保坂祐希のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目
今回も「謝罪」を軸としたお仕事のお話
・技術漏洩
・清純派女優のホスト連れ込み疑惑
・パワハラ社長からの謝罪強要
・大企業社長の隠し子認知
細部にリアリティのない設定があるので、お仕事小説というよりは、お仕事エンターテイメントかな
研究室に携帯電話の持ち込みは制限されないの?
テールゲート対策もしっかりしようよ
普通は監視カメラ撮ってるでしょ
入退室記録はデジタルで個人と結びつけて記録しましょうね
データの保存がローカルPCのみ?バックアップは?
そもそもフォレンジックされてないの?
USBの制限もされているべきだよなー
流石に発表前に動作確認くらいするでしょ?
会見を延期するのが現実的なところではなかろうか?
作中でも言及されているけど、ただ発表するだけじゃ意味ないんだよね
学術的には論文掲載が必要だし、特許申請が一番の明確なラインでしょう
とツッコミを入れようと思えばいくらでも入れられるけど、お仕事エンターテイメントなので細部のリアリティには目をつむって読むのが吉
光希さんは謝罪のお仕事に見事ハマってしまいましたねぇ
機器としてお茶を淹れて覗きにいく姿よw
それにしても、山王丸の行動原理が前作にも増して謎
母親の存在がちらほら
公認会計士だった母が罪をなすりつけられ謝罪したという過去
母親の存在を隠したいのかどうしたいのかよくわからん
情報から遠ざけようとはしていないけど、ダミーの母親を用意してまではぐらかすのは異常かな
「許されない謝罪に価値はない」というポリシーは、ここまで思わせぶりな描写があるんだから、やはり母親絡みだとは思うんだけどね
あと、事務所を改装しない真の理由も結局明確になってない
前作ではアパートを建て替えないのにも理由があったように、何か裏事情があるはずだけど、まったく見当がつかないな
そして一番の見どころは何と言っても氷室
「これが……恋?」で笑ってしまった
あと、そのオチにもw
前作でも「嫉妬……?これが……ヒトの感情」と自分でも驚いてたね
こいつ、本当に開発されたアンドロイドなんじゃね?w
その後も不整脈に苦しむ姿が度々見受けられる
そこに色気を感じるけど、それは錯覚かなー
今回でもちゃんとオチついてないので完結ではない
さて、続編はいつですかね? -
購入済み
サスペンスタッチ
明日うなぎ屋で外食予定なのだが。
ショッキングなプロローグから始まって、非常にテンポの良いたたみかけるような文体で物語が展開してゆく。告発 ドキュメンタリーものとしての値打ちは当然あるが、キビキビした語り口で物語 読み物としても十分に楽しむことができる。 -
Posted by ブクログ
「謝罪コンサル」という、ちょっと変わったお仕事のお話
中堅芸能事務所の新入社員の篠原光希は先輩社員からの雑用をこなしている途中、荒田社長からいきなり呼び出される
そこに宅配業者が運んできたダンボールの中から出てきたのは、全身に怪我をした所属芸人の門田
彼は人気アイドルと結婚しながらも、格闘家の妻で料理研究家とW不倫したらしい
就職面接の際のやらかし謝罪を評価されて採用になた光希は本件の「謝罪担当」に任命される
そしてまた、説明もなく公認会計士の看板を出している「山王丸研究所」の事務所事務所へと連れて行かれた先で目にしたのは、先日自分がテレビで見た有名料亭の食品偽装の謝罪会見に出ていた女将と社長
光希は謝罪会見で感動したが、それが実は仕組まれたものと知る
「許されない謝罪に価値はない」と言う山王丸に対し、誠意はないが許される謝罪というものに疑問を感じた光希は誠意ある謝罪会見を開こうと意気込むが……
表向きは公認会計士事務所
と同時に、勝率100%を誇る「謝罪コンサルタント」を請け負うエンターテイメント小説
プロローグの料亭の謝罪会見
元ネタはもちろんアレですよね
賞味期限の偽装とか産地偽装とか食べ残しの再利用でしたっけ
本当の謝罪会見はかなり荒れましたよね
女将が「頭が真っ白になったといいなさい」と隣で囁いてたり、
「食べ残し」ではなく「手付かずのお料理」という表現を求めたり
今、あの人達ってどうなってるんだろ?
作中みたいな流れだったら実際に世間は許したんだろうか?
芸能人の不倫の謝罪会見って一体誰に謝ってるんだろうね?
個人的な意見としては、別に誰が誰と不倫しようと当事者たちの問題なだけで、世間に謝る必要はないと思うよ
ってか、一番の問題は完全に家庭内な問題を広く世間に知らしめるマスコミ
散々自分たちで煽っておいて、謝っても追求する体制にしてるのは完全に自分たちの利益に利用してるだけだものねぇ
それに利用される世間の人たちも何だかなぁとも思う
そう言えば、女性関係でやらかしたのにダメージになってなかったりぬるっと復帰してたりする人がいる不思議
狩野英孝はその典型かな
やった事自体は人数だけでなく未成年が相手ということもあって、民事だけではなく刑事的な問題も絡んできてるはずなのに、なぜか今でも普通にテレビに出てるよね
その会見のときの受け答えもはぐらかしというわけでもないけど、何だか面白いところもあってあまり批判はされてなかった?
うーん、不思議ですねぇ
2つ目のエピソードは謝罪コンサルの仕事は関係なくない?
ちょっと変わったお仕事小説という看板を掲げるんだったら1冊目でわざわざ章を割いてまでやるべきネタではないよね
ちなみに、父親が海外旅行に行かせたくないとか結婚に反対という不自然な描写
パスポート作るにも戸籍が必要だし、結婚なんかはもろに戸籍の問題が絡んでくるので
そっち系の事情があるんだろうなぁと容易に予想できる
アパートを建て替えないとか、ギャンブルを毛嫌いしているとか、使途不明金とか、なんだか怪しい理由があるように思えるけど、全てつながってしまえば想像に難くない
それより疑問なのが、山王丸が度々「友達じゃないか」と強調していた真意
後々の伏線かな?と思ったけど、特に回収されてなくね?
一応、暴利な利率でお金を貸してたけど、その辺もどうなったとかのオチとしては使われてない
山王丸の行動原理がわからん
最後のエピソードは政治家の献金
献身的な秘書がいて、政治家が「秘書がやったことですが、全て私の責任です」といって漢気ある対応として解決してたのが昭和の時代でしたねぇ
近年ではそんな言い訳が通用しなかったり、大臣自身が自殺したり
どっちがいいのかは判断しにくいですね
今までで、印象に残ってる謝罪会見といえば山一証券
「経営陣が悪いのであって、社員は悪くない」と言い切り
涙ながらに社員の行く末までお願いしていたのが印象的
最近の謝罪会見って言質を取られないように、自分の責任を曖昧にという風潮なので、こんな会見はもう見られないんでしょうねぇ
あと、氷室のセリフが一番ウケた
「嫉妬……?これが……ヒトの感情」」
アナタは機械か何かなの?w
全体を通して
ドラマで「リスクの神様」というのがあって、企業のリスク管理に着目した新しい視点のお話だったわけで
その中で謝罪会見のシナリオ対応してた部分を取り出した感じになってる
発想としては面白い
ただ、だとすると2つ目のエピソードは謝罪要素がないので、全体のストーリーのテーマとしてはブレている
そのエピソードが後の伏線になっているならまだしも、特に回収されている要素がない
全部謝罪会見のエピソードじゃダメだったのか?
普通に続編を作れそうな終わり方なので、もっと壮大なストーリーのお話なのかな?と思わないでもない -
購入済み
興味を引く始まりかた
タイトルとカパーのイラストの包丁、死体の目の表現、登場人物の紹介へと分かりやすい。ややスーパーの描写で同じ内容が繰り返されるのが気になり、政治絡みの話はもう少し丁寧に描写して欲しい。でも、始まりから興味がそそられました
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Posted by ブクログ
御社に届け、母の願い!
「ええねん。泣いても笑っても、これが最後の過保護なんやから」
大学4年生になっても、お家でごろごろゲーム三昧の息子。
さすがにマズいのでは……と母が気づいた頃には時すでに遅し!
息子の同級生たちは、既に数多の内々定を手にしていた。
「ゲーム会社なら働いてもええかも」と、ようやく就活を始めたは良いものの、そこから先は苦難の連続。
容赦ない“お祈りメール”の嵐に、親子の絆にさえ亀裂が走り!?
わが子を想う母の愛が胸を打つ、リアル就活奮闘小説。
「明日から」が口癖の主人公。
あれ、コレうちの子かな?と思った。
「ゲーム会社なら働いてもいい」
やっぱりうちの子だー。
しかし、大手メーカー役職付きの母が、息子が大学4年まで就活してない事に気付かないって設定は無理があるだろう。
息子も楽天的で、小説の主人公とわかっていても頭が痛くなる。
一念発起、という程の情熱は無いが、それでもやっとこさ腰を上げて就活の世界に踏み込んで行ってからはもう母目線。
自分の時の就活と、現在の就活の違いも面白く興味深かったな。
でも結局は早め早めに先手を打った、コツコツ頑張れる子が勝利を掴むよね。
そこは今も昔も変わらない。
主人公もなんとか掴み取った内定だけど、えー!そんなラストなの?とびっくり。
まぁ、お膳立て部分で頑張ったのは母親だもんね。
手に入れたモノにありがたみを感じないんだろうなぁ。
いまどきの大学生はこんなもんなのかも。