高田在子のレビュー一覧

  • はなの味ごよみ 願かけ鍋

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     神田須田町にある一膳飯屋「喜楽屋」。女将は41になるおせい、亭主の良太を探しに鎌倉から来たはな29歳。はなのお目付け役の小石川御薬園の岡田弥一郎(武士)がいい味を出しています。高田在子「願かけ鍋」、はなの味ごよみシリーズ№2、2018.8発行。キレがもう少し欲しいところでしょうか。

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    2022年04月22日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 なんきん餡と三角卵焼き

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     高田在子「なんきん餡三角卵焼き」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№2、2021.6発行。シリーズも第2作、いよいよ佳境に入ってきたかと思いきや、第1話「まことの味」はいい感じでしたが、あとの3話はテンポが悪く、次作に期待します!

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    2022年04月19日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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     1972年生まれ、高田在子さん「ぱりとろ 秋の包み揚げ」、まんぷく旅籠朝日屋シリーズ№1、2020.8発行。客がなかなか入ってこない。呼び込みや振る舞い飯をしながら・・・。「朝日屋」を立ち上げた5人衆です。表紙、たぶん、左から板長の慎介、旭屋の主で元火盗改の工藤怜治、女料理人で主役のちはる、元女形の下足番綾人、仲居は元水茶屋勤務のたまお。まんぷく旅籠になるのは次巻からでしょうか(^-^)

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    2022年04月18日
  • はなの味ごよみ 蛍の約束

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    武家に嫁ぐために、武家の養女にならねばならない。
    修行の日々が始まる。
    懸命に修行をするはな。
    はなの性格も受け入れられ、養女へと話が進むのだが。

    ある日、間違っているのでは?と疑心暗鬼に。
    ふらふらと神田へ歩くはな。

    どうなんだろ、分相応というところに話をまとめるつもりなのか?波乱を起こし、話を盛り上げようとするのか?
    少々、無理な話の展開なような気がしてしまう。

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    2022年03月13日
  • はなの味ごよみ 勇気ひとつ

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    父親に、結婚を反対されている良太は、なぜそんなにも頑ななのか探る。みっともないほどに。強引な良太。

    二人の未来を作るためだったが、危なげな良太だった。

    ある時、父親の若い頃の恋人の情報が。
    るいという名のその女性は、次男であった父親が偶然が重なり後継になったのを見て、自分から大芝居を打って離れたのであった。

    前途はまだ多難!

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    2022年03月10日
  • はなの味ごよみ 涙の雪見汁

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    武家に嫁ぐために、養女にしてもらえる家を探す良太。
    初めは阻止してると思っていた涼太の父親だが、実は容易い方法でははなのためにもならないと、していたことだった。

    買いなじみやいろいろな事件を通して知り合った人々が別れをいうために集う。
    その中、おせいが倒れる。

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    2022年03月09日
  • はなの味ごよみ 心ちぎり

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    今回は岡田弥一郎の縁談話から始まる。
    頑なに縁談を断る弥一郎のところに、相手が何度もやってくるが。
    そんな中、弥一郎から求婚される花。
    先が見通せない良太のこともあり、しばし揺れるが、良太を忘れることはできない。

    こころの中の不安定さに占いに凝ってしまい、悪い奴に狙われる女性を救ったりと今回も事件がつぎつぎに。

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    2022年03月07日
  • はなの味ごよみ 願かけ鍋

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    はなの味ごよみ シリーズ2

    神田須田町にある一膳飯屋「気楽屋」で働く・はなは、夫・良太を探すため、江戸に出てきた。

    ある日、良太が、伊勢参りの帰りに追い剥ぎに遭い・はなの家に転がり込んで来た。幾日か同じ屋根の下で過ごしているうちに、二人は、惹かれ合い、夫婦になった。
    ところが、その良太が居なくなったのだった。

    鳩次郎が描いた良太の似顔絵を持って「気楽屋」の常連が探しているが、未だ、見つからず。

    〈初夢小豆〉
    奉公先の娘の縁談に心を痛めた男が、縁談相手を困らせる為、その相手のお店で幽霊騒ぎを起こす。
    〈思い出うずみ〉
    貧乏浪人の一人娘が、旗本の家に嫁いだ。その娘は、一人残した父親の事を気

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    2022年02月16日
  • はなの味ごよみ

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    「はな」は、北鎌倉の山ノ内村で畑を耕して生きてきた。三年前に流行病で両親を亡くしている。
    隣の「とめ」は「はな」が独り身のまま歳を重ねて、自分の息子が、厄介者の「はな」を背負い込む羽目にになっては困るとばかり、縁談を持ってくるが、相手は、三人の子持ち。

    縁談を断り続けている「はな」の前に、見知らぬ男が現れた。
    良太と名乗るその男は、「伊勢参りの帰りに道に、男達に襲われた」と言って「はな」の家に居着いた。

    人懐っこい良太は、器用さを見込まれ、 あちこちから、屋根の修理を頼まれたりして、直ぐに村に馴染んだ。

    いつしか、二人は、惹かれあい、夫婦となる。
    幸せな日々を送っていたが、ある朝、手紙を

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    2022年01月11日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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    少し盛り込みすぎではないか?と思うような1巻目。
    これからのシリーズで、何か楽しい出会いと、ほろりとさせられそうな逸話が出てきそうな期待。

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    2022年01月08日
  • はなの味ごよみ 七夕そうめん

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    すっかり店にも常連客にも、街のみんなから愛されているはな。良太もひっそりと会いにきてくれた。

    客の悩みに店のみんなが協力して相変わらずほっこり。

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    2022年01月06日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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    食べ物系の話は想像もしやすいしサクッと読めていいねー!
    活字離れ脱却できそう!
    .
    とりあえず…包み揚げ…
    うん今日春巻き食べよ.

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    2022年01月06日
  • はなの味ごよみ にぎり雛

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    回を重ねるごとに、療養所の同心、弥一郎も口や表情からは読み取れないが、世話好きでいい人だとわかってきた。
    今回も心中者や、ひねくれた相撲取りなど事件が続々。

    再び良太と出会うはな。

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    2021年12月04日
  • はなの味ごよみ 願かけ鍋

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    「はなの味ごよみ」シリーズ2巻目
    喜楽屋での暮らしも慣れてきた。
    店を介して出会う人々とともに、体当たりで難問を解決したり、悩みをすくったり。
    傍に寄り添うように一喜一憂するはな。

    そしてはなの探す夫、良太の似顔絵もできあがり、常連客も探してくれている。

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    2021年11月25日
  • はなの味ごよみ

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    鎌倉山の内村の百姓の娘、はなは年増と呼ばれる年齢になった未婚の女性。
    両親を相次いで流行病で亡くし一人ぼっち。
    近所の百姓の畑を手伝いながら暮らしている。
    大食いでなんども、縁談話を逃している。

    料理がうまい良太という男に偶然会い、暮らすうちに夫婦になってもいいと思うようになっていた。
    幸せな暮らしはあっけなく終わる。
    突然良太が行方をくらましたのだった。

    花は良太を探しに江戸へ出ることに。

    そこで小石川療養所に担ぎ込まれた。
    病ではなくお腹が空きすぎていたからだった。

    どうしても夫を探すと言い張るはなを、療養所同心の岡田弥一郎は近所の一膳飯屋「喜楽屋」に紹介。

    そこで、出くわす人々

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    2021年11月24日
  • はなの味ごよみ 蛍の約束

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    シリーズ9作目
    回を追うごとにネガティブな感想や感想自体を書く人が減って行くような気がする。今作も養子先での修行に主人公の悲観的な思いが必ず入る。結果的に頑張って養子先での評価を勝ち取り、正式な養子手続きに入ろうとすると、今までの苦労も泡になるような振る舞いが•••
    最後(次回以降)はどういう結末を目指すのだろうか?

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    2021年08月26日
  • はなの味ごよみ 涙の雪見汁

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    8作目。何とかシリーズを読み進めてきたが、武家に嫁ぐ覚悟というよりも、初志貫徹だけが目的のような主人公に違和感が・・
    周りの助けも有りハッピーエンドになりそうで、最後の方に身近な人が倒れたり、すんなりと行かず。
    どこにも今作が最終話との表示も無く、続くのだろうか?

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    2021年04月06日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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    両親が営んでいた料理屋を騙し取られたちはるは、気落ちした二親を相次いで亡くす。途方にくれていたがひょんなことから知り合った怜治という男に、旅籠「朝日屋」で料理人として働くことを勧められる。料理が出来るならと働き始めるも、出来たばかりの朝日屋には客も来ず、働き手もいないようなところでだった。そんな店でがむしゃらに頑張るちはるの料理人としての成長を描く。
    後から加わる同僚達も皆訳ありだが人は良く、頑張って朝日屋を盛り立てていくのが気持ちいい。続編が楽しみな作品。

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    2020年12月18日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ

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    3.5
    読みやすかった。
    親を亡くした女性料理人が奮闘する話。高田郁さんのみをつくし料理帖に似ているけれども、よりライトな読み心地だった。
    帯には【新シリーズ】と書いてあったから、旅籠「朝日屋」の物語は今後も続くと思ってよいのかな?
    続きが出たら、読もうと思います。

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    2020年11月16日
  • はなの味ごよみ

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    突然いなくなってしまった夫・良太を探すために鎌倉から江戸へやってきたはな。だが疲労と空腹で往来で倒れてしまう。
    小石川療養所へ運ばれたものの病気ではないため帰れと言われたところを御薬園同心・岡田弥一郎の伝手で一膳飯屋<喜楽屋>で住み込みにて働かせて貰えることに。
    一人で店を切り盛りしていた女将おせいと共に客たちとも打ち解けて行くのだが…。


    表紙のはなのイラストイメージだと随分と可憐な娘のようだが、読んでみての印象はかなり違う。
    三十手前の、当時で言えば女年増、背が高く、太っているわけではなさそうだが農作業で鍛えられた体はガッチリしていそうで、何よりも大食い。そこがこの年までなかなか嫁の貰い

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    2020年01月28日