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「非認知能力」は、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン博士によって世界で初めて提唱されました。
例えば、コミュニケーション能力や思いやり・共感性、忍耐力・自制心、意欲・向上心などといった、テストでは数値化が難しい幅広い力や姿勢を含み、学歴や仕事など将来の成功の支えとなるものとして、今、世界的に注目されています。
子どもにとっても、大人にとっても必要とされる非認知能力は、どうやって身に付けていけばよいのでしょうか?
そもそも、この非認知能力とはどのような力なのでしょうか? なぜ、今、これほどまでに注目を集めているのでしょうか?
これらの問いに理論と実際を交えてわかりやすく答えるとともに、産官学民ですでに始まっている大人たちの挑戦についても紹介しています。
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Posted by ブクログ
非認知能力に関する本を、これまでまともに読んだことがなかったので、読んでみました。
この本はいわゆる「積読」のようになっていたのですが、昨年、たまたま、著者の中山芳一さんの話を聞く機会があり、それを機に「早く読もう!」という気になりました。
が、それでもしばらく積読状態は続き、ようやく先日読み始め、そして読み終わりました。
非認知能力の定義は、どうやらとっても緩やかなのですが、それこそが、非認知能力の非認知能力たる所以、といえそうです。
逆に、もし、厳密に定義できるならば、それは、非認知能力ではなく、認知能力ですので。
非認知能力を伸ばすチャンスは、特別なものではなく、日常生活にあふれている、というのは、とても共感できますし、とても希望が持てることだと思います。
また、認知能力と非認知能力は、決して、相反するものではなく、それぞれがリンクしながら向上し得るもの、という点は、重要だと思います。
自分自身については、体験を経験に、経験を学びに変えるよう、また、自分の子どもについても、体験を経験に、経験を学びに変えられるよう、いろいろ工夫していかないといけないな、と考えさせられた一冊でした。
Posted by ブクログ
子どもの教育方針を考えるための一冊目として、非認知能力についての説明と伸ばし方を求めて読みました。非認知能力とは何かから実施可能レベルに具体的な取り組みの事例(実際に使用したワークシートの写真なども掲載)が書かれており、非認知能力の全体像を理解するうえではとても良い本でした。一点挙げるのであれば、この本ではOECDの社会情動的スキルは3項目に分けられているが、OECDでは2021年に3項目からさらに細かく5項目に分けた形が提唱されており、他の書物を見ても5項目で語られることが多いため、少し過去の内容となっている。(3項目でも5項目でも、根本的に重要なことと言うのは変わっていないが。)
Posted by ブクログ
非認知能力というと、幼児期に大切なものだと思っていたが
この著書は小学生から大人にまで身に付けられる内容も含まれている
体験したことを自らの内面で経験に変え、その経験を振り返ることで学び、そして多様な能力(認知、思考力、非認知)を獲得、向上させる
体験は五感を通じての自然と触れる取り組み、活動
経験は、体験したことでの気付きや発見、感情的な動きがあること、内面化することをいう
学びはその経験に基づいてこれから必要となるであろう教訓を導きだしたり、既に内面化された他の経験や外部から取り入れた知識情報などを関連づけて、共通点や相違点を見いだしたりすること
自己肯定感(自分の存在を受容できる)
↓
非認知能力(自分と向き合う、高める、他人と繋る)
↓
思考系能力(非認知と認知を繋ぐ。思考力、判断力、表現力)
認知能力(数値化できる知識や技能)
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