模倣の経営学 偉大なる会社はマネから生まれる

模倣の経営学 偉大なる会社はマネから生まれる

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

本質的に優れた経営は、時代を超え、業界を超え、伝承され、発展していく。
手本を超えるためのモデリング―その理論と実践
ヤマト運輸と吉野家
スターバックスとドトール
トヨタ自動車とスーパーマーケットなど。
良くできた仕組みを目の当たりにすると、「うちもあんな風にできたらな」と思うものだ。
しかし、大切なのはそこから何を学ぶかである。
漠然と「あんな風」と感じていても話は前に進まない。
そのお手本の「何を」倣おうとしているのかを明確にしなければならない。
事業の仕組みにおいて、「あんな風」というのが、一体どこからどこまでを指すのかを考えなければならないのだ。(第3章より)

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模倣の経営学 偉大なる会社はマネから生まれる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    模倣することの素晴らしさを伝える一冊。人生は短いので先人を模倣することはとても大切なこと。ヤマト運輸、スターバックス、ドトール等々身近な企業は模倣から出来ている。遠いところからの模倣がイノベーションを起こす。

    0
    2012年08月10日

    Posted by ブクログ

    クリエイティブな発想や活動は模倣(イミテーション)から始まることがほんの根幹と感じました。筆者の言う「モデル」が本質的に何を指すのかが気になりました。

    日本語の模倣が必ずしもimitationと同一ではないと感じました。まなぶはまねぶから来ているとも言われますが、真似ることがいいように思われていない実情がかなりあると思います。

    0
    2012年06月28日

    Posted by ブクログ

    今日ご紹介する本は、今後の自分にとってのバイブルとなりそうな本です。

    ●ストーリーなきモデルは絵に描いた餅

    今、日本で圧倒的な力を持っている偉大な企業の成り立ちなどを紐解きながら、なぜそのような競争優位を維持しているのかが、具体的に書かれています。

    以前ベストセラーになった、楠木建氏著の「ストーリーとしての競争戦略」をかなり意識して書いているのではないかという点が多々あります。

    本書のあとがきのところで井上氏は、はっきりとこう書いています。



    「理想とするモデルが戦略立案に必要だという考え方は、ストーリーとしての競争戦略と対立するように見えるかもしれない。しかしその実は補完するものである。」

    ストーリーとしての競争戦略は、戦略の立案におけるストーリーメイキングの重要性を示していますが、本書はモデルの重要性も強調しています。

    「モデルなきストーリーは不安定であり、ストーリーなきモデルは絵に書いた餅になる。」


    ●仕組みを模倣する

    実際に本書にも書かれているように日本を代表する企業も、必ずお手本にしたモデルがあり、その仕組みを模倣し、新しい価値を創造していきました。

    本書の中では、トヨタ自動車、セブンイレブン、ヤマト運輸、スターバックスコーヒー、ドトールコーヒー、グラミン銀行、ライアンエア、KUMONなどを取り上げています。

    本書では取り上げられていませんでしたが、かのアップルも模倣から新しいイノベーションを創造しました。

    この本の中で一貫している著者の主張は、製品そのものを模倣するのではなく、仕組み(ビジネスモデル)を他業種、海外、過去、社内の他部署など、様々なところをお手本にして模倣し、新しい価値を創造するべきということです。


    実際に製品レベルでの模倣は、インターネットの発達により、そのペースが早まったとされています。

    模倣者がイノベーターを模倣するのに、19世紀だと、100年くらい、20世紀前半には10年くらいに、20世紀の最後には2年未満にまでに短縮されるようになったといいます。

    ですから、技術的なイノベーションは、必ず追いつかれるということです。

    本書にも書かれていますが、セブンイレブンが他社に追いつかれないのは、その流通の仕組みと季節や地域などの特性に合わせた各店舗からの発注の仕組みがなかなか真似ができないからなのです。


    ●創造のための模倣

    井上氏は本書の最後をこう締めくくっています。

    「ビジネスモデル発想における模倣は、単純な模倣にとどまるものではないし、競争戦略論における模倣戦略とも異なる。モデリングをベースにした学習戦略であり、創造のための模倣なのである。」

    この一文に著者の伝えたいことが凝縮されています。



    具体的にどのように模倣をしていけば良いのかというところを、ヤマト運輸の個人宅配事業の確立を例に上げながら、とてもわかりやく書かれています。

    この本は、間違いなく私の今後のバイブルになりそうです。

    会社を経営されている方、会社の中で新規事業を立ち上げようとされている方、これから起業しようとされている方には、必ず役に立つと思います。

    ぜひ騙されたと思って読んでみてください。必ずどこかにヒントがあると思います。

    0
    2012年05月22日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読んでみたけど、「模倣」は奥が深いことがよく分かった。
    机上の空論ではなく、多くの実践及び成功体験について分かりやすく書かれていて、「創造的模倣」ができるような気になれた。

    恐らく再読したくなるだろう。

    0
    2012年05月18日

    Posted by ブクログ

    模倣の大切さと、そこからどう発展させるか考える一冊。
    独自性は必要だが、すべて一から始めたものは、息が短いというくだりが刺さった。

    0
    2019年06月12日

    Posted by ブクログ

    各種の実例(他者の著書含む)をもとにした、模倣のススメ。単独で考えるよりも、既存・機知のものを適切に採り入れる姿勢は効率性の観点からも重要。現代ビジネスにはスピードも重要な要素である。ただ、事例が若干古いのが気になるところではある。

    0
    2018年12月23日

    Posted by ブクログ

    本書のいう模倣とは、サルまねではなく、他社からの学びである。たとえば、トヨタのJITは、スーパーマーケットの販売方式を参考にしたものだそうである。つまり、ある業界の優れた方法をいったんモデル化もしくは抽象化して、自分の対象エリアに落とし込むという、超高度なプラクティスである。これが、できればいいんだけど・・・。最近、サル真似すらできなくなってきている気がする。

    0
    2018年10月23日

    Posted by ブクログ

    メッセージ性は強く、タイトル通りのテーマで事例を交えて説明されているので分かりやすいです。

    だだ、取り上げられている事例は有名なものが多く、個人的にはKUMON以外は知っていたため残念だったため、この時点で☆3つ。

    事例
    ・ヤマト運輸
    ・スターバックス
    ・ドトールコーヒー
    ・ジョンソン&ジョンソン
    ・KUMON
    ・任天堂
    ほか数例

    本書で掲げている模倣の手法は、さまざまなシーンで当てはまり、道具として馴染ませ、活用させるかが胆になると思います。こればかりは自身の実践でしか身に付かず、その背中を押すメッセージ性の強さで☆1つ追加です。

    少し厳しい見方をすると、前述の通り、既知の情報が多く、出来る学生の論文という印象を受けたため、自作ではより独自の調査に基づく事例紹介が読めることに期待します。

    0
    2013年02月20日

    Posted by ブクログ

    競争戦略の本質=いかにして戦わないようにするか
    そのための手段:差別化。
    →単なる差別化ではだめ。製品・サービスの差別化ではなく、事業の仕組み全体の差別化で。
    本質を模倣せよ。
    同業・異業からの、模範教師、反面教師として模倣する。
    具体的方法:
    1現状分析
    2参照モデルの選択
    3青写真を描く
    4現状とのギャップを分析
    5変革を実行。

    *本書の公文研究会に関する記述はとても興味深い。

    0
    2013年01月28日

    Posted by ブクログ

    書き味は易しめで、読み進め易い一冊。
    内容は目新しいかは不明なものの、考え方としては凄く大事だと思えることがまとまっていた。

    特に、「守破離」の考え方や、KUMON式のアドバイス(十秒以内且つ答えを教えず参考になるものだけを教える形により、自ら答えに辿り着かせる)は、自身の仕事上においても使えそうなので、その点はまさに、読んで良かったと思う。

    0
    2012年10月13日

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