あらすじ
オタク女子ユニット“劇団雌猫”による恋愛エッセイ集。悩める女性達の匿名エッセイ15篇のほか、「推し」と「恋愛」の違い、人生で一番好きになった相手、パートナーに求める条件……など800人以上が答えたアンケートや劇団雌猫メンバーによる読者からの悩み相談も収録。
第1章 オタクも恋しちゃダメですか?
初彼が「犬夜叉」だった女/アラサーになっても若手俳優に出会いたい女
高齢処女に思い悩んだ女 など
第2章 これは「恋」じゃないですか?
「ときメモ」で離婚を決意した女/性欲を「シン・ゴジラ」で断ち切っていた女
合法的に婚外恋愛を楽しむ女 など
第3章 結婚ってなんですか?
ドルオタ同士で結婚した女/「A太郎」と別居婚する女
/オタ友と同居する女 など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
泣いたり笑ったりしながら、今年度一最速スピードで読み終えました。こういうの読みたかった、、!!「生活もときめきも全部結婚相手に背負わせるのは無理があるので、推しにときめきをアウトソースできるのは素晴らしい」というとこが印象的。。相手おらんけど。
Posted by ブクログ
ユッケさん「現実問題、推しがいると恋愛にリソース割けないんだよ。」の言葉に、みんなそうなんだな…と共感して癒されました。今までで最高に幸せだった恋愛エピソードのコーナーでは、「死んだと思っていた推しとの再会。好きになった推しは大体死ぬので本当に嬉しかった。」には、頬が緩んでしまいます。
人生のなかの恋愛は、[正解]がない項目のひとつ。正解でなくても最善を目指すための人生のサンプルがたくさん詰まっている一冊です。
Posted by ブクログ
この本に出てくるような時間もお金もかけてまで推しまくる!というオタクではありませんが、なんだか安心。
結婚していてもおかしくないのに恋人ができる気配すらない。
「焦る」ということにすら目を背けている私でもわかることがあって安心しました。
この本に出てくる人みたいに推しに対しての「好き」にリソースを裂けるようになりたい。
でも結婚にも憧れている自分もいるんだよなあ。