カトウコトノのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
海戦に陸戦と、盛りだくさんで圧巻の読み応え!
まずはヴェネディックの一筋縄ではいかない外交術に脱帽。
リゾラーニとしては、央海での影響力を失わないためには最善の策をとったとは思うけれど、これでヴェネディックの圧倒的優位が確定してしまった。対抗したくても、対抗できるだけの能力がある人間はもういないもんね。政治巧者だなあ。
そしてマフムートの活躍。成長&活躍は嬉しいけれど・・・マフムート一人がキーになっている状況はあまりよろしくないと思う。軍のあり方としてもそうだし、央海を押さえたことで海と陸という多重性がなくなったから、物語としての厚みもね。
まあ、このままトルキエ有利のままで終結するとも -
Posted by ブクログ
(「レパントの海戦」と続けて読んでの感想です)
・・・というように、地中海世界の実際の歴史を知ることで、このマンガ、面白さが倍増することうけ合いです。オリエンタルなトルキエのモデルはトルコなのでしょうが、ヴェネディック(明らかにヴェネツィアがモデル)と同盟を組んだり、領土拡張ではなく通商での繁栄を求めたりと、オイシイところ取りだよなあと思います。リゾラーニのモデルは、ジェノヴァかな、とか、照らし合わせて想像するのもまた楽しい。
しかし、主人公マフムート君、帯にあるとおり「ためされ上級者」ですねぇ。確実に結果を残しているけれど、よってたかってみんなでそんなに試練を課さなくても、とも思います。