ミドリノエバのレビュー一覧

  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    健気受な宮がいい。素直で可愛くて…片想い同士だけど、すでに高砂が溺愛モードになるのがわかる。そしてイタリア男的な高砂も、まあまあのスパダリ具合で、二人無事くっついてもらいたいと願わずにはいられない。ストーカー女の顛末にはモヤモヤが残るけど、本筋は4人の恋愛だからしょうがないのかな。休まず次の巻に手が伸びる。

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    2018年06月23日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    ネタバレ

    上下まとめて感想

    凪良さんは好きなのとそうじゃないのが分かれるのでどうかなと思ったけれどあんましハマらない方だった…良い感じに砕けたノリのエンタメ王道展開に人間の感情の危うさ横暴さ、それでも恋をせずにいられない気持ちを軽快に描いた群像劇ドラマ、ここでいったん終着。
    あまり誰のことも好きになれない感じだったのはただのわたしの好みの問題なのでうーむ。
    人間はみなそれぞれのドラマの主人公、誰かが報われた時には誰かが傷ついている。
    掛け違えたボタンは戻らない。
    色々と人生哲学的なモチーフが盛り込まれてるあたりに感じ入りますね。
    鼎と高砂がひたすら不憫でもうな〜〜。
    国生は頑張ったな〜〜。
    宮はいい子

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    2018年04月21日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    ネタバレ

    自分が思っていた所に納まって嬉しかったけれど、途中は結構涙腺やられましたね。鼎と高砂の関係はなんとも複雑で切ないけれど、ウザいが国生がやっぱり鼎の事が大好きすぎて応援しちゃうんだよね。続きがあるみたいなので楽しみです!

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    2018年02月11日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    ネタバレ

    楽しみにしていた下巻。どうなるんだろう…って、心配8割なところで続きましたからね。
    ややこしく縺れまくったひそかな恋愛模様が、一気に暴露されてしまったわけで、宮には衝撃が大きすぎたでしょうね。
    そんな時に実の父親登場とか、本当にダブルパンチ浴びせられたようなww

    白黒つけてハピエンで!…などという一筋縄ではいかないところが面白くもあり、歯がゆさをかんじるところでもありました。
    センセの恋愛群像劇はなかなかクセが強い!と思いました。
    誰の立場に立ってみても、すっきりとした気持ちだけではなく、切ない胸の苦しさを感じずにはいられないです…
    まぁそれが、恋愛の本質なんですけどね。
    特に鼎の長年にわた

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    2018年01月31日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    下巻発売が迫ってやっと読む。


    この後どうなっていくのか、予想通りだとつまんない???

    色あせても残っている気持ちは、結構厄介なものだと思うが。

    やり直せないということは、なんと残念なことか!!と年寄りはもったいながる(笑)

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    2018年01月29日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    ネタバレ

    幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ高校生の宮と、彼の親代わりで陶芸家の超絶美人な叔父の鼎、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂、そして宮の頼れる幼馴染の国生の4人が織りなす、ちょっと複雑な人間模様が描かれたお話です。
    生き生きとしてそれぞれに明確な個性を主張する登場人物たちが、さらに脇キャラを巻き込んで恋愛を繰り広げていくので、群像劇が好物な読者にはたまらないものがあります。

    宮の過去が辛すぎるのですが、あくまでも暗さとかドロドロ感とかなくて、フランス映画でも観ているような感覚になりました。ところどころコミカルだったりして、鼎の自由すぎな恋愛関係にツッコむのを忘れてしまうほど。
    四角?

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    2018年01月11日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    続きがきになるーーー!
    宮が不憫でならない(泣)
    個人的には、高砂×鼎でとりあえずくっついてしまえばいいのにって思います。
    宮と幼馴染みの国生はまだ高校生だし、別の出会いが今後ありそうだし(笑)
    主要人物四人の主観がそれぞれ変わりながら展開するお話で、視点が変わると感じかたも変わって、とってもおもしろいです。
    個人的には鼎に感情移入しますが、国生とはくっついてほしくない、なんか!(笑)

    イラストがいまいち好みではないのが残念。
    でも、お話は面白いです!
    下巻が待ち遠しいです。

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    2018年01月07日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    ネタバレ

    とっても良かったです!まさかのめっちゃ気になる終わり方で続きがすっごく待ち遠しい。しかもどうくっついてもおかしくないですよね。誰と誰がくっつけば幸せなのか。でも龍は誰に似てあんなに大きくなったんでしょう。

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    2018年01月06日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    ネタバレ

    【2025年106冊目】
    スペイン人とのハーフである龍之介は、陶芸家である叔父の古林鼎と住んでいる。鼎は龍之介を溺愛しているが、龍之介は幼い頃のトラウマでなかなか自分に自信を持つことができないでいる。親友の国生や、喫茶店マスターの高砂、ギャラリーオーナーの万など、龍之介の周りの男達は皆一様に秘密を抱えていて――絡み合う男達の思慕の行方は。

    とりあえず全員殴ろうかなと思いました、龍之介以外ね。いや、フィクションでもダメだろ!どんな理由でも大人が未成年に手を出しちゃor出そうとしちゃor出されちゃ!まずそこが引っかかるとなかなかすんなり物語を楽しめなさそうなのですが、凪良さんの話の上手さに完敗で

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    2025年09月09日
  • 社長、取材を受けてください! 社長、会議に出てください!2

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    BL。シリーズ2作目。1作目を知らなくても充分楽しめる内容です。大筋で、どうなるのかなハラハラドキドキ、という楽しみ方はできましたが、この会社の推すアプリに関してはあまり深掘りされず、これなら舞台が違っても成立しそうな話だなと思いました。そのあたりの、この会社である意味みたいなものは1作目読むとわかるのかな?ただ、あとがき読んで少しガッカリ。設定に薄さを感じた理由がなんとなくわかりました。3作目も出ているようです。

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    2025年08月16日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    この作品、各章のタイトルが結構秀逸です。

    最後の主人公達の展開は想定内として、万ちゃん推しとしてはむぅぅぅ。。。となる。
    いや、そっちは選ぶのは無理あるヨォ、と呟かずにはいられない。

    2024.11.24
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    2024年11月24日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    こういう典型的なくらいあり得ない設定なのに、感情表現は繊細なのいいですよねぇ。あり得ない設定もどうでも良くなるくらい読み進められてしまいます。

    2024.11.24
    191

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    2024年11月24日
  • 愛を乞い、恋を奏でる

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    かみ合わない歯車のお話。
    抱擁攻x自傷受

    ピアニストと調律師の話なのでクラシック曲がガンガン出てくるんですが、なぜか読んでて脳内が無音に近い静けさになるという不思議な話でした。

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    2024年01月14日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    ネタバレ

    いろいろありましたが収まるところに収まったという感じ。
    でもやっぱり私はカナちゃんサヤちゃんカプで幸せになって欲しかったなー♥

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    2023年11月04日
  • バーテンダーはマティーニがお嫌い?

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    ネタバレ

     表紙のオシャレさに惹かれて購入した作品。腕のいいバーテンダーで見た目もいい主役を中心に、キラキラしたカクテルがたくさん登場する作品の世界観と、イラストがとても合っていて、読みながら自分まで少しオシャレになった気分でした。もちろん気分だけなんですが、そんな錯覚を味わえる読書もまた楽しかったです。
     でもどんなきらびやかな仕事でも、どんな見た目の人でも、結局悩むことは似たようなもんなんですね。恋愛を拗らせたり、自分のアイデンティティに悩んだり、勘違いしやすかったり、登場人物たちの中身は人間らしい。みんな完璧ではなくて、脇役の浅井さんも手島さんも、アカネさんも、みんなどこかいびつで可愛げがあって、

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    2023年07月03日
  • 愛を乞い、恋を奏でる

    RN

    購入済み

    作者様、愉しめました。
    ありがとうございます。

    受け様と攻め様の間が拗れ、受け様が不調になっていく過程に、引っ掛かりを覚えてしまいました。
    ピアニストと調律師の設定、ラストが素敵だっただけに、拗れ方が拙く感じ残念になりました。ごめんなさい。

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    2023年02月11日
  • セキュリティ・ブランケット(下)

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    ネタバレ

    高砂×宮
    なのか
    高砂×鼎
    なのか、
    国生×鼎
    なのか、
    万座×鼎なのか。

    どのCPでも全然イイと思った。
    でも実は、高砂×鼎 を推したいって思いながら読み、
    まぁ、ハッピーエンドにするなら、そうなるよなーと言うパターンの 高砂×宮 で落ち着いて
    「あぁ、そうなるよね、うん」って感じで読み終わる。
    鼎がなんか不憫だぁ。
    国生も万座も狙ってるけど、きっと鼎は高砂が好きなんだろうに。

    密かに、国生と宮がチューする時がなんか一番ドキドキしちゃった。

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    2023年02月04日
  • ピアノマンは今宵も不機嫌【SS付き電子限定版】

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    ミドリノエバ絵師でおもしろそうなの探して読んでみた。
    ★3.5。ジャズピアノ弾き医大生×広告代理店リーマン。二人が距離を縮める過程がなんだか自然で良かったです。さして障害もなくトントン拍子でした。しかし再会した元カレに対する受けの態度があまり気に入らず…。あとエロシーンがスキモノっぽくて萎え…水原作品初心者だからなぁ

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    2020年06月17日
  • デュアルスタンダード

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    ネタバレ

    ★3.5。犯罪者α×刑事Ω。
    絶滅危惧種くらいの稀少となったΩ。運命の番であるαに出会ったために、βからΩに変異してしまった受け。
    唯我独尊、傲岸不遜な敬語攻めが、懐かない猫のような受けに興味を持ち始める展開が良い。攻め目線があれば最高だった。
    最近挿しのミドリノエバ絵師。
    プラチナ文庫は休刊で寂しい限り…

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    2020年05月13日
  • セキュリティ・ブランケット(上)

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    ネタバレ

    四人(五人?)の群像劇形式BL。
    それぞれの視点で描かれているので、ある人にとっては好きな相手がある人にとっては恋敵だったり当て馬だったり…。
    いまいちノれない敗因は、脳内が高砂×鼎cp萌えしてしまって本来のカップリングを応援できないこと(宮は可愛いんだけど…)。国生×鼎が、宮に隠れて不適切な関係を続けていること。それにしても鼎さんはモテますな。

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    2018年05月23日