ミドリノエバのレビュー一覧
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購入済み
あ~~もうこれ以上ないほど良かったです。でも18歳の年の差はちょっと乗り越えるのに高すぎる壁でした。もう少し年が近かっても良かったんじゃないでしょうか。
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購入済み
ネコ好き
初読み作家さんでしたが、レビュー高いのと、イラストがミドリノエバさんだったので購入してみました。
動物に好かれる人って、私も羨ましいので龍崎に共感できました。ファンタジー過ぎず、これってありそうと思いながら楽しく読めました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
大手電子機器メーカーで働く朱羽千里は取引先のβに実らない片想いをしていた。諦め切れないでいたある日、造形作家でαの黒江瞭と出会い、誘いをかけられる。甘い顔立ちをした美形だがオメガを下に見るような態度が許せず、すげなく拒んでしまう。もう二度と会わないだろうと思っていた矢先、朱羽はαとΩ専用のクラブで発情期に入ってしまった。抗えない欲望に耐え切れなくなり、偶然居合わせた黒江と身体を重ねてしまって
――!?
***
ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:せつない・シリアス(中)
エロ度:やや高い
萌え度:高い
総合評価:★4.8
「運命の向こう側」という作品のスピンオフらしいです。前作未読のままこちらを先に読みましたが、特に問題はなかったです。
今回、初めてオメガバース小説を読みましたが、凄く面白かったです。時間に余裕があればおそらく一気読みしていたんじゃないかな、と思います。ちょっと予想以上でした。
オメガは総じて容姿が整っているだとか、アルファ同士はそりが合わないからつるまないだとか、私が知っているオメガバースとは設定や世界観が異なる部分が結構あり、こういう解釈もあるのかと吃驚するのと同時に、オリジナリティーがあって面白いなと思いました。(特に番のシステムが無いのには吃驚しました笑)
そして現代モノかと思いきや若干近未来要素が入った世界観で、作中で当たり前のように出て来るフォーンIDやセキュリティ・クエスチョンという単語に「??」ってなりました。フォーンIDは何となく分かるけど、セキュリティ・クエスチョンって何だ?よく分からなかったけど、何かSFちっくでカッコ良かったです(笑)
あと、マッチングシステム!作中に登場するオメガとアルファ用のお見合いシステムなんですが、登録するだけでコンピューターが相性の良い相手探してくれるとか羨まし過ぎる(笑)
物凄く合理的だし、このシステム現実にも導入してくれないかなって思いました(笑)
設定は面白いなって思ったけど、ぶっちゃけ最初の方は萌えられるかどうか心配だったんですよね。攻め(黒江)のキャラが思ってたのと違くて、こういう子供っぽいタイプの攻めはあんまり好きじゃないなぁ…と思ったり。
ただ、それもほんとに最初だけで読み進めていく内に黒江の好感度がどんどん上がっていき、最後の方は何だか可愛く思えてしまう程に。
飾り気がなくて良い意味で全然アルファっぽくないんですよね、黒江って。横柄なところもあるけど素直だし、何よりめちゃくちゃ健気なところに好感が持てました。
この作品、設定が面白いのは勿論のこと、心理描写が丁寧だから余計に引き込まれるんですよね。ずっとベータに片思いしてた朱羽が失恋するシーンなんて彼の気持ちが痛いほど伝わって来て感情移入しまくりでした。何なら朱羽が泣くシーンでこっちまでもらい泣きしそうになったくらいで。失恋描写が上手すぎる(笑)
その後、黒江を拒絶する展開になるんですが、これはまぁ、ちょっと黒江が可哀想だったかなと。黒江の気持ちも理解出来るし、何よりめちゃくちゃ反省しているのが分かるからこそ、朱羽の徹底した拒絶っぷりが読んでいて悲しかったです。
でも、朱羽の“信じてたのに裏切られた”って思う気持ちも分からなくはなかったし、二人の想いが通じ合うまでは何ともどかしくて辛かったです。(そこがまた面白くもあったのですが)
オメガバース作品としては全体的に大人しめな印象だけど、上述したように丁寧な心理描写と作り込まれた世界観、本能やバース性に振り回されながらもそれに必死に抗って自分達だけの幸せを見つけようとする二人の姿をしっかり描かれているので物足りなさなどはなく、最後まで楽しく読む事が出来ました。
自分にとって初めてのオメガバース小説でしたが、読んで良かったです!お気に入りの一冊になりました♡ -
ネタバレ 購入済み
切ない
主人公の受け目線で
自暴自棄で投げやりな主人公に最初は
共感出来ませんでしたが
段々、本来の
素直で可愛らしい主人公に
変わっていきます。
切なくなる、お話でしたが
丁寧な心理描写でのめり込みました。
最後は、幸せな気分になる
素敵な終りかたでした。 -
購入済み
雰囲気のいい作品
タイトルでいうほどピアノマンは不機嫌ではありません。多忙のあまり余裕がないだけです。舞台の中心になっているジャズバーがとても良いです。本物の大人にならないと入れない落ち着いた風情。大人になりたい人が通うのをゆったり受け止めてくれる温かい安心感。主人公はそこで出会ったピアノマンに圧倒されて、どんどん惹かれていきます。けれども半年前に別れた元カレから復縁要請がきてしまい、心が揺れます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「運命の向こう側」のスピンオフ。春間と冬至、風花と清明も登場していて彼らのその後がわかるのが嬉しいけど、前作読んでいなくても問題なしです。
今回のメインは、春間と同じ大手電子機器メーカーで働く朱羽千里。千里はまだΩとしての自分の運命を受け入れられない人物です。意志に反して不遜な態度の黒江のようなαに発情してしまうのが嫌で、まず気持ちから好きになりたいと切望するΩなのです。
そして密かにβの白根沢に片想いをしていて、精神的にはとても純情なのです。白根沢が好きなのに身体が心を勝手に裏切ってしまうのは悲劇。気持ちと身体の相容れなさが伝わってくるので千里の気持ちを考えるととても切ないです。
でも、ヒート時の千里はとてもエロくて、平常とのギャップ感がすごいのです。
見た目横柄で俺様な黒江も、内心αであることで感じる孤独に耐える日々を送ってる男です。優秀で何不自由なく見えるがゆえの寂しさがにじみでている…
読んでいて、黒江にどんどん肩入れしてしまっている自分に気がつきました。色々かわいそうな状況が(特に千里とのHシーンにおいて)てんこ盛りだったような。
とにかく、お互いに気持ちから恋愛したいのに、まず身体が反応して制御不能になってしまうから、特に千里なんかは黒江が許せなくて辛く当たってしまうんでしょうね。
それは、千里も黒江もΩとかαとか抜きにしても相手のことが好きならば、意に添わないHなどではなく本心から求めあいたいというピュアラブがあるからですね…
黒江の不器用な愛情表現に、最後はほだされていく千里に安堵しました。碧の親友らしい助言もグッジョブだったけど、結局は千里が自分自身で黒江への気持ちを認めて納得できたのが一番の決め手でしたね。黒江は意外に忍耐強いカッコいい攻様でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上下まとめて感想
凪良さんは好きなのとそうじゃないのが分かれるのでどうかなと思ったけれどあんましハマらない方だった…良い感じに砕けたノリのエンタメ王道展開に人間の感情の危うさ横暴さ、それでも恋をせずにいられない気持ちを軽快に描いた群像劇ドラマ、ここでいったん終着。
あまり誰のことも好きになれない感じだったのはただのわたしの好みの問題なのでうーむ。
人間はみなそれぞれのドラマの主人公、誰かが報われた時には誰かが傷ついている。
掛け違えたボタンは戻らない。
色々と人生哲学的なモチーフが盛り込まれてるあたりに感じ入りますね。
鼎と高砂がひたすら不憫でもうな〜〜。
国生は頑張ったな〜〜。
宮はいい子だからな〜〜。
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Posted by ブクログ
ネタバレ楽しみにしていた下巻。どうなるんだろう…って、心配8割なところで続きましたからね。
ややこしく縺れまくったひそかな恋愛模様が、一気に暴露されてしまったわけで、宮には衝撃が大きすぎたでしょうね。
そんな時に実の父親登場とか、本当にダブルパンチ浴びせられたようなww
白黒つけてハピエンで!…などという一筋縄ではいかないところが面白くもあり、歯がゆさをかんじるところでもありました。
センセの恋愛群像劇はなかなかクセが強い!と思いました。
誰の立場に立ってみても、すっきりとした気持ちだけではなく、切ない胸の苦しさを感じずにはいられないです…
まぁそれが、恋愛の本質なんですけどね。
特に鼎の長年にわたる片恋を思うと、狂おしいまでに切ないです…
鼎は奔放だけど、本当は一番臆病でデリケート。そして宮を大事に思う気持ちは、本当の親そのものです。
そんな鼎がいてくれたからこそ、今までまっすぐ育つことができたという自覚もちゃんとある宮。だから鼎を思って、ずっと自分の気持ちを二の次にしてきたいい子だったんだけど、思いやって自分を押し殺すことより自分を大事にして遠慮せずに生きることの方が大切なことで、真の恩返しになるって気づいたのはすごい成長だと思いました。
自らパリに行こうとか、その勇気に胸がいっぱいになりました…
高砂はほんとにいい人で誰にでも優しいのですが、意外に鈍いですよね…?
自覚がないままに、逃がした魚はめっちゃ大きいってかんじw
今度はきちんと宮と幸せになってほしいです。
一方、なんかすごいことになってるのが鼎とそのメンズですね。終わったのかと思ったら、さらなる展開が(笑)
こういうところが面白かったです。
でも、鼎の胸中を思うと何だか泣けます…なんていうと万座と国生に失礼ですよね~
どうなるんでしょうかね、このトライアングル。ぜひ続きを読んでみたいですw
スピンオフか続編プリーズ!
口の悪いツンデレ女王が幸せになれますように。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ高校生の宮と、彼の親代わりで陶芸家の超絶美人な叔父の鼎、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂、そして宮の頼れる幼馴染の国生の4人が織りなす、ちょっと複雑な人間模様が描かれたお話です。
生き生きとしてそれぞれに明確な個性を主張する登場人物たちが、さらに脇キャラを巻き込んで恋愛を繰り広げていくので、群像劇が好物な読者にはたまらないものがあります。
宮の過去が辛すぎるのですが、あくまでも暗さとかドロドロ感とかなくて、フランス映画でも観ているような感覚になりました。ところどころコミカルだったりして、鼎の自由すぎな恋愛関係にツッコむのを忘れてしまうほど。
四角?五角?関係に拗れていて、デリケートな宮が一番傷ついてしまったと感じさせられました。
それでも誰が傷ついたとか、誰のせいとか決めつける事ができない切ない恋のあれこれ…
4人交互視点での進行なので、それぞれの思いを十分に感じる事ができるからなおさら切ないです…
愛すべきキャラいっぱいなんですが、花房ちゃんとジェシーは今のところ共感できないですね~
花房もジェシーも超エゴイスティックで、女だから中坊だからってだけでは納得できない最悪モンスター。
自由に見える鼎だって、実は孤独や胸に秘めたままの想いに苦しんでいるのに、そんな彼に自分の気持ちだけを押し付けてくるなんて…
それに比べて宮は自分を押し殺し過ぎですよね。我慢せずに幸福を思い切り味わえるようになるといいなと思ってしまいました。宮はかわいいです、ほんとに。
すごいところで下巻に続いちゃってて、このあとどうなるの??と脳内が勝手に暴走中。
オトナcpとお子ちゃまcpでおさまるとも思えず、だったら誰かが諦めるのか…?とか、ぐるぐる予想中です。…やっぱり高砂と鼎なんでしょうかね~
でも、宮には絶対幸せになって欲しいですよね。