西淑のレビュー一覧
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ネタバレほんと、この人の言葉が好き。私が大切にしたいと思ってることを掬い上げてくれるよう。
動画やゲームなどの人から与えてもらう楽しみだけではなく、自分で楽しみを創り出せる人になるためには、「感じる」「分かち合う」経験をいかにしてきたかだなと思った。
・今回改めて実感したのは、虫や草花や木々や土など、人間でない者たちの存在がいかに、子どもたちの才能を引き出していくかだ。「教室」で「人間」の話だけを聞くという特殊な環境に「education」を閉ざしてしまっては、あまりにもったいないのである。
・食べ物や、資源を社会で分け合うときも、厳密な数値や計算を提示すると、いかにも公平感を演出できる。だが、分 -
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ネタバレ千早茜さんの短編集。第一夜から第十夜まで、どの編も眠れない人が主人公です。第一夜の主人公は、眠れない夜にクッキーの缶を開ける。クッキーの缶っていいよね。小さい頃、ドキドキして開けて、姉と中身を分けたことを思い出すけど、そういう描写があって良い。ただ、この主人公は明らかに過食症だよね笑。シンクの下に、そうやって空にしたクッキー缶がたまっている。第三夜の「水のいきもの」は、不眠を克服する話なんだけど、自分と同じ不眠の青年に、深夜の住宅街で出会って、そっと手を差し伸べてもらったことがきっかけで、眠れない夜に出てくる水の中のイメージが克服できる。なかなか素敵なお話だった。
雨が降ると、身近な人の気持ち -
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子どもが数と出会うというのはどういうことなのかを優しくエッセイ調で書いた本。
挿絵も美しい。
著者のお子さんが乳幼児期の体験がもとになっている。
子どもはどうやって数的概念を取得するのか、言葉などの発達とも絡めながら書かれている
あいまいで数のない世界から、客観的で数値化された世界へ
一度数字で囲まれた世界にいるとそれが当然のようだが、数字がない世界を味わうことができる時期も限られているんだなぁとも思わされた。
・「あと10日で引っ越す」「注射は2秒で終わる」など「かぞえる」ことが未来に備える手助けになる
・楽しみな未来は数えなくていい
(「いつまでこの家に住めるの?」→「まだま -
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ネタバレ何かを真剣に見つめている横顔には、
嘘がありません。
真剣な人は、人からどう見られるかを考えて
取り繕う余裕はないからです。
何かを見つめる横顔は「素顔」そのものです。
だからこそ、
その人の価値や生き方がそのままに表れます。
その人の人間的存在が鮮やかに浮かび上がり、
そのほんとうの表情に
人は自然と惹きつけられるのです。
何かに一生懸命になってたり、
真剣になってたりする人は、
素顔がしっかり入ったすてきな横顔を持っています
そんな横顔には多くの人が惹きつけられます。
さらに、人の横顔に興味がある人は、
人を「人間」として捉える力のある人です。
そういう力を持つ人もやはり、
強い魅力を放 -
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なにかを書く(発表する)、また本を読むことが好きなひとびとに特にページを捲って欲しいエッセイ集。
どこからでも、ランダムに読めるし、わたしもそのような方法で読書した。
言葉の生命力と人が生きることの関係性について著名な作家や作品を交えて、作者若松英輔さんの真摯な視点から述べられている文章が多く、全体的にわたしは読んでいてホームのような安心感もあり師匠のような叱咤激励も感じられる稀有な本だった。
好きなエッセイ。(特に、共感と新しい知見を教えてくれた文章)
永瀬清子「第三の眼」 老いて増す能力
九鬼周造の思索 偶然と運命について
C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 人生の問い
石垣りんの詩