河邉徹のレビュー一覧

  • 蛍と月の真ん中で

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    大学を休学中の主人公が地方を訪れ、自分を見つめ直していく青春小説。主人公は、将来のことや家族のことに思い悩み、微かな記憶にある辰野を訪れる。そこで様々な価値観をもった人達と出会い、自分を見つめ直していく。

    若い頃、華やかに見える人達との交流やアグレッシブさに憧れるのはよくわかります。控えめな主人公が、自分にできることをコツコツと行動していくことで、道が開けていく展開は読んでいて微笑ましい。都会にはない人との距離感や助け合いが温かく描かれているのもよかった。

    アレルギーや地方再生の事も盛り込まれていたけど、きれいにまとまっていて違和感なく面白かったです。

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    2023年02月12日
  • 蛍と月の真ん中で

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    バイトと勉強に追われ疲れた大学生が、休学して亡き父の縁の地で過ごす1年間のお話。
    優しくてほわっとした作品でした。
    現実問題、ここまで恵まれることはないかと思いますが、自分の固定観念を打ち崩してもらう経験って本当に貴重だなぁ、と思います。

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    2023年01月20日
  • 蛍と月の真ん中で

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    父の影響により、写真家の道を志した匠海。写真専門の大学に進むのだが、友人の影響や自身の環境に飲み込まれ、毎日が辛くなっていった。そして1年間休学することになった。
    母とはあまり仲良くなく、実家にも帰れないので、父がかつて撮影した印象的な写真の舞台である長野県の辰野へ向かった。お金も少ししかなく、特に何も考えていなかったが、そこで出会った女性に導かれ、辰野で住むようになった。
    辰野で暮らす人々との出会いを通じて、匠海の心は段々と変化していく。


    作家の河邉さんは音楽バンド「WEAVER」のドラマーとしても活躍されているだけでなく、作詞家としての顔もあります。

    その影響なのか、河邉さんの書く表

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    2021年11月20日
  • 流星コーリング

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    読み始めた段階では爽やかな青春小説なのかな?と思っていましたが、読み進むにつれておやおや?これは?という展開が。
    回想と同じ金曜日を繰り返しながら物語は確信に迫っていきます。切ないですがラストは感動してじんわり。
    過去と未来でそれぞれフォントを変えてあるので読みやすく、詩的で美しい文章がいくつも出てきて個人的に響きました。
    そういえば、最近星眺めたりしてないな…。

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    2020年12月10日
  • 流星コーリング

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    なかなか工夫がこらされたストーリーでした。
    途中からそうかな?と思うところに着地。切ないね。バンドマンが書いた小説で、楽曲と連動してるそうな。

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    2020年12月05日
  • 流星コーリング

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    星空のイメージと、ループする世界、天文部の生徒たちが持つ悲しみと喜び、切なさ、そう言ったものが見事にリンクした美しいお話。

    2020年、広島に人工の流星が落とされるという話を題材にしています。
    主人公が同じ日を繰り返すというループもの。
    あまり切羽詰まった感覚はないものの、ハラハラ感よりも明日を迎えるということを新しい気持ちで考えられることが新鮮で良かった。

    なぜループするのか?
    その謎が解けたとき、ループする世界は単なる現象ではなくなり、ほんの少し前に進めた、わだかまりが解けた、そんな新しい一日を迎える第一歩となりました。

    正直言って大人が読むにしては内容がありきたりかなと思わないでも

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    2019年11月06日
  • 流星コーリング

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    軽めの小説
    かかった時間75分

    話題になっているらしい、かつ、オススメされたので読んだ。アーティストらしい、とてもきれいでロマンチックな物語。

    作品じたいはよくあるものだと言えなくもないと思うけど(そもそも全く新しいものなどないからね)、その世界観を、おそらく取材力?経験?がちゃんと裏打ちしている。
    なにより、この作品はオススメされて読んだのだが、これを勧めてきたその熱が、作品の一部であるように感じられた。

    本の魅力はその作品じたいだけではなく、それを愛する人にもあるのだと感じた。

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    2019年11月06日
  • 流星コーリング

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    2019-008『流星コーリング』(河邉徹)

    あまり読むことがない類の本。ALEという会社が行なっている人工流星プロジェクトにインスピレーションを受け、書かれた本なのだそう。正直、人工流星からここまで物語を広げられたというのには驚き。結末に驚きながらも、夢があり、プロジェクトが遂行される来年が待ち遠しくなった。

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    2019年03月30日