はらだ有彩のレビュー一覧

  • 日本のヤバい女の子 覚醒編
    日本の昔話に登場する”ヤバい”女の子たち。彼女たちは、本当に”ヤバい”変わり者だったのだろうか?
    物語に与えられた役割を剥ぎ取って、一人の人間として彼女たちを見た時、そこにある真実の姿とは。


    昔話に出てくる女の子たちについて、固定観念を取り払って考察・想像する昔話×エッセイ×イラストのような本。...続きを読む
  • 日本のヤバい女の子
    日本の昔話や古典に登場する女性たちを取り上げて、現代の視点でツッコミつつ解説している。友達に語りかけるように、彼女たちへの愛とエールに溢れている語り口が心地よい。けっこう知らない話もあったが面白かった。
    続編もあるようなので読んでみたい。
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗
    前作に引き続き「静かなる抵抗」編もとてもよかった。言語化できないもやもやを晴らしてくれてありがとうございます。心に残る言葉がいくつもあり、書き写した。読んだそばから忘れてしまうタイプなので、折に触れて見返してまた勇気をもらいたいと思う。
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗
    前作の続編になるようだが、今回はちょっとマイナーな女の子が多い、もちろんアマテラスやとりかへばやのように超メジャーなのも混ざってはいるだがまるで知らない物語も多かった、その上著者の妄想の連発でちょっとついていけなかったかな、このシリーズもこれで打ち止めって事でいいんじゃない。
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編
    筆者が日本の古典に登場する女性達について、カジュアルな文体だけれども、鋭く深く考察している。まるで、この女性達が姿を変えて現代に生きていて、ファミレスでダベっている感じである。

    それぞれの章末に挿入されている、現代風の姿をした女の子達のイラストが素晴らしくて、毎回ニヤついてしまった。章末のページに...続きを読む
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編
    小さい頃から知ってる女の子たちなのに、ちゃんと女の子の目線で考えたことなかったんだなとこの本を読んで思った。
    今まで何も想像せずに、与えられた情報だけを見てそのまま受け取っていた。
    物事を色々な目線で見れて面白い。いろんな考え方があるんだなと学べる。
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち
    人の服装は自然とみて評価していた自分に腹が立った。
    何で好きな服を理由が無いときちゃいけないんだろうか。好きな服着るのに条件なくない!
    他に見て評価するもの沢山あるよなっておもえた
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない
    「面白がる」と「馬鹿にする」の違いがわかってる人の書き方
    世直し意識(笑)が先行して肝心の人の権利の自由については疎かになりがちな時に読み返したい
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗
    ●なぜ読んだか
    →タイトルと帯のコピーに惹かれた。
    “今ですら生きづらいのに昔やばくない?”
    の言葉に、確かに…!と思い手に取ってみた本。

    ●感想
    →なんだか時代を超えて昔の女性たちから励まされているような、そんな元気が湧いてくる本。
    日本書紀や古事記、今昔物語、平家物語など
    歴史書に登場する女性...続きを読む
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない
    世の中で「ダメ」と定義されているものやことを一旦受容した上で、「それはダメじゃないんじゃない?」と個人的見解を展開していて、詰まるところ誰も否定しない痛快エッセイだった。

    言い回しが軽快で挿絵も素敵。
    年納めに読むことができてよかった。
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない
    「法律」や「作法」ではなく、
    「(理由は説明されないけど)そういうもんだろ」に対して「いや、ちょっと掘り下げてみようや」という本。
    そう思えない私が悪いのか...私だけおかしいのか、でも苦しい、苦しみながら生きるのか...この先の人生も...へらへらしながら...みたいな絶望から「え?それ別にダメじ...続きを読む
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない
    ■自分で勝手に「これはダメ」とラベルを貼ってる事たちも、整理して考えてみれば、自分で緩やかに許せる、かも。

  • 日本のヤバい女の子
    昔ばなしって突拍子のない展開でも、そういうもんだとなんとなく受け入れていたけれど、この本は「なんで?」「ほんとはどう思ってた?」「現代の私ならどう考える?」と、いろいろな側面から読み解き、ツッコみ、昔ばなしの女の子たちに寄り添っていく。
    ジェンダーの問題に限らず、日ごろ当たり前だと思っていることに思...続きを読む
  • 日本のヤバい女の子
    続編の「日本のヤバい女の子 静かなる抵抗」を先に読んでしまったので、こちらの方は有名な物語が多く、割とオーソドックスな内容に思える。

    昔の物語の登場人物と、同世代のように話せたら、というコンセプトをもとにしているので、現代との文化、習慣のギャップもモリモリ。
    少し前の世代だったとしてもギャップがあ...続きを読む
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち
    街で見かけた20人の女性の装いから、著者が想像を巡らせた思考をまとめた本。
    【装いは、生活と愛着に満ちている。装っている人の人生そのものである。】
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗
    1つのお話が5ページ前後で終わるため読みやすいし,区切りもつきやすい。
    昔の話を今の価値観でツッコムのは少しおかしいような気もするけれど,共感できることも多い。どの時代も女の子って大変だ〜〜〜
  • 日本のヤバい女の子
    女の子が、凛としていて、昔から、女の子は、恰好良かったのだな、と思った。

    文章が、話しかけるみたいで、ドキッとして、好きやった。「歴史なのです」には、痺れました。
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち
    結局、好きな服を着ればいい!という事。

    でも「こんな40代、50代ファッションはイタい」という煽り。確かについ読んでしまう記事だ。
    中でも瀧波ユカリさんの「どうでもいいもの」を着続けていると心が死んでいくのを感じる。という言葉を聞くとやっぱり、もっと自由でいいのかと思う。
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち
    街で見かけた女性の服装と勝手に妄想したその女性たちの内面やこれまでとこれからの行動の考察。イラストは、可愛すぎず、ある程度そっけなく、かつ、おしゃれが伝わってGood。パリの3人のおばちゃんと性別不昧のスカートスキンヘッドが特に印象的。
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち
    街中で見かけた、自由に装う女性たちの姿の記録。
    「好き勝手に好きな服着るっていいよね」としみじみ思えるイラストと文章。
    世間の目を気にせず、もしくはわざと反抗して、逸脱した服を好きなように着ている人たちを知ると、生きる勇気がもらえる。
    私はちょっとゴチャゴチャした派手な服を着るのが好き。
    ファッショ...続きを読む