保坂祐希のレビュー一覧

  • 人斬り美沙の人事査定帳

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    痛快!
    人斬りと恐れられる人事部長美沙子と、その手下?の若手男性社員入江が、社内の悪を斬る!
    時代劇好きな二人なので、口調が時代劇ぽくなるところが面白い。
    「おぬし、ぬかるでないぞ」「ははっ」とか。

    秘書室の女同士の争いや、パワハラセクハラの営業部など、どこにでもありそうな問題を、入江があっぷあっぷしながら巻き込まれ奮闘し、最後に水戸黄門よろしく美沙子が登場してぶった斬る。

    なかなか爽快すっきりで楽しく読めたので、また続きを読みたい。
    保坂祐希さんの本、面白い。

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    2022年11月20日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    炎上必須の謝罪会見を、穏便どころか最終的には好感度を上げて火消ししてくれる、謝罪コンサルタントと、そこに出向した若手女性のお仕事小説。

    凄腕で法外な報酬の謝罪コンサルタントだなんて、胡散臭さプーン。
    でも読みながら、面白くて、アリだな!と思った。
    デビ夫人や吉兆おかみなど、現実の誰かを彷彿とさせる人物が出てきて楽しい。

    とりあえず日本の政治家や企業の謝罪会見は、この謝罪コンサルタントにお願いしたらいいよ!まずはつい最近失言した大臣から...
    騙されたとしても、心を打たれる謝罪会見というものを見てみたい!

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    2022年11月12日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    意外?に面白かった。
    冒頭の謝罪会見の場面から引き込まれた感じ。
    謝罪会見という負のイメージが強い内容なのに最後はホロっとさせられた。
    続編も読みたい。

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    2022年11月03日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    大変面白く読ませて頂きました。
    表紙からは想像してなかったキャラたちで
    びっくりしましたが面白かったです。
    オチがいつもスッキリ爽快で
    そういう事かー!とやられた感も
    味わえるし好みの作品でした。
    続編も手元にあるので続けて読みたいと
    思います。

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    2022年09月24日
  • 人斬り美沙の人事査定帳

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    痛快!なお仕事エンタメ。
    人斬り美沙が気持ちいいほど斬り捨ててくれるので気分スッキリ爽快で読めます。
    武士かぶれしてるのもおもしろい。あと入江が不憫。不憫でかわいいのでぜひこのまま不幸な感じでがんばってほしい(鬼

    私的には天野氏がお気に入りなのでこのまま突き進んで歪んだ出世街道を歩んでほしい。

    そのうち映像化しそうだねー!

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    2022年08月14日
  • 大変、大変、申し訳ありませんでした

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    献本いただきました。

    山王丸もアンドロイド氷室も光希もみんな元気そうでなにより。

    謝罪をエンタメ化する相変わらずの山王丸のキレキレ具合にいいぞいいぞとほくそ笑む。
    私的には氷室の壊れ具合が最高なので、これからどんどん壊れていってほしい笑

    ヒロインのIQ低すぎてイラつくレベルですが引き算的にこれが大正解で、山王丸と氷室のキャラの濃さをいいかんじにマイルドにしてくれてます。
    これでヒロインまでくせが強いとカルピス現役でキメた感じの喉越しになってしまうからね…

    続刊に期待ー!

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    2022年06月19日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    久しぶりに楽しく読めたエンタメコメディだった。

    自分も山王丸事務所で働きたい!


    山王丸に玉木宏さん
    氷室に松田翔太さん
    光希に永野芽郁さん…

    とか、いつのまにか珍しく登場人物のほとんどを思い浮かべながら読んでいた。

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    2021年11月09日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    「謝罪コンサル」という、ちょっと変わったお仕事のお話

    中堅芸能事務所の新入社員の篠原光希は先輩社員からの雑用をこなしている途中、荒田社長からいきなり呼び出される
    そこに宅配業者が運んできたダンボールの中から出てきたのは、全身に怪我をした所属芸人の門田
    彼は人気アイドルと結婚しながらも、格闘家の妻で料理研究家とW不倫したらしい
    就職面接の際のやらかし謝罪を評価されて採用になた光希は本件の「謝罪担当」に任命される
    そしてまた、説明もなく公認会計士の看板を出している「山王丸研究所」の事務所事務所へと連れて行かれた先で目にしたのは、先日自分がテレビで見た有名料亭の食品偽装の謝罪会見に出ていた女将と社

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    2021年08月20日
  • 大変、申し訳ありませんでした

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    献本いただいたぞー!

    謝罪会見ってだれかが台本書いてるんだろうなーとは思ってたけど、なるほど謝罪コンサルねとふむふむ。

    たしかに山王丸くらい振り切ってないとこんなクソみたいな謝罪をエンタメに仕上げられないよな!
    失言と失態にあふれる現代で、需要しかないビジネスじゃん(もっと早く気づいて起業すべきだった!笑笑)


    私的にはもっとギャラとっていいのでは、随分のリーズナブルじゃない!?と思ってしまうほど性格の悪いわたしなのできっとお役に立てます!と履歴書を持ち込みたい所存。
    年収は1500くらいでいいんで、おねがいします(にっこり

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    2021年07月15日
  • 黒いサカナ

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    もう何年もうなぎを食べてないなぁ。どちらかというとうなぎよりアナゴが好きだし(笑)。
    お金になるとわかるとこうも色々考えつくのかもね。先が気になって一気に読んでしまった。

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    2021年02月16日
  • 黒いサカナ【無料配信版】

    匿名

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    今まで読んだことのない作者の方でしたが良かったです。登場人物の描写が全体的に多少軽い気もしましたが(その分読みやすいかも)、題材自体が非常に興味深く楽しめました。

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    2020年12月04日
  • 黒いサカナ

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    福島原発の汚染水、海洋放出の方向で27日にも決定かと言われていたが、昨日、経産大臣が「さらに検討」表明のタイミング。この小説のように、密かに放出実験しているのでは?

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    2020年10月24日
  • 黒いサカナ【無料配信版】

    購入済み

    興味を引く始まりかた

    タイトルとカパーのイラストの包丁、死体の目の表現、登場人物の紹介へと分かりやすい。ややスーパーの描写で同じ内容が繰り返されるのが気になり、政治絡みの話はもう少し丁寧に描写して欲しい。でも、始まりから興味がそそられました

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    2020年08月23日
  • 死ねばいい! 呪った女と暮らします

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    ネタバレ

    読み始めると、なんとなく構成が見えてきます。それを裏切られるわけでも無く、予想道理のオチで進んでいきますが、ポイントはそこではなく、70代のこの世代の二人のやりとりがとても面白く、中盤からは一気に読みました。
    もしくは、歳をとっても単調な生活と感じている年配者(私など)には少なからず思い当たる節があり、共感を感じるシーンがあるのかもです。
    同じ男性を愛していたことや、その二人が仲良く生活する、また娘さんの出来過ぎさ等、ドラマ仕立て感は否めないですが、それでも、

    とにかく、言いたいのは、不覚にも涙腺が緩んでしまったと言うことです。

    合掌

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    2025年11月17日
  • 大変、大変、申し訳ありませんでした

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    ネタバレ

    前作がとても面白かったので
    期待値高すぎた感があります。
    光希同様「下級国民」なので
    彼女に共感しながらも
    いや、それはだめやつ!!ってくらい
    どんくさいと言うか、報告しろ!!
    報連相だ!!みたいに思って
    読んでいるとイライラする事多々。
    それでもそんな光希をうまく活用する
    山王丸のコンサルタントとしての能力が
    素晴らしい。
    氷室との関係がどう転がっていくのかも
    楽しみのひとつになりそう。

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    2025年08月07日
  • 死ねばいい! 呪った女と暮らします

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    ネタバレ

    どうやら自分はお年寄りが主人公のお話が好きらしい。登場人物が人生を積み重ねていることで、物語に厚みが出るのだろうか。

    このお話では、旦那によそで女をつくって出て行かれた真理子と、突然真理子のもとに現れた加代の旦那が同一人物だった、ということがわかる。
    旦那が死ぬ間際に真理子への想いを口にしたことで、加代が亡き夫の意向を大切にしようと真理子の家を訪れた。
    もうこれだけで泣ける。
    しかもこれをやってるのがおばあさんというところも泣ける。
    おばあさんというだけでスパイスがひとつ加わる気がする。
    お年寄りはずるい。

    あと、真理子のように年金暮らしでつまらない日々を送っているおばあさんが、加代のよう

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    2025年04月20日
  • 「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました

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    ネタバレ

    高校卒業と共に家を出て疎遠になっていた息子が1人で暮らす母の元に帰ってくる話。大学の准教授となった55歳の息子が妻と離婚すると言って実家で暮らし始めた。息子の今後、自分の老後、健康問題と晴恵には悩みが絶えない。
    タイトル通り。読みやすかった。突然戻ってきた息子、30年以上ぶりの2人暮らし、初めての2人の旅行と怒涛の展開。息子には借金があり妻と離婚したいと言うが、家事の一つもできない息子が1人で生きていけるとは思えないと頭を悩ませる晴恵。なんとも言えず身に積まされる感じが…。

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    2025年03月29日
  • 死ねばいい! 呪った女と暮らします

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    佐伯真理子(76歳)は、台風の夜、庭に倒れていた加代(73歳)を助け、しばらく一緒に住むことに。
    節約、節制を続け、面白みのない毎日を過ごしていた真理子にとって、破天荒で、金遣いも豪快な加代の存在は、新鮮で刺激的!でもその女の正体は…。
    読みやすくて面白かった。一気読みでした。

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    2025年01月01日
  • 死ねばいい! 呪った女と暮らします

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    ちょっと現実では考えられないような話だけど、こんなご時世だからこそ老後ぐらいは誰かと笑って過ごしたいなー。

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    2024年09月19日
  • 「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました

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    題名に惹かれて読んだ。読み始めからサザエさん的なご近所ホームコメディかと思ったが、親子、夫婦の再生物語。介護する側の気持ちに触れる部分や、高齢になってから病気の告知を受け入れる場面は、きっとそうなんだろうなとリアリティがあった。

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    2024年06月19日