あらすじ
高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うしたふたりを間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた……。ふたりを亡くした喪失を胸に抱きつつもネイリストとして歩みはじめた綾香だが、あるとき柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出す――。
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高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うした2人を間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた。2人を亡くした喪失感を胸に抱きつつもネイリストとして歩み始めた綾香だが、ある時柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出す。『グリーフカフェおのでら』
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大好きなよめぼくのスピンオフ!最初から感動ばかりでした。よめぼくの1巻ではそこまで重要な人物ではなかったけどこの物語を通して綾香がどんなことを考えていたのかなどが分かりとても感動しました。親友を亡くし、更に思いを寄せていた人も逝ってしまうのはどんなに悲しいことなのか。考えただけで涙が出そうです...
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なんとなくタイトルに惹かれたので読んでみました。結末をズバリ言っているようなタイトルの割には、かなり序盤で若い男女が死を迎えたので「あれ?」と思いましたが、どうやら第一作からの続きのお話だったみたいです。
とはいえ、これからの人生をどう生きるべきかを考えさせてくれる、とても良い本でした。
今、何気なく過ごしている日常が、とても幸せなんだということと、人生には必ず終わりがあるので、この幸せは期限付きのものであるということを教えてもらいました。
ちゃんと意識をしてあげないと、今の日常が永遠に続くようだと錯覚してしまいますが、この本がその部分をちゃんと教えてくれました。
ありがたいです。
① 「できることなら、もう一度あの頃からやり直して、たくさんの思い出を作りたかった」と思わなくて済むように、精一杯生きる。
② 「今度じゃダメだ。今行こう」、「いつかじゃダメだ。今やろう」
③ いつも誰かのために行動しよう。
④ 「喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる」
⑤ 今、当然のように健康に生きてるけど、それって決して当たり前のことじゃない。
⑥ 悲しみは、乗り越えるものじゃない。悲しみとともにどう生きていくか。それが1番大事。
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余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話、通常「よめぼく」に出てきた主人公の友人である三浦綾香のストーリーである。
22歳になった綾香の恋愛と成長の物語を描いている。ひょんなことから訪れた場所で悲しみへの向き合い方、自身の過去と重なる人たちとの出会い物語が動き出す。
悲しいこと、辛いこと経験を乗り越えようとしていた綾香がある人の言葉をきっかけに乗り越えるのではなく常に共に生きていくことが大事と気づけたところは良かった。乗り越えるということは悲しかったことが悲しく無くなることだと思う。そういう風にできる人はなかなか少ない。その経験を糧にしたり時々思い出して今を生きることが大事であると感じました。
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よめぼくシリーズ1作品目のスピンオフ。
1作品目で友人2人を亡くした絢香目線のお話。
残された側が悲しみと向き合うこと
それと共に生きていくことで
前に進めるそんな作品。
悲しいことは忘れなきゃって思ってたけど
乗り越える必要なんてないと気づかされた。
心に響くフレーズが多くて刺さったな、、
この2作品を読んで
私はガーベラの花言葉を忘れないと思う