あらすじ
「いつもオタク現場にいるあの人、一体なんの仕事をしているんだろう?」
ソシャゲに延々お金を注いだり、推しているアイドルのツアーに合わせて全国を飛び回ったり……。すべてを惜しみなく推しに注いでいる彼女たちはいったいどんなお仕事をして、時間とお金をやりくりしているの?
そんなリアル女子のおしごと事情をインタビューでひもとくWeb連載「オタ女子おしごと百科」が本になりました!
ベストセラー『浪費図鑑』でおなじみの劇団雌猫が、日々趣味と仕事の両方にいそしむオタク女子たちにインタビュー。「仕事とオタ活の両立」の工夫や、知られざる「オタ活に向いた仕事」も徹底取材。
さらに、本書ならではのオリジナル要素として、悪友たちが実践している働き方のアンケート調査結果や、悩める悪友のためのキャリアコンサルタント・西尾理子先生のお話も収録。
仕事とシュミ、どっちも頑張る女子のための、新しい働き方指南本です!
■内容紹介
◇仕事は仕事、シュミはシュミ! 「切り替え」オタク女子インタビュー
◇仕事でもシュミを強みに! 「公私混同」オタク女子インタビュー
◇私たちのキャリア、どうすれば? 「お仕事選び」のプロに聞いてみた
◇オタク女子が幸せに働いていくには? 劇団雌猫座談会
◇悪友たちの"おしごと"事情
◇あなたのお仕事と推し事の両立のコツを教えて!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仕事とオタク活動との両立に悩んでる人必見!
仕事とオタク活動(以下オタ活)を両立している人たちの、職種や勤務スケジュール、仕事へのスタンスなどが詳細かつ簡潔に書かれています。
第3章の「キャリアとは」の解説には心が救われました。
キャリアに自信がなく、この先も他人に自慢できるようなことは何一つできなだろうと何となく絶望していたからです。
読み始めは、自分の環境と比較して「時間もお金もあっていいなあ」とちょっと捻くれたことを考えていましたが、少し見方を変えるだけで今の人生がそんなに悪くないことに気づける良い本です。
そしてこの本すごく読みやすいです!!
仕事に関する実用書は字が詰まってて、モノクロで言葉も難しいイメージなのですが、レイアウトやカラーリング、要点のまとめ方がまるで優等生の授業ノートのようでスラスラ頭に入ってきます。オタク用語がたくさん出てくるので親しみ深いのもあると思いますが。
転職に悩まれている方にもおすすめです。ワークライフバランスについてかなり重要なことが書かれています。
Posted by ブクログ
仕事は仕事シュミはシュミと「切り替え」か、仕事でもシュミを強みにするか…永遠のテーマのサンプルとなるインタビューが掲載。
時間とお金の2つの要素を軸にしたとき、現在地を確認する。
そこからどう動きたい?今の会社だけでなく外に出ても通用する経験を積めているかを意識する。
「この三年間の仕事は、何を優先するのかを考えてみる」ことを真似たい…!
Posted by ブクログ
お仕事と推し事の両立ーーーー。興味深いテーマであるが、年収等も絡んでくるので容易にはききにくい…それをまとめたのが本書。転職を考えるより、今の仕事で信用残高を貯金して自由度を上げつつ、自分の価値を第三者に測ってもらうために転職活動もしてみる、というのは大事だと思いました。
Posted by ブクログ
自分も本業はオタクだと思っているオタクなので読んでみました。他のオタクがどんな仕事しているのか、どんなスタンスなのかなど勉強になり読んで良かったです。
40ページにある、「(中略)総理大臣ですらどんどん替わっていくじゃないですか(笑)。だから誰にでもできることだけど、これが自分の仕事って割り切って、仕事に対しては60%くらいでやろうと思ってるんですよね。」という言葉にハッとしました。
気がついたら力入れすぎてしまって、しんどくなるタイプなので、心のメモに保存しておきたい言葉…。
転職活動してみよう〜っと。
Posted by ブクログ
やっぱり劇団雌猫さんとこの本は面白いな~。オタク×○○という切り口がいい。私もオタクだけど、現場で知り合いになる方ってどんな仕事してるかとか、あんまり突っ込んで聞けないので…。隣のオタクの私生活って結構興味あるんですけどね。
私は転職をふんわり考えているのですが、仕事とオタ活の都合の付け方とか業界によってどう違うのかが気になっていたので、とても参考になりました。皆さん上手くやりくりしてて素晴らしい!
ただ、アンケート回答者も20代~30代の方が多いので、いにしえのオタクにはあくまでも参考程度ってことになるのかな。最終的には自分で都合付けていくしか無いですね。
Posted by ブクログ
お仕事と推し事の両立やバランス、そしてキャリアについてまとめられています。
ヲタク仲間でも現実感出てきちゃって聞きづらいし面白かったです。
皆、しっかりお仕事をしていてキャリアについてもきちんと考えていてすごいなと思いました。
私はゆるゆる&ガバガバすぎて家事手伝いしかしていないから尊敬しかありません。
せめて資格とらんとな・・・!私もキャリアアップ&給料アップしたい!!
Posted by ブクログ
推し活は人生の生き甲斐になるけれども、
それと同時にその推し活をするためのお金を生む仕事
この仕事を推し活の「手段」として考えるか
「延長線」として考えるか
それぞれの多様な考えが見える一冊
私はやっぱり好きの「延長線」として仕事がしたいと改めて感じました
Posted by ブクログ
オタク女子による仕事とオタ活の両立についてのインタビューがリアルで視点も面白い。活動のための時間的余裕をとるか金銭的余裕をとるか…難しいところ。オタ活と言ってもジャニーズからアニメ、海外旅行など幅広く取り扱っていた。変わった本だと思った。
Posted by ブクログ
西尾先生のコーナーが印象的。
マズローの5大欲求を本業だけで満たしていない」という発見がすごくしっくりきた。
①生理的欲求(ごはん、寝る)
②安全欲求(安心出来る家に住む)
→仕事で満たす
③社会的欲求
④承認欲求
⑤自己実現欲求
→オタ活
わたしは仕事は仕事と割り切って、最低限を満たすのが合ってそうだなと思った。
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推しのLIVEには駆けつけたいため、
フレックスできるか、有給取れるかは超重要。
そうしていいように誠実に仕事をしよう、と思う。
Posted by ブクログ
うん…まぁ、掲載されている
10人のインタビュアーさんたちは
上手に両立できている方たちなので。
おもしろく読んだけれど
参考になるかというと難しい。
仕事と趣味を完全にわけるタイプ
趣味を仕事に生かすタイプ
それぞれどういう仕事に就けば
どうやって両立させていけるのか
いろいろな可能性を知れたのはよかった。
どちらにしても
仕事以外の趣味を持つこと
それをモチベーションとすることは
決してマイナスにはならないよね。
Posted by ブクログ
本書に出てくる女性たちの仕事&ヲタ活っぷりに驚かされます。私にはここまで推せる趣味が無いので
、もしあったら楽しいだろうなと少し羨ましくもあります。
Posted by ブクログ
隣り合わせた人にも友達にも聞きにくいけど、興味ある事!
収入がないとオタクは出来ない。入ってきた金は使う。
お金と時間はもっと欲しい。
あとは、手取り給与や貯蓄や家賃、匿名だから出せる事も見たい!部屋の内装も。
男性の場合はどうなんだろう。
Posted by ブクログ
オタク趣味と仕事をいかに両立しているかという観点で様々な女性へのインタビュー結果やお悩み相談、著者集団(?)である劇団雌猫の座談会をまとめた一冊。単なるオタク趣味の話しだけではなく、その活動と両立させる”仕事”やキャリアをどう築いていくべきか、という点についても触れられた内容になっています。自分の趣味に没頭しながらもそれだけではダメだし、また趣味のための資金を稼ぐためにも仕事をしなければ、という葛藤もありそう、でもそれでいて決して深刻にならずどこか生き生きとした姿も感じられます。そこまで打ち込める趣味がない自分としてはちょっとうらやましくもありました。
Posted by ブクログ
趣味が第一でもいいじゃんと、読んでて勇気付けられました。むしろ、趣味がおろそかにならないようみなさん仕事をしっかりやられているようで、むしろ効率アップなのかも。