三嶋与夢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻で共和国編が終わったから、この巻から新章開幕するかと思いきや意外に箸休め回だった
ちょっと焦らされたような感はあるけれど、本作って纏まった形で穏やかな日常回を描く事って少なかったりするからこれはこれで有りなのかもしれない
この巻でメインとして描かれるのはリオンの兄であるニックスとドロテアの婚約話
ドロテアの態度はちょっと懐かしい感の有る王国の貴族令嬢らしい態度。勿論そんな令嬢と田舎貴族のニックスの相性が良い訳がない
だから普通なら破談になったって可怪しくない話だったのだけど、リオンが余計な横槍を入れた為にまさかの成立へ(笑)
これまでも、周囲に被害を生みながらも上手く回っていた事象に対 -
無料版購入済み
わりと普通の異世界もの
乙女ゲームのモブキャラとして異世界転生してしまったストーリーですが、モブである主人公は冒険者として活躍したり、貴族メインの学院に入学したりと、わりと普通の異世界ものに思えました
SFチックな設定もあり、楽しめます -
ネタバレ 購入済み
期待を込めて
なろうサイトで読んで漫画を読んでこれに手を出した初め、サイトよりちょっと充実してるけど漫画版に比べるとちょっと物足りない
今後の続刊に期待 -
Posted by ブクログ
共和国編は随分と濃密だった!そう思わせる程に多くの思惑が入り乱れ事態が錯綜する模様は非常に楽しめる内容だったよ
終盤部分でリオンとマリエが思い悩むように今回の共和国編の騒動の引き金の一つになったのはリオン達の存在。自分達が一因であるなら関わらずには居られないが、関わったとしても部外者である以上ハッピーエンドは元から手に出来るものではなかった
そういった意味ではルクシオンが言うようにベターな展開を手に出来ただけでも良い結果だったと言えるのかも知れない
そしてもっと広い視点で見ればこの共和国編はベストやハッピーエンドではなくベターを目指すことで幸せを手に出たかも知れない登場人物が多かったように思 -
ネタバレ 購入済み
元は「小説家になろう」サイトで連載されていた作品の書籍化、その7冊目。
今回で共和国編が終了します。
なろう版をWeb版とするとこの書籍版では共和国編に入り新キャラが出てきたり微妙に展開が違ってたりしましたが
その結末もWeb版と若干違ったものになってます。
Web版既読者にとっては先がわかりにくい目新しさはありますが
正直なところ共和国編全体を通してですがWeb版と比べて良いかと言われる好みで分かれるという印象。
逆に言えば書籍版から入った人もWeb版でまた違った展開を楽しめると思います。
アンケートおまけのマリエルートは相変わらずの大ボリューム。
正直書籍版を買う理由の -
購入済み
こういう作品が好き
良くまとまっていて、抑えるとこを抑えている。
テンポが良くて、爽快で、言うことないです。
なにより安いし、良いこと尽くめじゃないかな?
さあ買っちゃいなよ、買うといいよ。
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ネタバレ 購入済み
異世界モノだけど
異世界系はあまり好きなものは少ないけど
ヒロインがかわいいので読めた
乙女ゲームの世界はよく分かんないけど
周りのキャラに酷すぎる人が多すぎる
その分主人公が見返す様はスカッとした -
ネタバレ 購入済み
成長という名の黒歴史
9巻まで読みましたが、とても面白い物語でした。基本的に流行っている、チート能力、ハーレム、俺ツエー的な物語なのかなと思いましたが、読み進めていくと違うことが分かりました。優秀ではあるものの抜けている部分が多々ある主人公、ハーレムではあるものの一応理由があってハーレムを作っていたりとか、なにより主人公を支えるウォルト家の先祖達が魅力的で良かったです。私的には7巻がとても良かったです・・・
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Posted by ブクログ
ルクシオンに対応する形で登場した新たな人工知能端末イデアル。どうにも不穏な雰囲気を醸し出す彼だけど、これについてはリオンとルクシオンが初対面した際の会話や6巻ラストを見ればおおよその予想はできる感じか
レリアはリオンへの対抗策としてイデアルを探しだしたようだけど、その拾い物はレリアどころか人類を滅ぼすものになるような……
そういった想定外の事態ばかり発生する共和国編。遂に聖樹が牙を剥いたのかと思いきや、もっと予想外の存在が事態に介入してきましたな
本当にあの魔装ってのは何なのだろうね?
この巻で主に問題となっているのは共和国編ヒロインのノエルとルイーゼの身の振り方だったように思う
ノエル -
購入済み
面白かったけど・・・
校正ミスがあった。(誤)義務を果たそうする姿⇒(正)義務を果たそうとする姿
ラノベには、2回も見直せば見つかりそうな校正ミスがよくある。作者も編集もしっかりしてほしい。 -
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Posted by ブクログ
引き続きのアルベル共和国編。
ホルファート王国編では主人公ではないマリエが本来の流れを壊してしまったり、公国が侵攻してきたことから騒動が巻き起こっていった
一方、アルベル共和国編で問題の中心となるのは聖樹とそれを巡る恋模様。聖樹がラスボス的存在となることは既に明かされており、その聖樹を抑えるには巫女が守護者を決める必要があり、守護者を決める過程に当然恋愛要素が絡んでくる
ホルファート王国編ではマリエが恋愛要素を壊しつつ、オリヴィアがごく自然にリオンとの距離を詰めていったものだから、物語に於いてオリヴィアの好意がどうなるかはそこまで主要な話題とはならなかった
けれど、アルベル共和国編では主人公役 -
Posted by ブクログ
舞台をアルゼル共和国に移し第二章の如く物語が新たな局面を迎える第4巻
1~3巻の時はリオンが異世界の基となった乙女ゲームを知っていたから、その知識によって状況を有利に進めていた
しかし、この第4巻から始まる物語ではリオンは基となった乙女ゲームを知らないし、知っている筈のマリエも断片的な情報しか知らない。なら、その制限された情報下で攻略していくのかと思いきや、そもそも物語スタートの現状すら乙女ゲームと全く違うものになっていたとか流石に衝撃的な展開過ぎる
本来の主人公が誰か判らないし、攻略対象の状況も大きく違う。これ、どう進めても穏便な解決が望めそうにない状況にしか見えないね
状況が不鮮明で誰と -
Posted by ブクログ
とんでもなく濃密な内容でしたね…
この巻だけで幾つもの思い込みや印象が引っくり返った気がするよ?
この巻では様々な展開が描かれるだけにどれから触れるか困るのだけど、まず気になったのはやはりエルフの里での占いだろうね
こういった作品での占いは多くの場合で先の展開を示唆したもの。古の魔王とかリオンが失う大事なものが何を指すのか気になってしまう
リオンの境遇が上がったり下がったり上がったりなんて既に毎度の恒例行事になりつつ有るけど、今回のは恐ろしく激しいものだね
反逆者として捕まり罵倒の限りを浴びせられたかと思いきや、あっという間に軍の総司令官ですか。
これには王宮の権力争いや元々のリオンの活 -
Posted by ブクログ
ライトノベルの第二巻でヒロイン追加なんて珍しい話ではないけれど、あの人って追加ヒロイン枠に入っていたりするんだろうか?
高貴な身分だし夫も子供も居るんだけど、もしヒロイン枠に入っているとしたらラノベのヒロインとしてはかなり異色なタイプになってしまうんじゃなかろうか。
2巻では序盤くらいしか出番なかったからまだ何とも言えないけど
第一巻でユリウス達を退け、学園中を敵にしながらも陞爵してしまったリオン。色々と注目度の上がった彼が変わらずに願うのが平穏な生活であるのは面白い
同様にライバルポジションのマリエもオリヴィエの立場や攻略対象を奪いながらも願っているのはリオンと同じようにある程度平穏な暮 -
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チートアイテムを使ったモブ主人公による、乙女ゲーム攻略キャラへのフルボッコが始まる(笑)
調子に乗ってる彼らへの鉄拳制裁とも言えますが、この作品は基本的に主人公が調子に乗ったとたん後で酷い目にあうのを楽しめる作品なので、そこらへんのイキったなろう作品の主人公よりも好感が持てます。