井上達彦のレビュー一覧
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昨今、アナロジー思考やアイデアは既存の組み合わせという話しがよく書籍なりで話題に上がる事が多かったため、経営で具体的に模倣して成立している会社に興味があったので読んでみた。
模倣はクリエイティブであるというのが筆者の主張であり、具体的事例や模倣の要素まで取り上げられていたので興味深かった。
模倣の要素としては
・良い教師
・反面教師
という発想で、良い教師とは
・他業界で成功している企業
・海外で成功している企業
・過去の歴史や変遷
で、悪い教師というのは
・うまくいってない企業や業界、おかしな慣習
などである
良い教師の要素としては、アナロジー思考と同一の考えである。
また、模倣するレベ -
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【オリジナルを凌駕する模倣学の教科書】
すぐに真似されてしまう製品レベルでの模倣でなく、事業の「仕組みの模倣」を取り入れイノベーションを起こそうと言う趣旨
模倣の種類、ケーススタディ、具体的なフレームワークと活用方法など分かりやすくまとまっており、自社サービスで早速試したくなる展開
正転模倣(他から模倣する)
1.単純に持ち込み
海外や異業種から仕組み模倣するとしても、自社の領域で一番手となる事で新規性が生まれる
ex)サウスウエスト航空のLCCモデル
2.状況に合わせて作り替える
異なる世界に持ち込むときに生じる様々な問題を、自社に合うようにカスタムする事で新規性が -
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子供の頃よくマネするなと言われマネは悪と思われていた。本書では成功を模倣し、失敗から学ぶことについて述べられる。クロネコヤマト(吉野家が牛丼に絞ったように利益率の高い個人に絞る、JALのジャルパックのようなシステムのわかりやすいパッケージ化)、スターバックス(イタリアのカフェをアメリカで提供)などの企業は他企業(同じ分野とは限らない)の事例を模倣し、応用することで現在の事業を展開している。しかしながら、ただ単に模倣するだけでは第7章KUMONの事例でも明らかなように失敗に終わってしまう可能性もある。模倣には成功例から学ぶ・失敗から学ぶの2パターンあるが、失敗例から学ぶことのほうが効果が高いと証
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本書はビジネスモデルの入門書ということで、ビジネスモデルのつくり方のシフト(伝統手法からオープンイノベーションへ)と5つのモデルシフト(5~9章)を中心に解説されている。ビジネスモデルという言葉は聞くが、定義や事例について解釈できていなかったので、勉強になったと思う。
1. ビジネスモデルのパラダイムシフト
・ビジネスの伝統的手法:綿密な事業計画プロセス
・新しいビジネスモデルのつくり方:リーンスタートアップ
・ビジネスモデル:どのように価値を創造し、顧客に届け、利益を獲得するかを論理的に記述したもの(価値の創造と獲得(稼ぎ方))
2. ビジネスモデルのつくり方 戦略分析
・SWOT分析と -
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ネタバレスタートアップの成長、と言うよりは個々のビジネスモデルどーなってんのやろ?的な思想で読んだ。
その中でも、私が関心あるのはコンテンツデリバリーの方法とコンテンツデリバリーにおけるデータ収集
バイトダンスはまぁ、納得、理解〜
という感じで、
快看漫画のビジネスモデルおもろかった、
やっぱNetflix参考にしてるデータ収集・レコメンドめちゃ面白い
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Netflix の後側もっと研究したい
そしたら
データ収集.アルゴリズム
データを分析して供給に活かせる分析基盤
人材どんな人どう集めてんの
みたいな話がメインになるのかしら -
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ネタバレ新規事業、アイデーションのヒントとするべく読書。ビジネススクールで学んだもののよい復習になったように思う。
メモ
・シュンペーター新結合の種類
新しい製品サービスの開発
新しい生産方法の開発
新しい市場の開拓
原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
新しい組織の実現
・イノベーションには製品、プロセス、ビジネスモデルの三つがある
・ビジネスモデル の構成要素
顧客価値提案
利益方程式
経営資源・業務プロセス
・ビジネスモデルのステップ
分析、発想、試作、検証
・破壊的イノベーションに必要な能力
ネットワーク力
観察力
質問力
関連づける力
実験力
・特