宮本深礼のレビュー一覧

  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ネタバレ

    北國ばらっどさんの作品が素晴らしいです。
    岸辺露伴だけじゃなく、奇天烈で愛着が湧くキャラ、奇妙で不気味な話作り…

    とくに、オカミサマは、傑作だと思います。

    『時は金なり』……メインキーワードとなるこの言葉を物語の最初明示する際に、誠子が岸辺露伴に対しての感情を説明する際に使うので、
    実際はものすごく重要なんだけど、さりげなく提示されてて無駄がない。

    締めも素晴らしいですね……露伴が、これを機に少しは出費を抑えてみるか……とちょび反省する終わり。
    ただ、奇妙なものに遭ったで終わるわけでなく、キャラクターの心境に影響を与えているところが、物語が生きている〜っ!て感じがします。

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    2021年07月10日
  • 映画ノベライズ 銀魂 THE FINAL

    購入済み

    銀魂ありがとう!

    映画館で見れそうにもないので電子書籍で読ませていただきました
    結論から言うと・・・最高でした!
    やっぱり今回の注目するべきところは銀さんと高杉ですね
    ネタバレになるのでたくさん語れませんが本当にあのシーンは泣けます
    映画館で見た方もぜひ読んでみてください!

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    2021年01月17日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

    購入済み

    新手のスタンド攻撃っ!

    実写ドラマ化と言うので予習に購入。
    何人もの作家が岸辺露伴を主人公に短編小説を書く。
    凄くJOJOっぽい小説もあるし、そうでないのもある。そうでないのも凄く面白い。
    文章を読んでいるのに漫画が頭に浮かぶ。これはも早新手のスタンド攻撃!

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    2020年12月29日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    何人かのゲーム動画配信を視聴。
    富入ファンのためジャスミンとのスピンオフ作品が入っていたのは歓喜。
    富入さんの優雅な日常生活とか小説にならないだろうか。

    ガスマスクときのこのストーリーもあったが、ゲームでの事件があっただけに、爽やか純粋な(?)2人の出会いとか書かれてもなぁと複雑な気分。

    ジャスミンの学生時代の作品とかも読んでみたい。

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    2025年12月12日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    シンメトリーにしろ、小麦にしろ、物事を突き詰めた後の周囲への侵食というのはなぜ発生してしまうのか。他との境界線を越えるか超えないか、ただそれだけなのになぜ超えてしまうのか。結局のところ、仲間を増やしたいという欲求と他人より物事で優位に立ちたいという欲求が同時に発生してしまうところなのか。
    どっちにしろ、好きなものは自分の中で留めておくのが平和である。

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    2025年12月02日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲームをクリアした人向けの作品。
    何故なら、ゲーム本編の終盤のネタバレがあるので。

    面白かったけど、本編と比べると少し見劣りしてしまう。

    本編だけじゃ物足りなかった人向けの作品。

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    2025年11月30日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    岸辺露伴がさまざまな不可思議に出会う短編小説集、その2。
    どの話も、アイデアの凄さに驚くばかり。それを踏まえても、露伴の頭の回転の速さも凄まじい。本当によく生きてるな…。
    個人的には、シンメトリールームと楽園の落穂が好きでした。

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    2025年11月27日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    原作ゲーム終了後の喪失感が強かったが、あの終わり方だと続きは望み薄だと思っていたのでこういうかたちで関連作品が世に出てくれることはすごく喜ばしい。

    それぞれのストーリーももちろんおもしろかったんですが、話数構成というか話の順番が少し原作から離れた私を改めてこの世界観に沼らせるために構成されたもののようで、展開に戸惑うことなく読み進めることができた。

    原作ゲームをやった人は解体シーンを読むためだけにこの本買ってもいいと思います。
    センター長から電話がくるときとか自然と頭の中でBGMが流れますよ。

    非常に残念なのはこの本を読み終わったことによってさらに喪失感が大きくなったことだろうか。
    この

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    2025年11月22日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    岸辺露伴が主人公の短編集第二弾。
    作者がそれぞれの話で違うので、好き嫌いがあるかもしれないけど、総じて読みやすかった。

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    2025年11月20日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    これぞ岸辺露伴、と言える言動の数々。面白い漫画を描けないなら…という岸辺露伴たるを表す決断達。

    どの短編も日常のほんの少しの違和感やズレなどを膨らませて大きな恐怖にしてくれる。日々の中での気づきを捉えられる感性を磨きたい。

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    2025年11月01日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲームをプレイ後に読むのをおすすめします。
    ジャスミンのお話が多くて個人的に嬉しかったし、ゲーム本編後の話があるのも嬉しかった。なんだかんだグレートリセットの後も世間はなんとか回っているみたいで安心もした。

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    2025年10月29日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    岸辺露伴が遭遇する不可思議な事件の数々。
    何かがおかしくなっていく狂気の数々。
    どれも恐ろしく、どれも引き込まれるものでした。
    段々と歯車が狂っていくのは恐怖であるのに、ドキドキしながら読むことが出来ました。
    個人的には、血栞塗のエピソードが好きでした。

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    2025年10月28日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    墓場文庫、集英社ゲームズから発売された話題のゲーム『都市伝説解体センター』をクリアしたので、スピンオフ小説も読んでみようと手に取った。ホラー小説を読むのは実は人生初めてだったのだが、ゲームが好きというバイアスを抜いても予想以上のクオリティで驚いた。ゲーム本編が好きなら、山田ガスマスクやガイドなど予想外のキャラも活躍しているのでおすすめ(キャラの小ネタもある)。解体などゲームのシーンの再現度も高い。ただ、本編のネタバレがあるのでプレイ後推奨。一方、ホラーミステリーとしても読む手が止まらないほど面白かった。

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    2025年10月21日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    どの作品もそれぞれの個性があり面白かった。
    ジャスミン視点の3作は、頭の中で原作ゲームのBGMが思わず流れてしまうような臨場感があった。あざみさんとジャスミンのわちゃわちゃもとても良い。ジャスミンからあざみさんに向けられた感情が3作どれも噛むほど味がする。
    特にセンター時代の記憶を振り返りながらのジャスミンの解体が良すぎる。見たかったやつだ〜!と大歓喜してしまった。
    どの作品のジャスミンも大好き。
    山田ときのこの大学生時代の話は、山田という男をめちゃくちゃ深堀りしている感じで、推してる人なら涎出ちゃうかもしれない。山田もきのこと出会わなければ、あんな風にならなかったんだろうかとも考えてしまうけ

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    2025年10月04日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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     事実は不透明。
     都市伝説とは、出どころ不明な噂話が、他人に影響を与えるまでに力を増した存在である。実際に存在するかは重要ではない。火のないところに煙は立たぬという言葉があるが、煙こそが重要なのだ。火は過程でしかなく、煙が目的であり結果だ。煙が人為的なものであれば、そこに必ず意図がある。助けを求める意思なのか、獣避けなのか、はたまた悪意なのか。都市伝説という結果を解体し、悪意を取り出す。それこそが都市伝説解体センターである。
     本作は所謂スピンオフというものだ。原作はゲームであり、ジャンルはミステリーアドベンチャーである。怪異を特定し、都市伝説を解体する都市伝説解体センター。そこで働く職員が

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    2025年09月26日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    面白い。自業自得だが、それすらも楽しんでいるのだろう。好奇心と危険とその解決思考とスリル。スタンドをどう使うかを競い合っている。

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    2025年06月30日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    JOJOは原作のみ一読しており、小説版は初めて手に取った。

    短編5話収録。
    露伴のスタンド能力の性質上、本編のようなバチバチのバトルものと言うより全体的にホラーミステリーの要素が強い。
    全話一貫して敵スタンド使い本体と対峙し倒す訳ではなく、あくまで露伴自身や近しい相手への攻撃に対処し撃退だけしているのが、露伴は正義の味方ではなくあくまで個人の好奇心と矜持によって動くキャラクターなのだと感じられて魅力的だった。

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    2025年06月22日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    はー今回の話もとても楽しかった……。
    やはり岸辺露伴シリーズどの作品も外れがない……最高……。

    と言うわけで早くも2冊目です。
    岸辺露伴、短編としても丁度いい長さなのでサクサク読めてしまいますね。というか「岸辺露伴今回は何やらかすんだろう」という気持ちが先走りすぎて早くページを捲りたくなっちゃうんですよね。
    もはやこれだけ先を読みたくなるってこの本がもう奇妙な存在なのでは?と思ってしまうくらいなんですけど。
    と言うわけで今回も簡単な感想を。


    「幸福の箱」
    知り合いである古美術商の家に招かれた岸辺露伴はそこで「幸福の箱」という謎の物体を見せられる。「幸福が詰まっている箱」という胡散臭さに初

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    2025年06月18日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    ネタバレ

    「幸福の箱」「夕柳台」「シンメトリー・ルーム」「楽園の落穂」を収録。
    スタンドとは異なる奇怪な出来事に岸辺露伴が巻き込まれて、ヘブンズ・ドアーで解決していくという流れは変わらないが、出来事の内容やヘブンズ・ドアーでの解決法に色々と捻りがあるので、読んでいて飽きない。
    解決法で面白かったのは「シンメトリー・ルーム」、恐ろしいと思った内容は「夕柳台」と「楽園の落穂」

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    2025年04月28日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ドラマ化された『くしゃがら』をはじめ、岸辺露伴が好奇心故に巻き込まれる怪異が恐ろしかった。大体ヘブンズドアーで乗り切るのだが、その方法が多岐にわたっていて面白い。

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    2024年06月07日