高田在子のレビュー一覧

  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぴりりと山椒の七夕そうめん

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    久馬を捕まえれば終わる話ではなくなってきた かなり壮大な 日常の美味しいごご飯の合間に入れるとか凄い技術力 全くもって面白いし修行に出るとか生活も進化しているし。ロールプレイングゲームのような登場人物たちが増えていく さりげなく 旅籠の旅人もだし ちょうど開催されていない祭りを見に来て代わりに酔ったちはるの踊りが見れて1番の土産話に にしても柿崎はきな臭い

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    2025年09月06日
  • 茶屋占い師がらん堂

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    ライトで読みやすい時代小説。
    占い師によってスカッとする結末ばかり!楽しい本だった。
    お鈴も良い子でお母さんも優しい。
    最後の側が美味しそうすぎて、この茶屋に行きたい!

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    2025年08月04日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわびの祝い膳

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    朝日屋読むと毎回人間万事塞翁が馬を思いつく。あのまま乗っ取られないでいたら親方に会えないし怜治にも女中三人衆にも 誰にも会えず ただ父親の味を再現してただろうな。6作目で三人衆のレベルアップがわかりやすい、まあその分ちはるとおふさのバチバチが無くなってらぁ、しかし怜治がいるのに生臭い事件ないねぇ、まあだからこれ好きなんだが。まあ詩門の一件すげえ気になるってこと

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    2025年02月16日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅

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    朝日屋。料理と旅籠とてんこ盛りの、片方だけでも作れるのに、どんな風に物語が進むのかと思いつつはや4巻ですか。大酒飲みのちはるがやって来て一年経たないしだいぶ内容が濃い。今回は大阪商人の孫兵衛がとてもいい働き振りでした、肝心の場面に悉く出てきて大車輪の活躍する 引退なんかもってのほかで、若旦那登場という非常に良い流れ 最後の太吉の話におしのの話に 問題解決している おしのの私なんかがの口癖と下を向くのをやめること。太吉の本音とお母さんの新しい旦那さんに嫌われたらどうしたらいいかと 時間をかけて持って行く所

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    2024年02月02日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 しみしみがんもとお犬道中

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    3冊目。がんも蒲鉾竹輪はんぺんの様に染みてる物語ってこと。色々出て来るから最後は柿崎が怪我をして次回はそういうことです、怜治の出番かね。8人に増えたし2人だけだった朝日屋の客も増えて、人の良さそうな長吉郎も良いアクセント、蒲鉾作りの伝蔵との繋がりがあるのがホッとするよ。安定のじしょうもちらっと出て来るし、見捨てないね。おしのの出番が少ないけど、おふさ16歳に8人になったし、広がるね。お伊勢道中も土橋さんで読んだが、本当にあったんだね、3章もとても楽しくなりました。たぶん江戸に戻ってくる話を読める筈

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    2024年02月02日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 なんきん餡と三角卵焼き

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    女性から男性から江戸時代と一応読んで行く感じをなんとなく決めていて、江戸時代に戻って読んだ次第です。購入済みですね、ドタバタ劇に黒幕に季節の変わり目に新作料理と 朝日屋を舞台に繰り広げる。乗っ取られたお店が未だ出てこないし朝日屋の慎介を罠に掛けた相手も出てこないし、泊まり客が2人って なあー、怜治が出番のないわけだが。さて江戸時代がまだまだ続くので、非常に楽しみ 柳家喬太郎の品川心中聞いてみたいって思う。関係ないか〜

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    2024年02月02日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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    合う。読んで良いものでした、前から気にはなってて料理だけかと思ってて、出会いからそれぞれの傷からちゃんと描かれてるもの。れいじに助けられて次の日にもうタメ口。酔った時のうるせえ〜が素敵でした。一休さんでは新右ヱ門に義満に一休さんにさよちゃんが基本だけど、総出演した時の満腹感、ここもあったね、遠くから慈照が見てて頷いての所がねえ。野次馬と受け答えして上手いこと返してってあるけど、江戸時代はこんな風だったの?鍛えられるかも。あとちはるの力の匂いが意外と出てこないね、お題の長さが謎だったが、これでいいって事。

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    2024年02月02日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 とろとろ白玉の三宝づくし

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    ちはるの潮汁おーお主役ですね、読んでいて飲みたいになる。潮汁は豊かな海そのものだという表現も上手です、粋だよね。一平さんの料理人の矜持もグッとくるし、おふさの成長 和尚の部屋がお約束ですね。キャラが揃って来てる、前半で久馬の話が宙ぶらりんで消化不良だけどあー嫌な予感しかない。

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    2024年02月02日
  • 味ごよみ、花だより

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    はなの味ごよみのシリーズでは、何度ももう、弥一郎で!と思って、弥一郎が報われないのがひっかかっていたので、このシリーズがあってほんとに嬉しいです。

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    2023年01月13日
  • 味ごよみ、花だより

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    ネタバレ

     「喜楽屋」のはなと武士の結城良太の関係で物語が進んできましたが、良太が武士から町人になって2人で「喜楽屋」を切り盛り。良太の同僚でもあった(はなの後見人)小石川御薬園同心の岡田弥一郎にスポットが当たってきました。今回は泉屋勘九郎が具合が悪い時を助けたことが縁となり、その孫、時枝との出会いが始まります。謙虚な2人を、六郎太がいい間合いで取り持っています。次回が楽しみです。高田在子「味ごよみ、花だより」シリーズ№11、2022.8発行。

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    2022年11月11日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 しみしみがんもとお犬道中

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    ネタバレ

     「桃栗3年 柿8年 柚子は遅くて13年 梅は酸い酸い18年」まんぷく旅籠朝日屋を舞台にした料理と人情を絡めた物語。読み応えがあり、いつも楽しんでいます。高田在子「しみしみがんもとお犬道中」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№3、2022.5発行。

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    2022年08月02日
  • はなの味ごよみ 花笑み結び

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    ネタバレ

     高田在子さんの「はなの味ごよみシリーズ」も最終完結第10巻です。「花笑み結び」、2021.12発行。百姓娘はなは結城良太に嫁ぐため、伊澤家で厳しい武家のしきたりを修行し、いよいよ武家の嫁にならんとする直前、伊澤家を飛び出し、岡田弥一郎に連れられ喜楽屋へ。めまぐるしい展開の最終巻。まずは骨を折ってくれた伊澤家、そして迎える結城家に対し、詫びる良太とはな。良太との縁はあきらめ料理の道を目指すはなを堺屋の隠居は堺屋の台所働きに。喜楽屋のおせいがはなに店とこはくをお願いと。店明けの朝、町人良太が料理人として。何事にも一生懸命の「はな」。そしてまわりの人たちがみんな素晴らしい。「はな」を(厳しくも)温

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    2022年05月19日
  • はなの味ごよみ 涙の雪見汁

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    ネタバレ

     高田在子「涙の雪見汁」、はなの味ごよみシリーズ№8、2021.3発行。縁起結び、受け入れ鍋、涙の雪見汁、あんこう祈願 の4話。はなの養女先が伊澤佐内家に決まり、いよいよ結城家、良太に嫁ぐ段取りが。残り少ない喜楽屋での暮らし。養女先の上目黒村に行くための諸準備、そして世話になった方や常連さんとの別れ。岡田弥一郎からは「達者で暮らせ」と。はなは、喜楽屋、おせい、こはくに別れを告げ、良太と上目黒村へ向かう。

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    2022年05月11日
  • はなの味ごよみ 勇気ひとつ

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    ネタバレ

     神田の一膳飯屋「喜楽屋」を舞台にした物語、いよいよ佳境に。高田在子「勇気ひとつ」、はなの味ごよみシリーズ№7、2020.11発行。武家結城良太を慕う百姓女はな、公儀隠密の良太もはなの気持ちに添いたいと。良太の親友岡田弥一郎は、良太とでは結ばれない、幸せになれない、俺が幸せにしてやると、はなへの気持ちを。更に、良太の両親に会うと、父の結城弾正は、嫁に来ることは許さないと。だが、二人の思いに迷いはなく、父弾正の32年前の思い人るいの出現と、るいの機転でどうやら灯りが差してきたようです。

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    2022年05月09日
  • はなの味ごよみ 夢見酒

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     高田在子「夢見酒」、はなの味ごよみシリーズ№4、2018.8発行。たけのこ日和、夢見酒、心溶かす夏の凝り、想いうつし の4話。楽しめました。特に「夢見酒」と「心溶かす夏の凝り」。「夢見酒」は雷衛門が所属する勝川部屋の愛猫「もも」がいなくなりその捜索の話と「もも」が10日間世話になった家の嫁と姑の確執の話。最後はめでたしめでたしに。「心溶かす夏の凝り」は、はなが探し求める良太の真の姿(公儀隠密)が明らかになり、2人の関係が次のステージへと。身分の違いを乗り越えることができるのか。かなり長期的な気がします。

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    2022年05月01日
  • はなの味ごよみ にぎり雛

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     少食の力士、大工道具が手につかない大工、騙されて借金が膨らみ心中直前の若い男女・・。いろんな悩みをおせいとはなが喜楽屋の料理で、養生所の同心岡田弥一郎の英断で解決していく物語。猫のこはくの癒しも力にw。高田在子「にぎり雛」、はなの味ごよみシリーズ№3、2019.2発行、絶好調です。「近所のありがたみを食って生きてるようなもの」そう語るしず婆さんが風邪に。風邪薬を買いに「安心堂」に行ったおはなは、そこで良太と再会。偽薬販売店の用心棒風な良太は、一体何をしているのか。悪人捕獲の良太だったが、また逃げられた。

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    2022年04月26日
  • はなの味ごよみ

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    ネタバレ

     高田在子(たかだ ありこ)さん、初読みです。「はなの味ごよみ」、2018.3発行。面白かったです。テンポもいいです。好いた男が突然いなくなり、北鎌倉から江戸に、その男、良太を追って出かけてきた はな28歳。器量よしで大食い女w。空腹で日本橋で倒れ、小石川養生所で休み、神田須田町の「喜楽屋」の住み込みで働かせてもらい、一見厳しい武士の岡田弥一郎にに見守られ・・・。シリーズのようで、楽しみです! 「喜楽屋」の女将、おせいの世話になりながら、良太に会える日はくるのか。

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    2022年04月17日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぴりりと山椒の七夕そうめん

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    ちはるが弱いところも駄目なところも有りながら、周りの人に助けられて進んで行く姿に私自身の背中も押してもらっている気がした。

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    2025年09月16日
  • 茶屋占い師がらん堂 異国の皿

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    それぞれの章でタッチが全く違っうにも関わらず、繋がっているところも面白い。特に異国の皿の章ではもはや時代小説からかけ離れたエンターテイメント性を感じた。また文中に出て来た[成功する人間は失敗を人のせいにはしない]と言う言葉など含蓄のある言葉があちこちに埋めらているところもこの作品の良さと思う。

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    2025年02月02日
  • 茶屋占い師がらん堂 招き猫

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    主人公の純朴な優しさで心が暖かくなるような感じがした。また守護を受けている龍との掛け合いも微笑ましい。登場人物も個性的な人ばかりで、楽しく読めた。時代小説ではあるが特殊能力を発揮する部分も面白い。直ぐに続編を読みたい。

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    2025年02月01日