七緒一綺のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ壬子はとんだ災難だったけど、取り敢えずは美人特使の好きにさせなかった、勢いを削いだという点では文句のない出来と言えるのかな。まあ、ホント壬子は災難だったと思うけど(笑)
話の主筋は再び香油等を巡る何とも形の掴めない陰謀へ
そもそもこれを陰謀だと決めつけるのが正しいか判然としないあやふやな状況。猫猫が語るように深読みしても後ろ暗い話しか出て来ず、考えれば考える程ドツボにハマってしまう
なら、明確に形を取っている問題に注力した方がまだ健全。そうした中で示されたのは水晶宮に勤める下女の問題か……
と言うか、水晶宮は度々問題を起こすね!王の妃が住まう場所にしては少々問題が置き過ぎでは……と怪しん -
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購入済み
次の謎が出てきました
またこの巻では次の謎が出てきました
このお話は物語の為に人が死ぬんじゃないので好きです。
この時代に女性の偉い人ってどんな感じなんだろう
気になります -
Posted by ブクログ
相変わらずこの先何が起こるか想像が出来ない日常感を湛えて話は進んでいるね。それでも小さな謎解きや無視できない異変が生じているのだから、油断が出来ないのだけど
というか、冒頭からしてどう考えるべきか迷うような事態が頻発しているね
隊商がやってきて、女官たちに彩り有る品々を勧める。それ自体に何らおかしな事はないのだけど、着物のデザイン・香料・ジャスミン茶といった物が目に止まったことで猫猫は何かを感じたようで
どれも日常に混じっている事がおかしな品物ではないし、それを近くに置いたからといってすぐに何かが起きるわけではない。けれど、偶然を積み重ねて何かが起きる事態を期待しているかのような意思が感じら -
ネタバレ 購入済み
実だくさん。
エピソードがいっぱい。
絵がきれいだが進捗が遅いのを言われてしまったか。
其のせいか謎解きは多いけどいつものしっかりした画ならばの場面展開人物描写は薄れてしまったような。
正直このあたりはテキストバージョンの方が面白かったように思いますね。