中山芳一のレビュー一覧
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人類が古来から続けてきたこと、たとえば料理をすること、友達とコミュニケーションを取ること、自分を高めるための遊びをすること。これらを大切に続けていくことで、人間としての力は自然と高まっていく。本能に根ざした営みは本来善であり、人間は昔からそれらを大切にしてきた。自然に行ってきたことこそ、実はとても重要なのである。
一方で、無駄な習い事や無駄な遊び、バーチャル空間だけで完結する活動の多くは、現実の力にはなりにくい。それらはあくまで「ごっこ」に近く、現実の生活や社会の中で直接役立つ経験とは言いがたい。
だからこそ、料理をすること、友達と遊ぶこと、アナログでリアルな世界の中で遊ぶこと、自然の中で遊ぶことが大切である。これらは子どもにとっても、大人にとっても、人間としての教育に大きく役立つ。
こうしたことを意識して生活していくと、子どもの主体的な力は自然と伸びていく。具体的には、日記を書くこと、本を読むこと、友達と遊ぶこと、自然の中で体を使って遊ぶことなどである。自然の中で体を動かし、頭を使いながら遊ぶことで、子どもたちののびのびとした力が育っていく。
また、人前で話すことや言葉を使う力も、昔から大切にされてきた。これらは何度も繰り返すことで身につく。さらに、よいお手本をたくさん見ることも重要である。つまり、モデリングが必要なのである。
よい手本を大量にインプットし、自分なりに何度も練習を重ねていけば、自然と力は身についていく。物事はシンプルに考えればよいのである。
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東大に合格方法や、受験のための勉強法が書いてある本ではなく、東大に合格できた人の共通点を明らかにする本。
簡単に言うと、東大に受かる人は非認知能力が高い傾向が強いらしい。
たしかに、やりたくないことを黙々とやり切る力、人に言われたことをこなす力が高い人ほど、成績もいいというのは直感的に理解できたので、よく読みたいと思い購入しました。
受験生だけではなく、社会人にも通用する内容。
目標の立て方や、達成の方法、ポジティブとネガティヴを行き来するなど、なるほどと納得できる話が多い。
やりたくないことをやり切るためには?モチベーションの上げ方についても事細かに書いてあります。
さらに、「ドラゴン桜」のワンシーンもあって、読むだけでモチベーションが高まります。
世の中にあるいろいろなことは、大抵やりたくないことで、そのやりたくないことで結果を出すため、下地になる気持ちの整え方が豊富に紹介されています。
数年前に途中まで漫画を読んでいましたが、忘れていた場面もあって、改めてモチベーションを上げるのにいい漫画だなぁと思いました。
たとえば、目標のラインを二つ決めておくとか。
最低これだけはというラインと、理想のラインを決めるという話は、今でも使える。
現実の悩みやモヤモヤも、具体的な手立てがあるかないかでは大きく気持ちも異なるので、問題解決のための自分の気持ちの立て直し方の手本としてもいいと思いました。
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非認知能力に関する本を、これまでまともに読んだことがなかったので、読んでみました。
この本はいわゆる「積読」のようになっていたのですが、昨年、たまたま、著者の中山芳一さんの話を聞く機会があり、それを機に「早く読もう!」という気になりました。
が、それでもしばらく積読状態は続き、ようやく先日読み始め、そして読み終わりました。
非認知能力の定義は、どうやらとっても緩やかなのですが、それこそが、非認知能力の非認知能力たる所以、といえそうです。
逆に、もし、厳密に定義できるならば、それは、非認知能力ではなく、認知能力ですので。
非認知能力を伸ばすチャンスは、特別なものではなく、日常生活にあふれている、というのは、とても共感できますし、とても希望が持てることだと思います。
また、認知能力と非認知能力は、決して、相反するものではなく、それぞれがリンクしながら向上し得るもの、という点は、重要だと思います。
自分自身については、体験を経験に、経験を学びに変えるよう、また、自分の子どもについても、体験を経験に、経験を学びに変えられるよう、いろいろ工夫していかないといけないな、と考えさせられた一冊でした。 -
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僕は以前、中山さんの非認知能力の本を読んだことがあります。
今回は、より理解が深められればいいなと思い本書を手にとりました。
非認知能力とは、簡単に言うと、
数値化や可視化ができない人間力。
今まで知っていたことに加え、
非認知能力には、
①満点がないこと
②逆にあり過ぎるとマイナスに転じる可能性もあること
③AIとの差別化を図れるものであること
を覚えておこうと思いました。
本書の中にあった、メタ認知(モニタリング)はものすごく大切な能力だと思いました。
自分を俯瞰してみること。
リアルタイムでできることが理想ですが、まずは時間が経ったあとの「振り返り」を大切にしたいと思います。
自分の発言は適切だったか、行動はどうだったか、次のためにどんな対策を講じるか。
この能力は、円滑なコミュニケーションを図る上で、必要不可欠であると感じました。
非認知能力。
自分に足りないところを少しでも伸ばし、今後も自己成長できれば良いなと思います。 -
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ネタバレ・自主性を持った上で、主体性を。守破離。
・いつもの当たり前にプラスαを入れてみる。
・当たり前を崩してみる。
・前向きにあきらめる→問題が起こったときに解決策や打開策を考え、新しい一歩(問題解決)を踏み出す。
・精度の高いモニタリング=メタ認知
①自ら行ったモニタリングと他者が行ったモニタリングとの間にできるだけズレがないこと
②モニタリングの内容が具体的であること
③自分が抱く感情や自分の置かれている状況に左右されないこと
④モニタリングがタイムリーにできていること
⑤モニタリングしたことが次のコントロールにつながりやすいこと
・リフレクション(振り返り)、フィードバック、フィードフォワード
・自分のための夢と、誰かのための夢
・偶然を味方につける
①新しいことを知ろうとする好奇心
②ピンチさえも楽しむことのできる楽観性
③まずは行動してみようとする冒険心
④状況に応じてしなやかに対応できる柔軟性
⑤あきらめずに続けられる持続性
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Posted by ブクログ
非認知能力とは何か、VUCAとは何か、自分を知る方法について知りたくて、この本を読みました。
非認知能力とは、数値化できない人間力。具体的には、意欲・向上心、自信、楽観性、自制心、忍耐力、レジリエンス、コミュニケーション力、共感性、社会性・協調性。
自分にはどの能力があって、逆にどんな能力が足りていないのかが明確になりました。
今の時代、総合力がないと社会でやっていけないなと思いました。
そして何より、一番大事で土台となるのが、
やはり「自己受容感」
結局、自分で自分のことを認めてあげられないと、どんな環境にいても上手くいかないし、幸せになることも難しいんだなと痛感しました。
一番の課題。
自己受容感を高めること! -
Posted by ブクログ
本当に頭のいい子とは「自分の力で課題を見つけ、解決し、社会のなかで自らの道を切り開いていける子のこと」、その通りだと思う。
これからの時代は「問題を解決する力」よりも「問題を発見する力」が大切。課題を見つける力がなければおきている問題に気がつかない。
筆者が巻末で「12歳から18歳という、子どもが自ら選び、判断し、責任をもって行動するこの時期の経験が、将来の選択肢と成果を左右するのです」と述べています。これは「自律」という資質も含まれており、まさに教育現場の目指すべき生徒像に重なります。
さらに、大学受験につながる内容であることが、学校現場の人間にとてもありがたい。
これまで拝読し、参考にしているものにもつながって、私にとっては良書であった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【繰り返し読みたい】
非認知能力、最近よく聞く言葉ではあるがそれが何か知らないまま読んでみたが、まさに今自分に(誰もに)必要な力のことだった。
自分のことを知る→価値観によって自分の目指すべきところを知る→メタ認知。俯瞰して現在地と目指すところのギャップを認識し、どうすれば目標に向かえるかを知る→行動に移す。行動とは一度限りのことをいうのではなく、やってみる〜失敗〜振り返って違う方法で試す〜などの行動を習慣づけられている状態のこと。
子育てにも活かしたいが、その前に自分が自己成長を止めないことがまず大切(説得には感情、信頼、理論が必要なため)だと思った。