はらだ有彩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見た目。
それは他人を推し量り自分をどう見せたいかを示す「記号」である。
私は高校までは本当に垢抜けなくて、(大した中身ではないのに)中身が一番、見た目を飾ることはアホくさいと思っていた。
それを転向させたのはモテたかったから!!!!!
けれども、ピンクの服なんて「無理」「似合わない」と思っていた。
(ピンク=モテとは短絡的だが)
しかしギャルにもなれず、メンズライクもスポーティなのも組み合わせられず、完全に迷子だった。
有り体に言えば、ダサかった。
今は彷徨ったおかげでだいぶマシになった(と思う)。
好きなものを、好きなように着ればよかったのに。
22頁から29頁までの話はピンク恐怖症の私 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の古典に登場する女性たちの行動における意思を現在の視点から推測してみるという内容。
ポップなタイトルや表紙とは裏腹に、一つ一つの物語について、それに関連する話についてとてもよく調べられていて面白く説得力のある内容だった。
昔話では女性の行い、怒りや恨み、それに至る心の流れがスルーされているという指摘が印象的だった。女性が怨霊になって人を殺す前に止められたのではないか、誰かが慰めてあげればそれで救われたのではないかという考えがとても優しく、彼女たちに心から寄り添っていると感じた。
この本で紹介されている女性たちは物語に登場する前から様々なレッテルを貼られ、そのレッテル通りの行動を強制されてい -
Posted by ブクログ
東京の道端で、大阪の喫茶店で、ハワイのエレベーターで、青島の海辺で、パリの地下鉄で・・・、さまざまな場所で見かけた女性たちとその装いを、はらだ有彩が独特かつ繊細で美しい文章とイラストで描く。さらに特別編には、漫画家でエッセイストの瀧波ユカリさん、東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈さん、作家の王谷晶さん、タレントで文筆家の牧村朝子さんが登場。さまざまな女性、一人ひとり違う装い、それぞれの美しさや良さに力づけられる一冊です。
イラストが豊富だが、短時間しか見ていないはずなのに、すごくテイストが伝わってくるしはらださんの観察眼ってすごいんだなぁ。私は比較的おしゃれを楽しめる方だが、それでもTPO -
Posted by ブクログ
昔話(古典、伝説、怪談)などに出てくるエキセントリックな女性達一人一人に焦点を当てて、作者独特の視点で、現代に置き換えて、彼女達の生き方を再評価していく本。昔の話を通して現代の女性達の生き方を紐解いていくという、温故知新なフェミニズム本(なのかな?)。過酷で理不尽な運命の中で生きぬいた彼女ちの気持ちに寄り添うような優しい視点が好ましかったです。惜しいのは、途中文章が少しまわりくどく感じるところもあったところ。あとがきの漫画のような形態で本文も書いてくれたらもっと良かったかも…。
でも、全体的に面白かったです。私もがんばろう、と思えます。