綾ちはるのレビュー一覧

  • 彼の愛した翠色【イラストあり】

    購入済み

    愛に飢えた主人公が良い

    あらすじを話すと、当人を守るために生まれた人格が消えてしまってからのストーリーです。

    過去に影があり、性格はひねくれ気味。愛されているのに愛に飢えている。主人公はそんな感じです。プラス、なにがあっても絶対に主人公を好きマンがいらっしゃいます。

    不安要素はありつつも、イエスハッピーエンド!と思い読み進めてると、そうでもなかったりして絶望したこともありました……

    個人的にはハピエンだったので、オススメしたい一冊です!

    0
    2020年01月15日
  • 三千世界で君を恋う【特別版】(イラスト付き)

    Posted by ブクログ

    鬼と人間。全く違う2人の話。
    鬼になるために自分が惹かれた人を食べなければいけない。出来なければ、死が待っている。
    惹かれれば惹かれるほど、そんなこと出来ないし、一緒にいたい。と思ってしまう。そんな状況が辛いけれど、2人一緒の時は本当に幸せそうだった。
    このまま何事もなく、幸せに暮らせたらいいのに...。と願わずにはいられなかった。

    0
    2019年07月06日
  • サンドリヨンの指輪【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    涙腺崩壊とまではいかないけど、受けが健気で可哀想で自然と頬を濡らしてしまいました。
    大学准教授×生徒。受けはロクデナシな父親と二人暮らし。悪魔と名乗る老婆から「愛されたい人から愛される』という曰く付きの指輪をもらう。しかし外すと逆に『憎まれる』というオチも。愛すのも憎むのも本人の意思に関わらず、というところが読む側には分かっているので攻めの反発にも安心して?切なくなれた。不幸もののハッピーエンドは最高です。
    (誤植というかストーカーと対峙する場面で深田くんとの名前の採り間違えがあったのかな?脱字も多々あり…)

    0
    2018年09月14日
  • イエスタデイをかぞえて

    Posted by ブクログ

    冬至の気持ちを思うと泣けて泣けて仕方なかった。
    椿を悲しませたくないがために出会わないように試行錯誤。
    椿目線のところも泣いた・・・
    CDも聞いたし、これは読むべき作品だと思う。
    オチはわかりやすい(笑)

    0
    2018年07月25日
  • 猫の笑う、幸せの棲家【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    はぁ〜泣いた〜幸成さんや焔の想いだけでなく、祖父の敬三さんや母の幸恵さん、そしてあの人の想いまで全てが繋がった時に泣かずにはいられなかった。
    アヤカシ×人
    独占欲とか溺愛って一歩間違えたらヤンデレとかになっちゃうんだな(笑)
    でも、幸成さんが焔の想いを受け止めて手綱を引いてるからきっと大丈夫、ただのラブラブバカップルの出来上がりです♪
    2人はどんな未来を歩んでいくのかな、2人で何か仕事をしたりしないかな?祓い屋稼業似合うんじゃないかと思うんだけどな( ͡° ͜ʖ ͡°)

    0
    2016年11月18日
  • イエスタデイをかぞえて

    Posted by ブクログ

    泣きまくりでしたねぇ。話の設定もとても凝っていて引き込まれます。死神も出てくるれど、死神も実は・・・、ていう素敵なオチだし、本編は泣けるんだけれど、なんで攻は受に一目惚れしてんの?的なちょっとご都合主義な所があったんだけれど、でも書き下ろしで実は二人の出会いはそこじなかったっていう展開もすごく泣けましたね。だから冬至が思っていた二人の出会いの少し前から人生をやり直すんだけれど、もうその時すでに二人は出会っていて、椿は冬至に会うのを楽しみにしてた!っていう展開。もうねぇすべてがいい!久々に殿堂入りしました!

    0
    2013年08月13日
  • 王子さまは子供部屋に眠る【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    天涯孤独で一千万もの借金を背負っている夏生は、金貸しに脅されコンビニ強盗をする羽目に。
    直前に身なりの上等な青年に辛辣な言葉で止められる。
    その後ある人物からその青年、宇津木啓祐を誘拐しろと持ちかけられ…。

    夏生がとにかく人を信じ騙されてもそれでも後悔をしないというのが何とも凄すぎて。
    母親の言葉を忘れずにいるからだけれどもそれにしてもと。
    そんな夏生に誘拐?された啓祐は啓祐で真逆の人を信じる事を全くせず投げやりな所に夏生は始めは苛立つけれど、共に過ごすうちに啓祐の抱えた傷の深さを知り次第に惹かれていくのが夏生ならではと。
    そんな夏生に啓祐も心を開き前向きに生きる事を選べて良かった。

    実は

    0
    2023年12月23日
  • イエスタデイをかぞえて

    購入済み

    BLはファンタジーだから受けちゃん生き返らせてよ!!!と泣きながら、叫びながら忙しく読みました。
    ちょっと時系列が狂って戸惑う部分もあったんですけど、本当にこんなに泣いたの久々です。

    #切ない #泣ける #胸キュン

    0
    2021年11月01日
  • 三千世界で君を恋う【特別版】(イラスト付き)

    ネタバレ 購入済み

    愛する人を食べれるか

    一人前の鬼になるためには、愛する人を食べなければいけない…。
    前半は、主人公の紅が可哀想で、とても辛かったです。
    最終的には、2人に幸せな時間が訪れて良かったです。

    0
    2020年05月15日
  • BE MY HERO【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学の語学でクラスが同じ受け攻め。おどおどオタクの攻めが絡まれ(いじめられ)る度に、受けは放っておくと気分が悪いからといつも助けている。攻めにとって、まさにヒーロー。そんな受けも女装趣味があり、しかし卑屈になるどころか開き直って堂々としているのが読んでて気持ち良い。
    女装(正体バレ)とか家族理解とか障壁となりうる要素が、あっさり解決で物足りなさはあるものの、互いが相乗効果で成長しているのが、読んでてなんともほんわかしたりグッとくる場面もあって面白かったです。

    あとがきには最初の設定は高校生だったのに時代に合わせて大学生にした…とあり、知らず規制が厳しくなっていることに驚きました。 だって高校

    0
    2019年07月09日
  • BE MY HERO【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    サイトで公開されていた作品だったそうで、制約もなく自由に書けたのもあったのかな。流れが自然で読みやすかった。
    ただ商業化の関係で、設定が高校生から大学生に変わったのもあって、キャラクターが全体的に大学生にしては幼い印象なのがちょっと惜しい。
    特に攻は、気弱すぎて好き嫌いが分かれるかも。その分、受が男前でストーリーや攻をぐいぐい引っ張っていくので、バランスはとれている。
    地味だけど優しくて綾さんらしい作品。この作品を最後に執筆活動をしばらくお休みするそうですが、なるべく早く次の作品を手にとることができたらと願わずにはいられないです。

    0
    2019年05月11日
  • あなたに恋はしたくない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イエスタデイをかぞえてからハマった綾ちはる先生。今回も前作のように不思議な雰囲気の話でした。カズオミと和臣、カズオミが幻覚であるのだろうなということは和臣が登場した時点で気付いていました。早々に両片思いのような状態になって安心して読めました。

    0
    2019年01月10日
  • 猫の笑う、幸せの棲家【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫ちゃんが ただただ ひたすら可愛らしい。一途っていいなぁ。
    ワンコな猫ちゃん。
    その分 幸成の影が薄いんですけど、対抗馬も出てくるし。

    0
    2017年04月14日
  • Gift【イラストあり・電子書籍限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『君を想う鼓動』のために『ギフト』があったような気がする。  
    「gift」とは(うまれつきの)才能。しかし、何かを与えられていても 与えられなかったものがあるかもしれない。
    与えられたピアノの才能に対し、与えられなかったものが 二つ。
    お父さんたちの話は 思わせぶりな形でおいてあるのが とても良いと思う。

    0
    2017年03月29日
  • Gift【イラストあり・電子書籍限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    高校生もの。設定も展開も至って普通。でもそこがすごく良い。デビュー作の時に感じた、綾さんの良さが詰まった作品。人によっては地味でありがちという評価に落ち着いてしまいそうだけど、だからこそその良さが引き立っていた。二作目以降から、設定の奇抜さで読み手の目を引こうと手を変え品を変え…と迷走していた感があった作家さんでしたが、ド直球の今作は文句なしに響いてきた。内容にひとつも触れないまま、ちょっと褒めすぎじゃないかという気がしないでもないけど、個人的にイエスタディの綾さんが健在で嬉しいという気持ちでいっぱい。どうかこのまま、その良さがつぶされませんように。

    0
    2016年09月10日
  • Gift【イラストあり・電子書籍限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    切なくて甘い青春小説でした。
    わけあって高校3年の夏に田舎の高校に転校してきた暁良が卒業までの半年という短い季節の中で経験していく寮生活と恋愛を、デリケートに描き出したストーリー。

    好きだった陸上も続けられなくなるほどダメージを受けてしまった暁良が逃避したのは昔父親が通っていたという高校。そこで彼はピアノが上手くて人当たりのいい成瀬という同級生と急速に親しくなっていきます。
    「ギフト」という言葉には色々な意味が託されています。
    暁良は同じ失敗を繰り返したくなくて、成瀬になかなか気持ちを伝えられなかったし、成瀬もまた言えない事があったのだろうけど、卒業の日の出来事には思わず泣いてしまいました。

    0
    2016年05月20日
  • イエスタデイをかぞえて

    購入済み

    命の重みを知る

    なんて大仰かもしれませんが私には「失って初めてその尊さを知る」に共感、涙ぐみながら読みました。後悔するくらいならやっておく、本当にそうですね。

    1
    2016年02月14日
  • イエスタデイをかぞえて

    購入済み

    気持ちの良い、胸キュン作品!

    この作家さんの作品は初めて読んだが、デビュー作だそうだが大当たり! 瑞々しさ100%の、癖のない、何とも気持ちの良い、ピュアな胸キュン作品だった。本来、リアルな設定が好きなのだが、決して珍しくはない`生き返り´シチュエーションを、うんとハートフルに素直に、それでも少しも飽きさせることなく描かれてしまうと、もう受け入れざるを得ない。やさしい香りの自然派石鹸で心を手洗いでもしてもらった気分だ。安西リカさんの『好きで、好きで』と同じ効果だなーと思う。好きな作品だ。

    0
    2015年06月14日
  • 彼の愛した翠色【イラストあり】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    随分と前に読んだものの、胸が詰まって上手く感想が書けそうになかったので、
    そのまま放置してたんですが、再読してやっぱり胸が詰まった(笑)
    結局、どうしたって上手く書けないので、消化するためにメモメモ。
    【あなたに恋はしたくない】と共通部分があるにはありますが、
    こっちの出来の方が遥かに良かったという印象。

    主人公の翠は幼少期の辛い経験から、自分の中にスイという人格を
    作り出したんですが、とある事件を境に翠の方が消えてしまい、
    スイの方が残されてしまいます。
    そんな翠のことが好きな幼馴染みの真優や、翠を優しく見守る義両親、
    精神科の橋本先生や同じ養護施設で暮らした嘉人など、
    翠を取り巻く環境は

    0
    2015年04月27日
  • イエスタデイをかぞえて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冒頭いきなり受けが交通事故で亡くなって、死神から一年前からやり直すチャンスを与えられる。なんとか攻めと恋人にならないように避け続けるも、何故か自分に執着してくる攻めを手酷く拒絶し胸苦しさを覚える受けだったが…。結局、攻めの粘り勝ちで、死ぬ直前にわーっと話が収束していくのが切なくてたまらなかった。何故攻めは知り合って間もない受けに執着していたのか?は、視線受け→攻めで明らかに。
    まさかのファンタジーネタですが、死神出てきた時点でファンタジーか。

    0
    2015年04月20日