はらだ有彩のレビュー一覧

  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    昔話の女の子を自分の友人のように考えて解釈していくという視点が面白かった。有名ながらあまり内容を知らない昔話もあったので知識も身につきます。

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    2023年08月10日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    あー確かに!って思うものばっかりだった!男の子の美意識が高いことや何もしてないことなどよく考えれば別に全然良くない?って思うことばっかりだった、

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    2023年07月05日
  • 女ともだち~ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

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    原田さんらしいのだが、紹介されている作品をほぼ読んだこと、観たことがなく、あらいネタバレをくらいつづけている気分になってしまった。

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    2023年05月01日
  • 日本のヤバい女の子

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    NHK FM「青春アドベンチャー」の放送を聴いて興味を持ったので原作も読んでみた。日本の古典や昔話に登場する女の子たちの一考察と言った女子大の卒業論文のような作品、もう少し深い考察も必要ではないかと思うが、最終話の「女右大将」が一番面白かったが、数々のクリエイターが良く題材にする「とりかへばや物語」がなかったのが残念だ、次作があるならもう少し深めた考察が欲しい。

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    2023年03月05日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    1つ1つの物語がとても分かりやすかった。

    昔の女性は理解できない思考に至るのが面白い。
    え!?それで命投げるの!?なんで!?って突っ込みつつ読んでいた。

    それにしても、ヒロインもヒロインだけど、
    周囲の女心が分からない男性も多すぎる。
    仄めかすだけではダメなんだね。

    個人的にヤオビクニのお話が一番好き。

    まるで女性エッセイを読んでいるように読めた本。

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    2022年12月10日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    話によって好き嫌いの振れ幅が激しかった。
    少し感情的かつ感傷的な解釈が入る話は砕けた語り口も相まって女の子のTwitterを見ているような感覚になり自分が読書に求めるものとは少し違ったな…と感じた。パターン化されたツッコミや過剰な共感、肯定パートにインターネットみを感じて白けてしまう部分はあった。
    一方で猿婿入りのような考察は面白くて個人的には八尾比丘尼の話が好き。人間は死別以外でも沢山の永訣を繰り返す例の「生きていてももう二度と入ることのできない部屋」の部分を何度も読み返した。人生の中で自然と訣別することになった沢山のモノやコトに思いを馳せながら少し切なくなった。

    昔話は「昔の価値観クソだ

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    2022年10月10日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    この社会で「別にダメじゃないのに、なんかダメっぽいことになっている」アレコレ。ちょっと立ち止まって、一緒に考えてみませんか?『日本のヤバい女の子』著者による、「ダメ」の呪いを解いて明日が生きやすくなる思考実験エッセイ集!
    読んでると、あーほんとに!って思うことがたくさんあって、こんなに私たちって理不尽な目に普段から遭ってるんだと脱力してしまう。毎日頑張ってる私たち、超偉いじゃん。女子が高級店で払おうとこんな恐ろしい目にあうのかー。自分が経験したことないからびっくりした。育休とかも自分が経験ない分、私も思い至らないところがあるんだろうな。反省。そしていちいちこんなエッセイが書かれなくてもよくなる

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    2022年08月07日
  • 日本のヤバい女の子

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    古典の超現代語訳の部分は良かった。

    著書自身の言葉のchoiceと、考察がなんだか面白く感じられなかった。

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    2022年06月06日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    イラストが豊富なので、堅苦しくなく読み進められるのが良かったです。
    アジア圏はまだ男性らしさ、女性らしさを周りから求められることが多いと思っていましたが、台湾で男子学生のスカート着用が自由化されていたとは知りませんでした。

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    2022年04月08日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    はらださんの著作はいろいろ読んでますが、着眼点と考察が気付きをくれて、普段見逃していたり、さらっと流していることを自分で考えるきっかけになるので好きです。
    やっべー、今日何もしてない……のはダメじゃないんじゃない、がわかりみが深すぎて、、、!!
    まさに今日はそんな日を過ごしたので、今日読めて良かったな。

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    2022年02月05日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    結局のところ、価値観は時代によって変わっていくもので、
    昔の話を今の価値観に照らして「ヤバい」と表現するのはとてもおもしろいのだが、多少疑問が残る部分はある。

    ただ、やっぱりその試み自体はとてもおもしろくて、結果として何百年も前の物語との距離が縮まった気がする。新旧ハイブリッドみたいな、新しい価値観を獲得したような気分。

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    2022年01月23日
  • 日本のヤバい女の子

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    楽しく読める一冊です。

    ギリシャ神話に出てくる神様たちもぶっ飛んでるから、女の子に限定さず、そういう世界のシリーズも読んでみたいな。

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    2021年11月02日
  • 日本のヤバい女の子

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    昔話や童話を通して現代の私たちに女の子であることの制約、理想っていうのがこうだったら良かったのにねっていう風に妄想でお話をアレンジしてくれます!フェミニズムの導入に使えそうな気がします

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    2021年09月25日
  • 日本のヤバい女の子

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    ブスの語源がトリカブトの毒の附子とは知らなかった。なんでも、附子の強い毒で麻痺した表情がブスの語源とされるとか。根っこの部分らしい。
    ザ理不尽なトヨウケビメと、とりかへばやよりはマシだけどよく似た感じの有明の別れという昔話がが気になった。いつか読みたい。

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    2021年09月20日
  • 女ともだち~ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

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    『女ともだち──ガール・ミーツ・ガールから始まる物語』は、『日本のヤバい女の子』『百女百様』などの著書が多くの女性の支持を得たはらだ有彩さんが、小説、コミック、映画、アニメなどの物語のなかで描かれた「女性ふたり」の関係に注目し、「彼女たち」の物語を通して「私たち」に力強いエールを送ってくれるエッセイです。

    比較的読書好きだと自任していたけれど、実はほとんどの作品を未読だった・・・ボーイ・ミーツ・ガールの話ばかり読んでたのかな・・・。今まで女の子の強さや美しさをはらださんのエッセイでたくさん感じてきて非常に気持ちが良かったのだけれど、今回は「ふたり」の関係性にフォーカスが当たっていて今までのエ

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    2021年06月23日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    伝説、物語などに登場する女性のはらだ氏による新解釈。友達に語りかけるようなざっくばらんな口調で、昔々の出来事を要するに今で言えばこういうことじゃんって調子でめったぎり。ほんと女って苦労してるのかも。
    雨月物語の磯良が良かった。

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    2021年06月15日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    過去作が好きだったので続編も読んだ。
    神話や民話を学問的に解説するのではなく、あくまでも物語の女たちを題材として、現代の女たちを元気づける本。なので、ちょっと強引に感じるところもあった。
    各話に出てくるイラストがモダンで素敵。個人的には、山姥とおばあさんが並んでるイラストが一番好き。

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    2021年05月13日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    見た目。
    それは他人を推し量り自分をどう見せたいかを示す「記号」である。
    私は高校までは本当に垢抜けなくて、(大した中身ではないのに)中身が一番、見た目を飾ることはアホくさいと思っていた。
    それを転向させたのはモテたかったから!!!!!
    けれども、ピンクの服なんて「無理」「似合わない」と思っていた。
    (ピンク=モテとは短絡的だが)
    しかしギャルにもなれず、メンズライクもスポーティなのも組み合わせられず、完全に迷子だった。
    有り体に言えば、ダサかった。
    今は彷徨ったおかげでだいぶマシになった(と思う)。

    好きなものを、好きなように着ればよかったのに。
    22頁から29頁までの話はピンク恐怖症の私

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    2021年04月04日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    ネタバレ

    日本の古典に登場する女性たちの行動における意思を現在の視点から推測してみるという内容。
    ポップなタイトルや表紙とは裏腹に、一つ一つの物語について、それに関連する話についてとてもよく調べられていて面白く説得力のある内容だった。
    昔話では女性の行い、怒りや恨み、それに至る心の流れがスルーされているという指摘が印象的だった。女性が怨霊になって人を殺す前に止められたのではないか、誰かが慰めてあげればそれで救われたのではないかという考えがとても優しく、彼女たちに心から寄り添っていると感じた。
    この本で紹介されている女性たちは物語に登場する前から様々なレッテルを貼られ、そのレッテル通りの行動を強制されてい

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    2021年01月30日
  • 日本のヤバい女の子

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    昔の日本に伝わる物語から、現代時代の観点で考察するエッセイ本。
    かぐや姫や浦島太郎など知っている物語もあれば知らない物語もあっておもしろかった。

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    2021年01月05日