藤原薫のレビュー一覧

  • 星の恋物語

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     谷川史子さんの短編を脳が求めていた気がしたので買いました。やっぱ素敵やぁ...

     当然というか他の作家さんのお話も、星がテーマということもあってすごく綺麗でしたが、海野つなみさんの「Will」が特に好きです。

    ↑って書いてたんですけど、この人「逃げ恥」の作者さんやったんですね!逃げ恥読んでみたくなりました。

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    2022年01月06日
  • その先の風景

    無料版購入済み

    古いという意味ではなく、どことなく90年代から00年代前半の文学や映画的要素をあわせ持ったマンガの雰囲気があります。掲載紙がFEEL YOUNGと知り納得してしまうスタイリッシュさと唯一無二感です。

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    2022年09月30日
  • fetish

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    ネタバレ

    ダークエロスな短編集。
    本書がキッカケで、作者の虜になりました。

    こちらに収録されている
    「シュリ・リリィのすべて」
    という物語が大好きです。

    父親と、娘のクローンの お話。

    愛娘の臓器スペアとして、監禁生活を送るクローン。
    主人に愛されたいと願いながらも、
    人間扱いされず、ただただ”スペア”として、在り続ける彼女。

    そんな中、愛娘が事故にあい、
    とうとうクローンは、命を捧げ、
    本来の役目を果たす事になります。

    そして、娘は助かります。

    しかし、本来の目的を達成したのに、
    なぜか父の心にはポッカリと穴が空いていました。

    ただの予備であり、クローンではありましたが、
    立派に一人の人

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    2015年07月11日
  • 楽園

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    ネタバレ

    藤原薫の本はこれからもどんどん読んでいきたいですね。にしてもそうか…これがトレスで一番最初に問題になったものなのか。中身は申し分ないのにもったいない。

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    2013年12月16日
  • その先の風景

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    久しぶりに昔の作品を読み返し、登録するため検索したら新刊が出ていることを知る。
    もう描いてはらへんものかと。嬉しい。9年振りとは!
    藤原さんの描く人物に憧れる。美しい。

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    2013年05月17日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    ネタバレ

    正直最初はよくあるヴァンパイアものだと思っていてガッカリしていたのですが、終盤に近づくにつれ面白くなりました。
    思考少年でも、こういう自分の力ではあらがえない運命の何かっぽい描写があったように思います。

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    2012年03月30日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    この本は今は亡きソニーマガジンズコミックス発行の絶版を、祥伝社から復刊させたものである。

    この版の表紙画は、本編の画に比して、美的ではあるがやけに肉々しい印象を与えている。この版を表紙買いするのは、あまりお勧めしない。

    ソニーマガジンズ版の表紙の方が本編の雰囲気をよく伝えている。もし機会があれば手に取ってみるといいかと思う。

    中身は、初期の藤原薫氏の長編漫画である。
    絵は蝸牛の薄い殻のような繊細さと硬質さをもち、そのホルベインのデッサン人形のごとき、ぎこちない軋みが物語によく合い、球体関節人形のごときタナトスとエロスが醸し出されていた。
    物語は既存のバンパイア物のオマージュから羽ばたいて

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    2012年10月05日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    ネタバレ

    本当は古いほうの全三巻で小さいサイズのほうを持ってるのですが、
    画像無しだったのでこちらで。

    ※この表紙の二人は本編に出てくる人物ではありませんので、
    表紙絵から内容を想像しないでください…

    バンパイアの物語はたくさんありますけど、
    中でもこの設定は独特です。
    輪廻を描いた物語もたくさんありますけど、
    中でもこの2人は美しいです。

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    2012年07月24日
  • 思考少年 上

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    本当は古いほうのサイズのほうを持ってるのですが、
    画像無しだったのでこちらで。

    藤原先生の作品は絵も美しいし内容も好きなのですが、
    顔がだいたいみんな同じなので
    登場人物が多いと再登場するときピンと来づらいですね…。
    ですがやはり、この物語の展開は最後まで読むと緻密で
    面白いです。

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    2011年11月13日
  • おまえが世界をこわしたいなら 下巻

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    本当は古いほうの全三巻で小さいサイズのほうを持ってるのですが…画像無しだったのでこちらで。

    「おまえ」の正体が明かされる最終話、ぞっとするほどの衝撃でした。

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    2011年11月13日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    上・下巻完結。
    藤原さんも結構好き。
    絵に色々疑惑があるみたいだけど。

    この話は著者の死生観が現れているのだろう、心惹かれる作品の一つ。

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    2011年07月06日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    絵のひとつひとつがすき。
    ことばがすき。

    あの繊細さがすき。


    トレース疑惑、ってゆうかトレースしてるみたいだけどもとにしている写真のチョイスもすてきだと思う。

    あそこまでするならいっそ許可とってやればいいのに。

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    2011年05月22日
  • 思考少年 下

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    下巻。こちらは一番はじめの話から独特な世界観でした。
    「ペア」という話のふたりのその後がとても気になります。ああいう正統派の恋愛のお話が気にいったのは久しぶりです。

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    2011年02月13日
  • 思考少年 上

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    何回読んでも大好きな漫画です。世界観が素敵。
    ひとつひとつの独立した短編が実はつながっていて、伏線が好きなひとにはとてもいい漫画。
    上巻を読んだら、ぜひ下巻も読みたくなります。
    一番最初の話の天才殺し屋の少年とそのエージェントの女性の関係が好きでした。

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    2011年02月13日
  • 昔の話

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    装丁が綺麗でお気に入りの一冊です。

    藤原さんは長編向きなのかな?と思ってたんですが
    この本はとても面白かった。
    藤原さんらしい、不思議で味のあるお話ばかりでした。
    表題にもある「昔の話」がなかなか好きです。
    あの、何とも言えない終わり方が。

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    2010年10月06日
  • おまえが世界をこわしたいなら 下巻

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    読み始めた頃は、まさかこんな展開になるなんて思ってもみませんでした。
    吸血鬼、という設定はよくあるけれど、それをうまく利用した巧みなストーリー。
    ちょっと後半の展開が急すぎるかな…という難はありますが、非常によく出来ていると思います。
    ただの純愛物語ではなく、少しホラー要素を含んでいるところもまたいいですね。


    「憎んでいないのに、愛しているのに、
    今度また出逢った時には、俺はお前を殺してしまうんだろうか」

    蓮が消え際に残したこの言葉
    よくよく考えると、とてもせつない。

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    2010年10月06日
  • おまえが世界をこわしたいなら 上巻

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    装丁が美しい。
    帯が美しい。
    タイトルが美しい。
    絵が、話が美しい。

    綺麗で哀しい物語です。

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    2010年10月06日
  • 思考少年 下

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    下巻の最後の話のタイトルが「思考少年」
    これは上手いなと思いました。

    すべてが繋がった時の爽快感は、言葉ではうまく表せません。

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    2010年10月06日
  • 思考少年 上

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    独特な世界観とその絵柄に惹かれました。
    一つ一つのお話が、最後、一つに綺麗につながっていくその過程に
    息をのまずにはいられません。

    装丁もとても綺麗で、お気に入りの一冊です。

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    2010年10月06日
  • 思考少年 上

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    上下巻。まず、表紙に惚れた。
    一種のオムニバス式で、上下二冊読むことで感じるものがある。
    絵は絵画のように美しいが、それが物語をよりいっそう苦くさせる。堪らなく、切ない残酷さ。

    下巻は、ちょっと注意したほうがいいかも……。

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    2010年08月09日