あらすじ
朝日屋の店先に現れたのは、お伊勢参り中の……犬!? 居合わせた客に「親切にしてやらなきゃ、罰が当たる」と言われ、おかげ犬の獅子丸の面倒を見ることになったが――(第三話 おかげ参り)。新たな仲居おふさも迎え、今日も珍客万来の朝日屋。そんなある日、下足番の綾人は気になる人影を目撃する。文庫書き下ろし。
目次
第一話 早咲きの梅
第二話 新しい仲間
第三話 おかげ参り
第四話 雨の朝
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3冊目。がんも蒲鉾竹輪はんぺんの様に染みてる物語ってこと。色々出て来るから最後は柿崎が怪我をして次回はそういうことです、怜治の出番かね。8人に増えたし2人だけだった朝日屋の客も増えて、人の良さそうな長吉郎も良いアクセント、蒲鉾作りの伝蔵との繋がりがあるのがホッとするよ。安定のじしょうもちらっと出て来るし、見捨てないね。おしのの出番が少ないけど、おふさ16歳に8人になったし、広がるね。お伊勢道中も土橋さんで読んだが、本当にあったんだね、3章もとても楽しくなりました。たぶん江戸に戻ってくる話を読める筈
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「桃栗3年 柿8年 柚子は遅くて13年 梅は酸い酸い18年」まんぷく旅籠朝日屋を舞台にした料理と人情を絡めた物語。読み応えがあり、いつも楽しんでいます。高田在子「しみしみがんもとお犬道中」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№3、2022.5発行。
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おかげ犬…
江戸時代の犬はそんなに偉い犬が??
行った事もない場所に?1匹で??
なんとなく不穏な空気で終わって、
色々続きが気になる。
数日前に友人に
「月の雫」って山梨のお菓子知ってる??
と聞かれたお菓子。
え?江戸時代からあったの?
そんな小洒落たお菓子が!
ビックリ!
Posted by ブクログ
旅籠朝日屋シリーズ第三弾。店が流行り出したのはいいが、仲居が足りない。新たに、おえん、おしの、おふさが働くが、おえんは問題あり不採用、おしのは臨時採用、おふさは採用。おかげ犬なるものも登場。しみしみがんもは、おでんの元祖か。美味しそう。相変わらず酒乱の主人公・ちはる、またやってしまった。