劇団雌猫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
やっぱり劇団雌猫さんとこの本は面白いな~。オタク×○○という切り口がいい。私もオタクだけど、現場で知り合いになる方ってどんな仕事してるかとか、あんまり突っ込んで聞けないので…。隣のオタクの私生活って結構興味あるんですけどね。
私は転職をふんわり考えているのですが、仕事とオタ活の都合の付け方とか業界によってどう違うのかが気になっていたので、とても参考になりました。皆さん上手くやりくりしてて素晴らしい!
ただ、アンケート回答者も20代~30代の方が多いので、いにしえのオタクにはあくまでも参考程度ってことになるのかな。最終的には自分で都合付けていくしか無いですね。 -
Posted by ブクログ
メイクについては正直、強い関心も、高い技術もない。けれども、メイクを通して変わりたい女性の意志やその背景にはとても興味があった。メイクは自分のためにするもの、そんなエピソードがぎゅっと詰まってて、元気の出る一冊だった。鏡を見て自分の顔や心と対峙するのもなんだか楽しくなる。
自分はどう在りたいのか?メイクをする私達はそんな不安と鏡の前で一対一で対話する。思考停止にならずに、自分の心の声をちゃんと聞ける人が、見た目ではなく内面からきれいになっている気がする。それぞれのエピソードに登場する女性たちは、顔が載ってるわけでもない。でも、読み終わったときに「きれいになったね」と声をかけたくなる。そんな一冊 -
Posted by ブクログ
女性がメイクをする理由、美意識に目覚めたきっかけや、そのモチベーションは千差万別です。
自分のために行う人はもちろん、
好きな人など他人のためであったり、
ある人は、会社用の"擬態"のためであったり。
そんな様々な女性たちの、実体験に基づく、メイクに対する熱い想いが込められたエピソード集です。
当初は皆、何らかのコンプレックスや欠乏感を胸に抱いています。
中には、何とも思っていなかった自分の容姿を
「かわいいね」と周囲から注目されてしまったことで、他人と容姿を比較するようになり、コンプレックスを持ち始めることも。
多種多様の葛藤を持ち、時に苦しみながらも、次第にそれ -
Posted by ブクログ
★オタク女子の金遣い★男のオタクというと一昔前の秋葉原に集うアイドルオタクの印象が強く、AKB総選挙の投票券のためにCDを爆買いするような印象が強い。女子にも当然オタクはいるが、キモさで悪目立ちすることが少ないためかどれだけの熱量と消費があるのかはなかなか分からない。
愛を注ぐ対象は幅広く、どんな内容にどれだけのお金をかけているかを多方面から集めてまとめた。共通するのは「いま買わないと二度と手に入らない」「お金を積めばきちんと得られるものがある」。アニメや宝塚、アイドル、バンド、地下声優などいろいろな「浪費」と喜びの形があることを教えてくれる。何であれ熱中できるものがあるのはうらやましい。本