ジョン・ハートのレビュー一覧
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アメリカの作家「ジョン・ハート」の長篇ミステリ作品『ラスト・チャイルド〈上〉〈下〉(原題:The Last Child)』を読みました。
『川は静かに流れ』に続き、「ジョン・ハート」の作品です。
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早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。
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アメリカの作家「ジョン・ハート」の長篇ミステリ作品『ラスト・チャイルド〈上〉〈下〉(原題:The Last Child)』を読みました。
『川は静かに流れ』に続き、「ジョン・ハート」の作品です。
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早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。
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こんな面白い本に出会えるから、読書はやめられないと思います。
主人公の一途さ、広げられたストーリーが最後に1つに収斂されていく。
結末のせつなさと希望から、気持ち良い読後感に繋がった。
Posted by ブクログ -
「キングの死」と同じ作者だったので。
同じ作者の三作品目だが一番面白かった。
双子の妹が誘拐され、父も失踪し、母は薬物中毒に。
母には男が通ってきており、暴力をふるう。
誘拐後一年がたっていたが、少年はあきらめていない。
ある日、オートバイの事故が起こり、
「あの子を見つけた」と言い残し男が死ぬ...続きを読むPosted by ブクログ -
(上巻より)
少年の気持ちや行動に目を奪われがちだが、
ミステリーの展開も面白い。
誰もかれもが痛みを負うが、少年は「家族」を取り戻す。
ただ忠告しておくが、
少年たちの話だからと言って、
「スタンド・バイ・ミー」だと思ったら、大間違いだ。Posted by ブクログ -
病んだ現代アメリカ版の「トム・ソーヤの冒険」的ミステリー。とはいっても微笑ましいのはオオラスだけで、ずっとずっと重くてしんどい文章が続く。誰も彼もどの家族もが心のどこかに傷を負っていて、その傷がずっとふさがらないような、かさぶたが出来かけても湿ってる間に剝かれるような、なんともやるせない物語が続く。...続きを読むPosted by ブクログ
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大好きだったパーカー亡き今、いちばん好きな作家と言えるかもしれません。
冒頭から勢いよく、しかも丁寧に描かれるストーリー、そして終盤では私は大泣きの心の救済と、ハッピーエンド。
こんなに早く読み終わりたくなかった…。
うまく魅力を書けない自分がもどかしいぐらい、本当におススメの作家です!!Posted by ブクログ -
面白い。上下セットで100円で買ったが、こんなにコスパのいい買い物はありえない。
繋がりの薄いようないくつかの要素が終盤に向けて収束していく構成や家族、血をめぐるテーマは他作品と共通するところだが、今作は主人公が凄腕の殺し屋ということで、あまり活字でそういう種類のものを読んだことがなかったので不安も...続きを読むPosted by ブクログ -
何年も前に『川が静かに流れ』を読んで非常に良かったのでこちらも購入したのですが読まずに本棚の肥やしになっておりました。いやはやこんなにおもしろいとは。Posted by ブクログ
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上手い!面白い!主人公のジョニーが危うくて健気で切ない。一つの謎が解けてもまた次の謎が見えて来て気が抜けない、グイグイ引っ張られるし、読後感も悪く無い。素晴らしい一冊。Posted by ブクログ
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アイアンマウンテンの奥深く、朽ちかけた少年保護施設に兄弟はいた。
殺伐とした子供社会の中では弱い者は食い荒らされるだけ、兄マイケルは牙を磨き、弟ジュリアンは空想の世界へ逃避した。
時は経ち兄はギャングの凄腕の殺し屋として組織に君臨、弟は養子に貰われた後、一部で熱狂的な支持を受ける絵本作家となった
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妹アリッサの誘拐事件から、父親の失踪、母親の薬物依存、地元名士の母親への執着等で、ジョニー少年は最低辺の生活を強いられる。
そんな中でもジョニーはあきらめる事無く一人で妹を探し続ける。妹さえ見つかれば家庭が元通りになると信じながら・・・。
話はジョニーの視点と、ジョニーの理解者で、母親キャサリンへ...続きを読むPosted by ブクログ