飴村のレビュー一覧
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題名と表紙のビジュアルからは恋愛系ライトノベルのような印象を受けたが、実際に読んでみると内容はかなりしっかりとしていた。恋愛や友人関係の描写も、きれい事だけで飾られているわけではなく、人間関係の中で誰もが抱きがちなネガティブな感情や思考まで丁寧に描かれており、とてもリアルであった。特に高校生時代の主人公は、年相応ではあるものの、自分本位で未熟な思考や論理を持っており、その描写に現実味があったため、自然と物語の世界観に引き込まれた。終盤の伏線回収については、おおよその予想の範囲内ではあったものの、それでも十分に感動させられた。また、適齢期の傷のない男女が結ばれることが一般的な幸せとされがちな価値観の中で、本書は「幸せの形は人それぞれである」ということを考えさせてくれる一冊であった。
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あの「よめぼく」シリーズの森田碧さんの最近作です。高二の秋に恋人の千夏を亡くした翼は千夏が残した千夏の公式アカウントが心の支えでした。ある日、翼は千夏に歌声がそっくりのレモンティという歌い手を見つけます。しかも同じ学校の制服を着て歌っています。このレモンティと出会って翼の無気力だった日々が変わっていきます。
最初は翼がただただ千夏を引きずっているように感じられました。公式アカウントにも依存しているようでした。ですが、レモンティはあることを抱えていてそれを助けるために奮闘する翼は輝いているようでした。だんだん変わっていく翼を見て心を打たれ私もこんな風に変わっていきたいと思いました。 -
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ネタバレ東京の高校に通う梨沙と
静岡の高校に通う航汰は
実は幼少期を一緒に過ごした幼馴染み。
航汰の引っ越しで離ればなれになってしまって
それからは1度も再会することなく高校生になった。
だけど
ふたり揃ってお互いのことが忘れられなくて
恋とかに奥手になっていたんだと思う。
そしたらなんと
梨沙が静岡の高校に国内交換留学することになって
ふたりが再会するなんて運命としか思えない。
別れの日になるまで梨沙は気づかなかったけど
ふたりが再会できて良かったと思った。
❥❥❥❥
梨沙は友達の顔色を気にして
思っていることを言えないでいるんだけど
心の中に閉じ込めたままにするって
考えただけで苦しくて孤独感を感じそう。
良い関係のままでいたい
関係を悪くして孤立したくないって
学校という限られた場所で過ごすためには
当たり前のようにある気持ちだから
理解できなくはないけど
それでもずっと本心を隠しておくと
いつか心が壊れてどうしようもなくなることは
自分自身で経験していたことだから
梨沙に心の中を少しだけでも
解放できるようになって欲しい。
そしたら国内交換留学が
自分の気持ちを鑑みるきっかけになって
梨沙が自分の気持ちに素直になっていくから
きっかけがあるって大切と思った。
自分の人生における重要なきっかけって
いつどこにあるか分からないもんだね。
私が自分の気持ちに素直になったら
どんな気持ちが出てくるのか気になるなぁ。