保坂祐希のレビュー一覧
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御社に届け、母の願い!
「ええねん。泣いても笑っても、これが最後の過保護なんやから」
大学4年生になっても、お家でごろごろゲーム三昧の息子。
さすがにマズいのでは……と母が気づいた頃には時すでに遅し!
息子の同級生たちは、既に数多の内々定を手にしていた。
「ゲーム会社なら働いてもええかも」と、ようやく就活を始めたは良いものの、そこから先は苦難の連続。
容赦ない“お祈りメール”の嵐に、親子の絆にさえ亀裂が走り!?
わが子を想う母の愛が胸を打つ、リアル就活奮闘小説。
「明日から」が口癖の主人公。
あれ、コレうちの子かな?と思った。
「ゲーム会社なら働いてもいい」
やっぱりうちの子だー。
しかし、大手メーカー役職付きの母が、息子が大学4年まで就活してない事に気付かないって設定は無理があるだろう。
息子も楽天的で、小説の主人公とわかっていても頭が痛くなる。
一念発起、という程の情熱は無いが、それでもやっとこさ腰を上げて就活の世界に踏み込んで行ってからはもう母目線。
自分の時の就活と、現在の就活の違いも面白く興味深かったな。
でも結局は早め早めに先手を打った、コツコツ頑張れる子が勝利を掴むよね。
そこは今も昔も変わらない。
主人公もなんとか掴み取った内定だけど、えー!そんなラストなの?とびっくり。
まぁ、お膳立て部分で頑張ったのは母親だもんね。
手に入れたモノにありがたみを感じないんだろうなぁ。
いまどきの大学生はこんなもんなのかも。 -
Posted by ブクログ
夫を亡くし、義母と2人暮らしの冬美は、認知症の義母に泥棒扱いされて、当選の連絡がきていた〈豪華客船で日本をめぐる十日間の旅のコース〉に衝動的に向かい、クルーズ船に乗り込む。
そこで、スタッフの早苗に親切にしてもらい、常連客で裕福な茉莉とも親しくなる。
同じ65歳の3人の偶然に生まれた友情は、3年後の再会を約束して十日間の旅は終わる。
認知症の義母を放ったらかしにして豪華客船に飛び込んだ冬美だったが、最初は義母のことが心配でいつ引き返そうかとヤキモキしているのがよくわかる。
すんなりと旅を楽しめたらよかったのに…と少々残念な気持ちにもなる。
何も知らない早苗や茉莉だったのだが、彼女たちも抱えているものがあって…。
悩みはあれど、誰かに話すことで少しは楽になるのかもしれない。
それぞれに辛い経験をしながらも豪華客船という非日常を堪能できるのは、素敵なことだと思う。
先日、数年ぶりに幼馴染と会って、彼女も退職してから豪華客船で旅をして楽しかったと聞いた。
行きたい気持ちが余計に膨らんできた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めると、なんとなく構成が見えてきます。それを裏切られるわけでも無く、予想道理のオチで進んでいきますが、ポイントはそこではなく、70代のこの世代の二人のやりとりがとても面白く、中盤からは一気に読みました。
もしくは、歳をとっても単調な生活と感じている年配者(私など)には少なからず思い当たる節があり、共感を感じるシーンがあるのかもです。
同じ男性を愛していたことや、その二人が仲良く生活する、また娘さんの出来過ぎさ等、ドラマ仕立て感は否めないですが、それでも、
とにかく、言いたいのは、不覚にも涙腺が緩んでしまったと言うことです。
合掌 -
Posted by ブクログ
ネタバレどうやら自分はお年寄りが主人公のお話が好きらしい。登場人物が人生を積み重ねていることで、物語に厚みが出るのだろうか。
このお話では、旦那によそで女をつくって出て行かれた真理子と、突然真理子のもとに現れた加代の旦那が同一人物だった、ということがわかる。
旦那が死ぬ間際に真理子への想いを口にしたことで、加代が亡き夫の意向を大切にしようと真理子の家を訪れた。
もうこれだけで泣ける。
しかもこれをやってるのがおばあさんというところも泣ける。
おばあさんというだけでスパイスがひとつ加わる気がする。
お年寄りはずるい。
あと、真理子のように年金暮らしでつまらない日々を送っているおばあさんが、加代のようなスーパー明るいおばあさんと一緒にいることで明るく楽しい日常を送るのもいい。
さらに、加代がいなくなってそのギャップで寂しくなっちゃうのもやばい。
親孝行、祖父母孝行したくなっちゃう。
やはりお年寄りが主人公のお話はいい。
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Posted by ブクログ
すごいタイトルだな…と思い手に取りました
どんなはちゃめちゃな息子が来るのかと
ドキドキしてましたが
そんな激しい内容ではありませんでした笑
軽めであっという間に読める一冊です
ずっと母親の周りをうろついていた息子が
何かをきっかけに疎遠になってしまう
想像して、切なくなりました。
私はいま小さい子どもたちと生活していて
毎日『ママー!ママー!」と呼ばれる生活に
若干疲れも感じてますが笑
この期間がどんだけ尊いか改めて感じます
子どもはいくつになっても子供だけど
今を大切にしなきゃな
あとは老後も毎日心配してくれるような
友達が近くにいるといいな。