岬龍一郎のレビュー一覧

  • [超訳]論語 自分を磨く200の言葉

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    はっとさせられる記述が多かったが、それは、今も昔も人が大切にしなければならない本質に、変わりがないことの証左だと思う。
    定期的に読み直したい一冊。

    以下、特に気付かされたことを列記。

    できる人は言葉はゆっくり、行動は迅速

    失敗をした時の態度で、その人の本質が分かる

    相手を評価するときは、まずは行動を見て、次に動機を見て、最後にその着地点を見る

    毎日、自分が徳のある行動をしていたかを反省することが大切

    言葉と行動は同じ。従って、言葉には慎重に

    礼儀は大切だが、ペコペコしていては侮られる

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    2017年05月10日
  • 代表的日本人

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    5人に共通しているのは、高い道徳心と利他の精神。
    良家の出身ではなくても、高い志と強靭な精神力、行動力を持って、信念に生きるということろ。
    当時の5人の生きた時代背景がうまく描写されており、引き込まれる内容であった。

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    2016年03月12日
  • [新訳]荘子 天命に逆らわずあるがままに生きる

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    「寿ければ恥多し(いのちながければ恥じ多し) 」
    男の子が多いと、それだけ心配事が増える。 金持ちになればなったで、めんどうなことばかり増える。長生きをすればそれだけ恥をかくことも多くなる。

    金銭に価値を見出す人は心を卑しくしていくし、ポストにしがみつくひとはさらに名誉を欲しがり、権力にしがみつく人は不振をつのらせる。これでは本当の心の平安や幸せは味わうことはできない。 彼らは財産、ポスト、権力を握っている間は、それを奪われまいといつもビクビクし、一度それを手放すと、今度は人間的価値までなくしたように憔悴してしまい、自分で不幸の種をまきながら、自分を不幸にして悲しんでいるからである。

    「蟷

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    2015年05月30日
  • [新訳]老子 雲のように、水のように、自由に生きる

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    現在放送中の『軍師 官兵衛』を見てて、老子の言葉がかなり出ている。
    後の黒田如水の名も「上善水の如し」から名付けたと知る。
    年齢的に、生きることに少々疲れてきた。
    黒田官兵衛の中で出てくる言葉が老子から来ていることに読んでみたくなった。
    新訳ということで、読みやすく訳されているのだと思う。
    納得できる部分とそうでない部分もあるが、心に沁みる。
    雲のように、水のように生きられたらいいだろうな。
    まだまだ人生の修業半ばにすぎず、煩悩まみれである自分自身。
    少しでも、穏やかに生きることができたらと思う。

    古くからのことわざも、中国から来ているとは聞いていたが、老子や孔子などの賢人が居た国も、今では

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    2014年12月11日
  • [新訳]老子 雲のように、水のように、自由に生きる

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    仕事でしんどくなった時に後輩がかしてくれた一冊。

    足るを知ると思うと、このままではダメだと自分を追い込むことから解放されて気持ちが少し楽になった。

    あるがままになすがままに。
    たおやかに生きていけたらどんなに心安らかだろう。

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    2013年05月28日
  • 新装版 武士道

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    元々英語で書かれた本であることも知らなかった。彼がキリスト教徒であることも知らなかった。(全く無知) 読後の感想はうまくつぶやけないけど、正しいこととは何かを考えて行動しなきゃいかんことは改めて感じた。できていなかったこともいっぱいある。

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    2012年09月15日
  • 代表的日本人

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    とても分かりやすく読み易かったです。ここに取り上げられた方で今までよく知らなかった人もいて、「こんな人物像だったのかな~」と改めて興味を持ちました。より詳しく知りたくも思いました。

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    2012年04月27日
  • 日本人の品格 新渡戸稲造の「武士道」に学ぶ

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    岬龍一郎著。
    新渡戸稲造の『武士道』を翻訳している人です。
    1946年生まれ、早稲田大学卒、情報会社・出版社の役員を歴任。
    退職後、著述業の傍ら、人材育成のために「人間経営塾」を全国13ヶ所で主宰。
    というようなことをやっていらっしゃる方。
    新渡戸稲造や内村鑑三など、江戸から明治にかけて
    日本人が持っていた精神を明治時代に著した著者の本に、
    「人は、日本人は、いかにあるべきか」ということを求め、現代において普及している。

    本書も、同様。
    本書は、特に新渡戸の『武士道』の解説本という位置付けに近い。
    『武士道』のエッセンスをかいつまんで、分かりやすく、現代との対比などを交えて説明している。

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    2012年01月10日
  • [超訳]論語 自分を磨く200の言葉

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    超訳と書いてあるだけあって、かなりわかりやすいです。
    漢文としてのよさがうにゃうにゃいうやつは読まないでください笑
    始めて論語関連に触れましたが、これは!という気づきが多くてびっくり。
    論語って、本当に普遍的なこと書いてるんだなぁと・・・。

    自己啓発はよく読むけど、
    論語はなにかを超越してる気がする。

    違いをなんとなく書くとこんな感じ。

    ・他の自己啓発本
    よーし、いけるいける!偉くなった!あしたから実践だー!(・∀・)

    ・論語(超訳だけど)
    おお、、まだまだ足らんな。。精進しないと・・・!

    いけいけごーごーでもいいんだけど、謙虚に自身のことを改善し続けるってのはすげーだいじだ。

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    2011年09月01日
  • [超訳]論語 自分を磨く200の言葉

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    私のような者でも、論語をプチ解釈することが出来ました。

    孔子先生や弟子の方たちも、同じように悩み、模索していたようです。

    貴い本が、読めました。

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    2015年01月29日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    訳者が解説のタイトルがこう書いてあった
    「百冊の人生書よりも『学問のすすめ』」と


    本文を読む前に解説を読むことが癖となりつつあり
    はじめに訳者の解説を読んだ際、「大げさな!」と感じたが
    読んでいくと、その時代の状況を分かりやすく書かれてあり、
    なおかつ、人々はどうすべきかを明快に述べていた


    書いていたのが腑に落ちる
    と妙に納得できる本だった

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    2010年10月01日
  • 武士道

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    新渡戸稲造さんの英文を日本語に訳したもの。日本人を西洋の人たちに説明している、興味深い本。現代人のブレブレな生き方に対するアンチテーゼでもあったり、内弁慶的な日本人気質の大元を辿るようなむず痒さもあったり。

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    2024年04月14日
  • 武士道

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    3回目の挑戦にて、初めて読破。
    全体通してやっぱり難しくて所々わからない部分があったけど、共感できる部分もあった。
    出版当時の日本人の道徳的規律がどこから生まれ、どのように武士および民衆に広がっていったかが記されている。
    義、勇、仁などのテーマで、それぞれ当時の日本人の精神的構造が説明されており、現代にも通ずるところが見つけられる。

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    2024年01月27日
  • 武士道

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    「武士道」というと21世紀を生きる自分とは関係のない歴史上の概念と思ってしまいがちだけれど、その内容は特に目新しいものはなく自分が普段から意識しているものばかりで、改めて自分は日本人なのだなと感じた。

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    2023年06月30日
  • 武士道

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    ■感想
    仏教とか神道とか興味ありますね
    絶対と自分を調和させる、いいですね
    座禅やってみたいです。体験してみたいですね。

    汝自身を知れって真理過ぎるだろ

    知識というものは、これを学ぶものが心に同化させその人の品性に表れて初めて真の知識となる、ということ
    →その通り過ぎる、知識として手に持ってるんじゃなくて、自分の自然の行動として表れて初めて意味を持つ敵なことだよね。
    息をするようにできるってことだよな。

    知行合一
    高校生の時もこれってマジ大事!って思った気がする
    絶対思ってたわ

    貴族(力あるもの)を商業から離しておくことはある程度ごうりてきなのかもしれないな
    お金持っている人が強い社会

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    2023年01月08日
  • [超訳]論語 自分を磨く200の言葉

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    「一日二ページ」という感じで読みました。
    本当にわかりやすかった。

    これプラスで何か漫画版の論語を読んだらもっと面白くなると思う。

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    2022年04月03日
  • 武士道

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    私は、「礼」の章がとても好きです。
    非常におかしいと思えることも、相手を思ってのこと。
    贈り物を渡す時の欧米と日本の台詞の違いは、改めて理解できた気がします。
    今の日本、そして日本人のどれほどの人達が良きにしろ悪しきにしろ、武士道の心を持っているのでしょう。
    私は嫌いではありません。

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    2022年01月02日
  • 武士道

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    岩波版に比べると読みやすい文章になっており、自身の道徳の基礎に「武士道」があることをぼんやりと確認出来た。
    ただ、内容が思った以上に深く、かつ、発散していて、一回読んだだけでは理解しきれなかった。
    繰り返し読んで、理解を深めたい。

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    2021年09月23日
  • 武士道

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    自分の頭が悪すぎて難しすぎる。笑

    すごく心に刺さった言葉。
    「じっさい日本人は、人性の弱さが最も酷しき試煉にあいたるとき、常に笑顔を作る傾きがある。-中略-逆境によって擾されしとき心の平衡を恢復せんとする努力を隠す幕である。それは悲しみもしくは怒りの平衡錘である。」

    失敗した時、焦った時、逃げたい時、傷付いた時、
    誤魔化すようにいつも笑ってしまう。

    それを強さと履き違えていたけど、違うのかも。
    もっと早く気付きたかったな。

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    2021年08月14日
  • [超訳]論語 自分を磨く200の言葉

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    ええ歳やけど、こういうのはあんまり読まずに過ごしてきました。
    原文とかは無理だし、読む気もないので、超訳で^^;
    日本人の道徳観の柱と言われるだけあって、知ってるのも多い。この考えが全てとは思わんけど、納得出来るのも多い。
    自身が生きていく上で、考え方の一つとして参考にします!

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    2020年08月21日