宮本深礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ北國ばらっどさんの作品が素晴らしいです。
岸辺露伴だけじゃなく、奇天烈で愛着が湧くキャラ、奇妙で不気味な話作り…
とくに、オカミサマは、傑作だと思います。
『時は金なり』……メインキーワードとなるこの言葉を物語の最初明示する際に、誠子が岸辺露伴に対しての感情を説明する際に使うので、
実際はものすごく重要なんだけど、さりげなく提示されてて無駄がない。
締めも素晴らしいですね……露伴が、これを機に少しは出費を抑えてみるか……とちょび反省する終わり。
ただ、奇妙なものに遭ったで終わるわけでなく、キャラクターの心境に影響を与えているところが、物語が生きている〜っ!て感じがします。 -
購入済み
銀魂ありがとう!
映画館で見れそうにもないので電子書籍で読ませていただきました
結論から言うと・・・最高でした!
やっぱり今回の注目するべきところは銀さんと高杉ですね
ネタバレになるのでたくさん語れませんが本当にあのシーンは泣けます
映画館で見た方もぜひ読んでみてください!
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購入済み
新手のスタンド攻撃っ!
実写ドラマ化と言うので予習に購入。
何人もの作家が岸辺露伴を主人公に短編小説を書く。
凄くJOJOっぽい小説もあるし、そうでないのもある。そうでないのも凄く面白い。
文章を読んでいるのに漫画が頭に浮かぶ。これはも早新手のスタンド攻撃! -
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Posted by ブクログ
原作ゲーム終了後の喪失感が強かったが、あの終わり方だと続きは望み薄だと思っていたのでこういうかたちで関連作品が世に出てくれることはすごく喜ばしい。
それぞれのストーリーももちろんおもしろかったんですが、話数構成というか話の順番が少し原作から離れた私を改めてこの世界観に沼らせるために構成されたもののようで、展開に戸惑うことなく読み進めることができた。
原作ゲームをやった人は解体シーンを読むためだけにこの本買ってもいいと思います。
センター長から電話がくるときとか自然と頭の中でBGMが流れますよ。
非常に残念なのはこの本を読み終わったことによってさらに喪失感が大きくなったことだろうか。
この -
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Posted by ブクログ
ネタバレどの作品もそれぞれの個性があり面白かった。
ジャスミン視点の3作は、頭の中で原作ゲームのBGMが思わず流れてしまうような臨場感があった。あざみさんとジャスミンのわちゃわちゃもとても良い。ジャスミンからあざみさんに向けられた感情が3作どれも噛むほど味がする。
特にセンター時代の記憶を振り返りながらのジャスミンの解体が良すぎる。見たかったやつだ〜!と大歓喜してしまった。
どの作品のジャスミンも大好き。
山田ときのこの大学生時代の話は、山田という男をめちゃくちゃ深堀りしている感じで、推してる人なら涎出ちゃうかもしれない。山田もきのこと出会わなければ、あんな風にならなかったんだろうかとも考えてしまうけ -
Posted by ブクログ
事実は不透明。
都市伝説とは、出どころ不明な噂話が、他人に影響を与えるまでに力を増した存在である。実際に存在するかは重要ではない。火のないところに煙は立たぬという言葉があるが、煙こそが重要なのだ。火は過程でしかなく、煙が目的であり結果だ。煙が人為的なものであれば、そこに必ず意図がある。助けを求める意思なのか、獣避けなのか、はたまた悪意なのか。都市伝説という結果を解体し、悪意を取り出す。それこそが都市伝説解体センターである。
本作は所謂スピンオフというものだ。原作はゲームであり、ジャンルはミステリーアドベンチャーである。怪異を特定し、都市伝説を解体する都市伝説解体センター。そこで働く職員が -
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Posted by ブクログ
はー今回の話もとても楽しかった……。
やはり岸辺露伴シリーズどの作品も外れがない……最高……。
と言うわけで早くも2冊目です。
岸辺露伴、短編としても丁度いい長さなのでサクサク読めてしまいますね。というか「岸辺露伴今回は何やらかすんだろう」という気持ちが先走りすぎて早くページを捲りたくなっちゃうんですよね。
もはやこれだけ先を読みたくなるってこの本がもう奇妙な存在なのでは?と思ってしまうくらいなんですけど。
と言うわけで今回も簡単な感想を。
「幸福の箱」
知り合いである古美術商の家に招かれた岸辺露伴はそこで「幸福の箱」という謎の物体を見せられる。「幸福が詰まっている箱」という胡散臭さに初 -
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