんですが
まだお話は続くようですが、美世が本当に清霞を信じるのかなあ。なんか、清霞より薄刃の二人を信じたり頼ったりしそう