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高田在子「蛍の約束」、はなの味ごよみシリーズ№9、2021.8発行。伊澤家の養女として武家の妻としての厳しい作法を登和子から指導を受けるはな。掃除、百人一首、習字、女大学、薙刀、裁縫、楽器・・・、自害の作法に至るまで。年の暮れ、伊澤佐内からOKが出て、年が明けたら正式な手続きをと。名前もはなから華恵に。しかし、ここにきて、悩むはな。自分の居場所は? やっぱり武家の女にはなれない。喜楽屋のはなとして生きたい。物語の起承転結の、今回は転の部分か。弥一郎の言ったとおりになったはな。著者はどう結ぶのか。
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はなの味ごよみシリーズ第9弾。
一気に話が進みました。
ほぼ全編伊澤家が舞台なので、毎回あった喜楽屋常連のやりとり(この猪牙野郎!的な)や意味があるのかわからない人情話に飽きがきていた私には、すごく読みやすく感じました。
もっと辛い目に遭うかと心配してたけど、伊澤家の人たちもあたたかさがあって良かった。
茂吉じいさんにも癒されました。
ラストは不穏。
はな、決断の時。
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神田の喜楽屋で働くはなは、武家の結城良太の嫁になるために伊沢家に養子に入ることになった。だが、伊沢家に入ったはなには厳しいしきたりや武家の修養が
重くのしかかるのだった。果たしてはなは苦難を乗り越えることができるのか
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武家に嫁ぐために、武家の養女にならねばならない。
修行の日々が始まる。
懸命に修行をするはな。
はなの性格も受け入れられ、養女へと話が進むのだが。
ある日、間違っているのでは?と疑心暗鬼に。
ふらふらと神田へ歩くはな。
どうなんだろ、分相応というところに話をまとめるつもりなのか?波乱を起こし、話を盛り上げようとするのか?
少々、無理な話の展開なような気がしてしまう。