高田在子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鎌倉山の内村の百姓の娘、はなは年増と呼ばれる年齢になった未婚の女性。
両親を相次いで流行病で亡くし一人ぼっち。
近所の百姓の畑を手伝いながら暮らしている。
大食いでなんども、縁談話を逃している。
料理がうまい良太という男に偶然会い、暮らすうちに夫婦になってもいいと思うようになっていた。
幸せな暮らしはあっけなく終わる。
突然良太が行方をくらましたのだった。
花は良太を探しに江戸へ出ることに。
そこで小石川療養所に担ぎ込まれた。
病ではなくお腹が空きすぎていたからだった。
どうしても夫を探すと言い張るはなを、療養所同心の岡田弥一郎は近所の一膳飯屋「喜楽屋」に紹介。
そこで、出くわす人々 -
Posted by ブクログ
突然いなくなってしまった夫・良太を探すために鎌倉から江戸へやってきたはな。だが疲労と空腹で往来で倒れてしまう。
小石川療養所へ運ばれたものの病気ではないため帰れと言われたところを御薬園同心・岡田弥一郎の伝手で一膳飯屋<喜楽屋>で住み込みにて働かせて貰えることに。
一人で店を切り盛りしていた女将おせいと共に客たちとも打ち解けて行くのだが…。
表紙のはなのイラストイメージだと随分と可憐な娘のようだが、読んでみての印象はかなり違う。
三十手前の、当時で言えば女年増、背が高く、太っているわけではなさそうだが農作業で鍛えられた体はガッチリしていそうで、何よりも大食い。そこがこの年までなかなか嫁の貰い