はらだ有彩のレビュー一覧

  • 「烈女」の一生

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    歴史に名を刻んだ女性たちは、その生の中で何を思い、行動したのか。性別、人種、文化、階級――数々のスティグマの中にあった20人の人生を、『日本のヤバい女の子』シリーズ等で注目を集める気鋭の著者が独自の視点で紐解く。
    毎回燃えるような情熱を感じるはらださんの新作。いろんなタイプの女性が出てきますが、本当に波乱万丈で、今以上にままならないことも多いのに、パワフルに怒り続けたり行動し続ける姿に胸がぎゅっとなる。決していいことばかりじゃないんだけど、周りから好き勝手言われることもたくさんあって大変なんだけど、何にもなれない自分からするとまぶしくて憧れる。今も男女平等とは言いがたい世の中だけど、私たちが次世代のためにしてあげられることは闘い続けること、声を上げることだと思うので、外野が何を言っても女性が苦しまないですむ社会になるよう続けていきたい。

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    2024年05月13日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    日本の昔話に登場する”ヤバい”女の子たち。彼女たちは、本当に”ヤバい”変わり者だったのだろうか?
    物語に与えられた役割を剥ぎ取って、一人の人間として彼女たちを見た時、そこにある真実の姿とは。


    昔話に出てくる女の子たちについて、固定観念を取り払って考察・想像する昔話×エッセイ×イラストのような本。

    昔話というといわゆるそこに秘められた寓話性や、もっと単純に「昔はそういうものだろう」としてしか考えたことがなかったですが、ただ話の上辺をなぞっているだけだったんだなと思い知りました。
    例えば安珍・清姫伝説の清姫への、「今でいうストーカーってやつ?」だったり、八百比丘尼への「不老不死なんて羨ましい!」あるいは「不老不死なんてかわいそう」だったり。そんな物語につきものの感想や役割や固定観念を捨て、現代を生きる一人の女性として彼女たちを見た時、そこにいるのはどこにいたっておかしくない普通の女の子。
    現代だったらこんなことをしているんじゃない? みたいな想像やイラスト含め、とても軽やかです。

    個人的には、『猿婿入り』のある末娘の話が一番心に残りました。自分自身の救済者として自分自身で王子様を作り出した女の子。はっきりとした悪役がいないことも含めて物悲しいのに何だかからっとしている。

    なんだかパワーワードがすごく多くて、元気をもらえました。
    望まない結婚や失恋、誰かが憎くて仕方がない。そんな苦しい状況にいるアナタだって、実はこんな風にも生きていける。どんなところにだって行ける。望むなら、なんだって出来るんだから。そんな気分にさせてくれる本。

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    2024年03月06日
  • 日本のヤバい女の子

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    日本の昔話や古典に登場する女性たちを取り上げて、現代の視点でツッコミつつ解説している。友達に語りかけるように、彼女たちへの愛とエールに溢れている語り口が心地よい。けっこう知らない話もあったが面白かった。
    続編もあるようなので読んでみたい。

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    2024年01月15日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    前作に引き続き「静かなる抵抗」編もとてもよかった。言語化できないもやもやを晴らしてくれてありがとうございます。心に残る言葉がいくつもあり、書き写した。読んだそばから忘れてしまうタイプなので、折に触れて見返してまた勇気をもらいたいと思う。

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    2023年09月17日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    ネタバレ

    前作の続編になるようだが、今回はちょっとマイナーな女の子が多い、もちろんアマテラスやとりかへばやのように超メジャーなのも混ざってはいるだがまるで知らない物語も多かった、その上著者の妄想の連発でちょっとついていけなかったかな、このシリーズもこれで打ち止めって事でいいんじゃない。

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    2023年03月27日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    筆者が日本の古典に登場する女性達について、カジュアルな文体だけれども、鋭く深く考察している。まるで、この女性達が姿を変えて現代に生きていて、ファミレスでダベっている感じである。

    それぞれの章末に挿入されている、現代風の姿をした女の子達のイラストが素晴らしくて、毎回ニヤついてしまった。章末のページに辿り着く前に、「この娘はきっと、こんな髪型で、こんな目付きで、こんな服装で・・・」なんて妄想すると楽しい。予想は当たったり外れたりするが。

    高校の授業で「古文」に苦しめられて以来、古典には全く興味がなかったが、本のタイトルに惹かれ、シンプルに物語として楽しみつつ、古典について身近に感じることができた。大人になってからの楽しい「学び直し」のキッカケになりそうだ。

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    2022年05月30日
  • 日本のヤバい女の子 覚醒編

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    小さい頃から知ってる女の子たちなのに、ちゃんと女の子の目線で考えたことなかったんだなとこの本を読んで思った。
    今まで何も想像せずに、与えられた情報だけを見てそのまま受け取っていた。
    物事を色々な目線で見れて面白い。いろんな考え方があるんだなと学べる。

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    2022年05月05日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    人の服装は自然とみて評価していた自分に腹が立った。
    何で好きな服を理由が無いときちゃいけないんだろうか。好きな服着るのに条件なくない!
    他に見て評価するもの沢山あるよなっておもえた

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    2022年03月09日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    「面白がる」と「馬鹿にする」の違いがわかってる人の書き方
    世直し意識(笑)が先行して肝心の人の権利の自由については疎かになりがちな時に読み返したい

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    2022年01月21日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    ●なぜ読んだか
    →タイトルと帯のコピーに惹かれた。
    “今ですら生きづらいのに昔やばくない?”
    の言葉に、確かに…!と思い手に取ってみた本。

    ●感想
    →なんだか時代を超えて昔の女性たちから励まされているような、そんな元気が湧いてくる本。
    日本書紀や古事記、今昔物語、平家物語など
    歴史書に登場する女性にスポットライトをあて、
    “これって今だとどうなんだろう“と現代に置き換えてあれこれ考えるきっかけになる。
    歴史書もライトに今風にあらすじを紹介してくれているので非常に読みやすくポップで面白い!
    “女性”として生きていく上で元気をもらえる本でした

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    2022年01月13日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    世の中で「ダメ」と定義されているものやことを一旦受容した上で、「それはダメじゃないんじゃない?」と個人的見解を展開していて、詰まるところ誰も否定しない痛快エッセイだった。

    言い回しが軽快で挿絵も素敵。
    年納めに読むことができてよかった。

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    2021年12月31日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    「法律」や「作法」ではなく、
    「(理由は説明されないけど)そういうもんだろ」に対して「いや、ちょっと掘り下げてみようや」という本。
    そう思えない私が悪いのか...私だけおかしいのか、でも苦しい、苦しみながら生きるのか...この先の人生も...へらへらしながら...みたいな絶望から「え?それ別にダメじゃないんじゃない?」って言われることの救い。
    信じきっていたストーリーからの脱出、新たなストーリーの発見。

    流行という刹那的な問題ならまだしも、この本でいうような類の「ダメ」は人生に掛かってくるのでやっかいだ。
    でも、これらに一つずつ立ち止まって思考することは労力がいることでもあるけど、生きることが楽しいのでやめられない。
    友だちには笑っていてほしいし。

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    2021年12月29日
  • ダメじゃないんじゃないんじゃない

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    ■自分で勝手に「これはダメ」とラベルを貼ってる事たちも、整理して考えてみれば、自分で緩やかに許せる、かも。

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    2021年12月02日
  • 日本のヤバい女の子

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    昔ばなしって突拍子のない展開でも、そういうもんだとなんとなく受け入れていたけれど、この本は「なんで?」「ほんとはどう思ってた?」「現代の私ならどう考える?」と、いろいろな側面から読み解き、ツッコみ、昔ばなしの女の子たちに寄り添っていく。
    ジェンダーの問題に限らず、日ごろ当たり前だと思っていることに思考停止せずに、「なんで」「どうして」と考えることをもっと大切にしたくなった。
    考えて、考えて、誰からの心を想像し、寄り添える人でありたい。

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    2021年09月28日
  • 日本のヤバい女の子

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    続編の「日本のヤバい女の子 静かなる抵抗」を先に読んでしまったので、こちらの方は有名な物語が多く、割とオーソドックスな内容に思える。

    昔の物語の登場人物と、同世代のように話せたら、というコンセプトをもとにしているので、現代との文化、習慣のギャップもモリモリ。
    少し前の世代だったとしてもギャップがあるだろう。

    ・夫のことを機転を利かせて助けたにもかかわらず、女に助けられた男は恥ずかしいという概念に照らし、自殺する「おかめ」


    また、物語の伝来が男目線のため、女目線で考えると違和感がいっぱい。

    ・「虫愛でる姫君」は別に、騒ぎ立てるほど異質ではなかった。好きな勉強をして好きな恰好をする一人の女の子だった。オフラインで彼女に関わったせいぜい数十人~数百人の人たちが、勝手に彼女をカテゴライズしたのだ。


    しかし、昔話で残っているものって、これだけいろいろなことが語れるだけの物語的な強さ(それは突っ込みどころが多いという面も含めて)があるのだなと改めて思った。

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    2021年08月15日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    街で見かけた20人の女性の装いから、著者が想像を巡らせた思考をまとめた本。
    【装いは、生活と愛着に満ちている。装っている人の人生そのものである。】

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    2021年07月13日
  • 日本のヤバい女の子

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    女の子が、凛としていて、昔から、女の子は、恰好良かったのだな、と思った。

    文章が、話しかけるみたいで、ドキッとして、好きやった。「歴史なのです」には、痺れました。

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    2020年12月29日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    結局、好きな服を着ればいい!という事。

    でも「こんな40代、50代ファッションはイタい」という煽り。確かについ読んでしまう記事だ。
    中でも瀧波ユカリさんの「どうでもいいもの」を着続けていると心が死んでいくのを感じる。という言葉を聞くとやっぱり、もっと自由でいいのかと思う。

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    2020年12月07日
  • 百女百様 〜街で見かけた女性たち

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    街で見かけた女性の服装と勝手に妄想したその女性たちの内面やこれまでとこれからの行動の考察。イラストは、可愛すぎず、ある程度そっけなく、かつ、おしゃれが伝わってGood。パリの3人のおばちゃんと性別不昧のスカートスキンヘッドが特に印象的。

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    2020年11月03日
  • 日本のヤバい女の子 静かなる抵抗

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    優しくて、パワフルで、軽やかなイマジネーションが、千年前の女の子たちとあなたを自由にする新感覚エッセイ「日本のヤバい女の子」第2弾。女の子たちがわいわい語り合う4コマ漫画も収録。
    前作が面白かったので迷わず購入。これこれ、求めていたのはこれですよ。私、古典とか苦手なんですけど、思いつきもしない発想で物語の彼女たちを自由に解き放ってくれるような感覚にしびれます。読んでいるとなぜか元気になれる。今も昔も逆境に立ち向かう女子たちの「抵抗」が決して卑屈なものではなく、生きるために当たり前の権利を使っていただけなんだなと思う。印象に残ったのは怪力の女子。普段は見せびらかしもしないで、普通に暮らしてたのに。意味不明なちょっかいかけてくる奴っているよなー。失ったものもあるけどスカッとする話。また続編読みたいな。

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    2020年06月28日