綾ちはるのレビュー一覧
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あらすじを話すと、当人を守るために生まれた人格が消えてしまってからのストーリーです。
過去に影があり、性格はひねくれ気味。愛されているのに愛に飢えている。主人公はそんな感じです。プラス、なにがあっても絶対に主人公を好きマンがいらっしゃいます。
不安要素はありつつも、イエスハッピーエンド!...続きを読む -
鬼と人間。全く違う2人の話。
鬼になるために自分が惹かれた人を食べなければいけない。出来なければ、死が待っている。
惹かれれば惹かれるほど、そんなこと出来ないし、一緒にいたい。と思ってしまう。そんな状況が辛いけれど、2人一緒の時は本当に幸せそうだった。
このまま何事もなく、幸せに暮らせたらいいのに....続きを読むPosted by ブクログ -
涙腺崩壊とまではいかないけど、受けが健気で可哀想で自然と頬を濡らしてしまいました。
大学准教授×生徒。受けはロクデナシな父親と二人暮らし。悪魔と名乗る老婆から「愛されたい人から愛される』という曰く付きの指輪をもらう。しかし外すと逆に『憎まれる』というオチも。愛すのも憎むのも本人の意思に関わらず、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
冬至の気持ちを思うと泣けて泣けて仕方なかった。
椿を悲しませたくないがために出会わないように試行錯誤。
椿目線のところも泣いた・・・
CDも聞いたし、これは読むべき作品だと思う。
オチはわかりやすい(笑)Posted by ブクログ -
はぁ〜泣いた〜幸成さんや焔の想いだけでなく、祖父の敬三さんや母の幸恵さん、そしてあの人の想いまで全てが繋がった時に泣かずにはいられなかった。
アヤカシ×人
独占欲とか溺愛って一歩間違えたらヤンデレとかになっちゃうんだな(笑)
でも、幸成さんが焔の想いを受け止めて手綱を引いてるからきっと大丈夫、ただの...続きを読むPosted by ブクログ -
泣きまくりでしたねぇ。話の設定もとても凝っていて引き込まれます。死神も出てくるれど、死神も実は・・・、ていう素敵なオチだし、本編は泣けるんだけれど、なんで攻は受に一目惚れしてんの?的なちょっとご都合主義な所があったんだけれど、でも書き下ろしで実は二人の出会いはそこじなかったっていう展開もすごく泣けま...続きを読むPosted by ブクログ
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天涯孤独で一千万もの借金を背負っている夏生は、金貸しに脅されコンビニ強盗をする羽目に。
直前に身なりの上等な青年に辛辣な言葉で止められる。
その後ある人物からその青年、宇津木啓祐を誘拐しろと持ちかけられ…。
夏生がとにかく人を信じ騙されてもそれでも後悔をしないというのが何とも凄すぎて。
母親の言葉...続きを読むPosted by ブクログ -
BLはファンタジーだから受けちゃん生き返らせてよ!!!と泣きながら、叫びながら忙しく読みました。
ちょっと時系列が狂って戸惑う部分もあったんですけど、本当にこんなに泣いたの久々です。
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一人前の鬼になるためには、愛する人を食べなければいけない…。
前半は、主人公の紅が可哀想で、とても辛かったです。
最終的には、2人に幸せな時間が訪れて良かったです。 -
大学の語学でクラスが同じ受け攻め。おどおどオタクの攻めが絡まれ(いじめられ)る度に、受けは放っておくと気分が悪いからといつも助けている。攻めにとって、まさにヒーロー。そんな受けも女装趣味があり、しかし卑屈になるどころか開き直って堂々としているのが読んでて気持ち良い。
女装(正体バレ)とか家族理解とか...続きを読むPosted by ブクログ -
サイトで公開されていた作品だったそうで、制約もなく自由に書けたのもあったのかな。流れが自然で読みやすかった。
ただ商業化の関係で、設定が高校生から大学生に変わったのもあって、キャラクターが全体的に大学生にしては幼い印象なのがちょっと惜しい。
特に攻は、気弱すぎて好き嫌いが分かれるかも。その分、受が男...続きを読むPosted by ブクログ -
イエスタデイをかぞえてからハマった綾ちはる先生。今回も前作のように不思議な雰囲気の話でした。カズオミと和臣、カズオミが幻覚であるのだろうなということは和臣が登場した時点で気付いていました。早々に両片思いのような状態になって安心して読めました。Posted by ブクログ
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猫ちゃんが ただただ ひたすら可愛らしい。一途っていいなぁ。
ワンコな猫ちゃん。
その分 幸成の影が薄いんですけど、対抗馬も出てくるし。Posted by ブクログ -
『君を想う鼓動』のために『ギフト』があったような気がする。
「gift」とは(うまれつきの)才能。しかし、何かを与えられていても 与えられなかったものがあるかもしれない。
与えられたピアノの才能に対し、与えられなかったものが 二つ。
お父さんたちの話は 思わせぶりな形でおいてあるのが とても良い...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生もの。設定も展開も至って普通。でもそこがすごく良い。デビュー作の時に感じた、綾さんの良さが詰まった作品。人によっては地味でありがちという評価に落ち着いてしまいそうだけど、だからこそその良さが引き立っていた。二作目以降から、設定の奇抜さで読み手の目を引こうと手を変え品を変え…と迷走していた感があ...続きを読むPosted by ブクログ
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切なくて甘い青春小説でした。
わけあって高校3年の夏に田舎の高校に転校してきた暁良が卒業までの半年という短い季節の中で経験していく寮生活と恋愛を、デリケートに描き出したストーリー。
好きだった陸上も続けられなくなるほどダメージを受けてしまった暁良が逃避したのは昔父親が通っていたという高校。そこで彼...続きを読むPosted by ブクログ -
なんて大仰かもしれませんが私には「失って初めてその尊さを知る」に共感、涙ぐみながら読みました。後悔するくらいならやっておく、本当にそうですね。
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この作家さんの作品は初めて読んだが、デビュー作だそうだが大当たり! 瑞々しさ100%の、癖のない、何とも気持ちの良い、ピュアな胸キュン作品だった。本来、リアルな設定が好きなのだが、決して珍しくはない`生き返り´シチュエーションを、うんとハートフルに素直に、それでも少しも飽きさせることなく描かれてしま...続きを読む
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随分と前に読んだものの、胸が詰まって上手く感想が書けそうになかったので、
そのまま放置してたんですが、再読してやっぱり胸が詰まった(笑)
結局、どうしたって上手く書けないので、消化するためにメモメモ。
【あなたに恋はしたくない】と共通部分があるにはありますが、
こっちの出来の方が遥かに良かったという...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭いきなり受けが交通事故で亡くなって、死神から一年前からやり直すチャンスを与えられる。なんとか攻めと恋人にならないように避け続けるも、何故か自分に執着してくる攻めを手酷く拒絶し胸苦しさを覚える受けだったが…。結局、攻めの粘り勝ちで、死ぬ直前にわーっと話が収束していくのが切なくてたまらなかった。何故...続きを読むPosted by ブクログ