萩本創八のレビュー一覧
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購入済み
全巻読み終えて
20代前半の時に付き合っていた彼女に行動がそっくりで思い出しながら、こんなんあったなぁー!とリアルな内容に驚きました。
僕の場合は、過激な行動がつらく最終的に体重が10キロ落ち精神的にも耐えられなくなり自分が逃げる様にして別れましたが、この本を先に読んでいたら対処の仕方や感情の整理が変わってたんじゃないかなと思う内容でした。
初見では、ほぼ分からない見えない病気などが世界には沢山あり、その一つのアスペルガーを知るきっかけにはなると思います。
もちろん症状も人それぞれだけど、こうゆう抑えれない症状が出る人達がいるのを知るだけで相手に優しく理解出来るだろうし自分の心のキャパも広めれるんじゃないかと -
匿名
ネタバレ 無料版購入済みすげー……
こんなすごい漫画を自分の言葉で表現するのも申し訳なくなるぐらい深い作品です。
一人ひとりの生きづらさがそれぞれにあって、それは人とは共有できないかもしれないけど、
でも寄り添うことはできるのかもしれない(あくまで「かもしれない」)。
作者さんも、この作品を生み出すのに辛い思いをされたのかなと思うと、この作品が世に出てくれて本当にありがたいなと思います。
こういった物語を体験できるのが漫画の素晴らしい所だな……と改めて感じました。 -
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実話的
昨年、ネット投稿された写真の瞳に映る風景から駅を特定した というストーカー事件があった。この作品もそれと同様の手法をとっている。アスペルガー障害の人にありがちな変質狂的な執念を表現しているのだろうが、副作用が気になる。
体験しなければ出てこないようなセリフや行動も各所に出てくる。
漫画家の主人公の日常等からも実話実録的な雰囲気の漂う問題提起作品。 -
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きつい話だが
アスペルガー障害の女の子を描いたコミック。おそらくは実際の見聞をもとに描いたのだろうと想像できる。ぎょっとするようなシーンがかなり多いので。特に犬を蹴るシーンは全く予想できなかった。
この作品は、アスペルガー障害の人への理解を助けるのか、偏見を助長するのか、いずれにしても問題作である。 -
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心に深く刺さる
運が良く平和な学生時代を過ごした方以外は目にした事があるのではないでしょうか。
アスペルガーと診断されていなくても空気が読めないなどでイジメを受けている人、クラスで仲間外れにされ次々とターゲットが変わる。
学生時代のいじめは大人になってもなかなか忘れられません。
対人関係に難のある主人公がアスペルガーの彼女と共にどう向き合って生活していくかだけでなく、過去や様々な問題に1つ1つ立ち向かい支え合い乗り越え生きていく姿に感動しました。
広い世界の中でパズルのピースのようにお互いの味方が見つかった辛くも幸せな2人の物語、ラストまで涙しながら深く味わえました。
読んで良かったです -
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一気に
10巻まで読んでしまった
タイトルからなんか難しい話なんだろうなと敬遠してたんだけど無料だからと読んでみたらおもしろかった
おもしろいって言葉が正解なのかはよくわからないけど、おもしろかったなあと思ったので
斉藤さんと横井さんの世界はよくわからないけど、よくわからないからおもしろいなあって読めるのかな
横井さんが元気な間はただおもしろいって読んでたけど横井さんが弱ってきてからはなんかちょっとつらくなってきた
11巻はバイト先のおっちゃんと高松さん、お互いに別の人との接触が多くなるみたいだけど、高松さんは斉藤さんも知ってるしおっちゃんの方が問題かなあ
ところでなんとなく胸 -
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診る側の辛さ
横井さんだって完璧じゃない。頼られる嬉しさと、上手くいかないもどかしさと、一歩進んで二歩下がるような展開ですが、次回も楽しみです。横井さんの描くマンガはアンハッピーエンドもあるのでしょうけど、この物語はハッピーエンドを迎えて欲しいな。
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心に刺さります
回想シーンから、下水星人さんに会いに行く過程、すごくぐっときました。まるで最終回の走馬灯のような…。3巻の終わりは少しほっこりなのですが、次回予告が不安を煽りますね。次も気になります。