齊藤勇のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人間を全面的に否定するような全面的な評価をしないこと。確かにあなたは失敗したことがある。でも成功もしている。うまくできないこともあったけど、うまくできたこともあった。そのように考えることが重要である。
ある状況に対しあなたがある考えを持ち、結果としてある行動をとる時、それを自己反論することによって変化させることができる。この時、非合理的な考え方に陥ってしまう人は、現実的、合理的、実利的店に考える必要がある。
変えるべきものを変えていく勇気と、変えることのできないものを受け入れる平静さを持ち、その両者の違いを分別できるようにすること。そうすることで悪い出来事から恐怖を感じないでいられるように -
Posted by ブクログ
ネタバレきっかけ:対人恐怖、他人が怖い、他人に(自分と比べてしまって落ち込むので)興味を持てない…ということで、対人関係から逃げたくなることが多々あるため。
もちろん、人間は人と人とのかかわりの中で生きているので、それを完全に排除して生きるのは不可能だということは理解しているので、「それでもつらい」という葛藤が強いため悩んでいた。
知りたいこと
1)どうして人を嫌いになってしまうのか
(人を嫌いになってしまう仕組み)
2)人と関わることへの「不安」「苦痛」を緩和できるのか。
3)今の自分から変わっていくには何をしていけばいいのか
読後1)~3)は
1)「好き・嫌い」の感情には「利害」が関係している -
Posted by ブクログ
●チック・タック法:状況のネガティブな面を書きとめる。次いでそれがどれほど非合理かを思いめぐらす。そしてそれを一つ一つ、ポジティブに変えていく。
●クライアント訪問を恐れているセールスパーソンに対し、「相手事務所に這っていって、どけ座したらどうですか」と言った。そんなことできますか、と反応したらこう一言。「だったら、どうして精神的に這いつくばって、ぺこぺこするんですか」。
●創造的な人は自分を創造的だと思っている。つまり、自分をどう思うかが非常に重要。
●アイデアパーソンになるために:
・毎日考える。・細部を記憶する。・たとえば、今日は赤色に注目しよう、というように、狙いを定めて観察する。・通 -
Posted by ブクログ
タイトルがタイトルだけに「人間はありのままでいいんだよ。」「無理して人づきあいしなくていいんだよ。」てきなありのままの自分を肯定する本と思って読んだが、内容は意外に厳しく、自分の考え方に近いものがあったので面白かった。自分は誰にも認めてもらえないという事に対しても、「周囲に甘えすぎ」という意見は正しいと思う。また最近の風潮とは逆に頑張らなくていいんだよ。という風潮に多分筆者は疑問を感じていると思う点が共感。自分の今まで出会った人の中であまり人と関わらない様にしてきた人は、とにかく家族に依存している気がする。母親であったり、兄弟であったり。多分、それはとても居心地がいいんだろうし、家族というコミ