樹なつみのレビュー一覧
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この巻にある『犬神の嫁』は、前作の『海神を抱く女』を思い出させるお話。
結局は前作をなぞっている感が否めないのだけど、それでも闇己くんの魅力で先を読みたくなるんだよねぇ…。
闇己くんのキャラていそうでいない、ありそうでなかったキャラなんだわ。Posted by ブクログ -
ついに寧子ちゃんと眞前さんが出てきた。
どちらも闇己くんのことを愛し過ぎて壊れているキャラなわけで、実際は姉と実父。
『八雲立つ』って家族の話でもあるんだよね。
これから先の展開が楽しみ。Posted by ブクログ -
昔の作品の続編はあまり好きじゃないんですが、樹なつみ先生がファンのことを考えて丁寧に描いて下さってて、本当に読んで良かったです。
過去編が多かったのも気に入ったし、最後に皆のその後を描いてくれたのも良かった。
あの頃を思い出して幸せな気分になれました。
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確かに、七地さんの離婚の理由が、なんとなくわかった……。
人が良すぎで、こりゃあ奥さんに逃げられるわ。
そこが七地さんのいい所なんだけどね。くらき君、お疲れさまです。
そして。でた、ラスボス。やっぱり貴方でしたか。なかなかしぶとい。さすが天敵。Posted by ブクログ -
精巧なアンドロイドが登場するあたりからお話がグッと深くなっていく気がします。完璧に行き着いたアンドロイドは人間のように脆く、それまでの試作体の頑丈さを失う、とか深いです。
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作者がどこかで書いていたように、少女漫画としては受けが悪い政治のお話も恋愛を絡めて読みやすくしたものです。なかなかヒロインの本命がこれと決まらなくてヤキモキします。
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八雲立つからはまって、この作者のお話を読んできましたがいよいよ洗練されてきたという感じです。こういう設定をどうやって思いつくのか、すごい作家さんです。
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超能力や怨霊やSFや…少し不思議な話が得意な樹さん。こちらもやっぱりまだ情報を小出しにされてる段階で全然わからないのに面白いです。引き込まれる。
ただ絵が雑…
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当時はまりにはまった作品の続編ということで手にとりました。20年ぶりの少女マンガは自身が歳をとったせいもあり、感情移入できないかと思いきや時代背景のしっかりした骨格のあるストーリーと艶やかなこれでもかという程魅力的なキャラクターたちに引き込まれてしまいました。これぞ少女マンガ!そして樹先生の描かれる...続きを読む