新川権兵衛のレビュー一覧
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打ち切られたのが非常に残念
WEB版がきちんと完結して書籍版を購入しようと思ったのだが、打ち切りになっていた。
原作を全て読んだが魅力的な登場人物も多いし、主人公の戦う力と精神的な面のどちらの成長も上手く表現されていて傑作だった。
売り上げの面から打ち切りにしたのかもしれないが、既刊の評判を見てもわかる通りきっかけがあればヒットしてもおかしくない作品だと思う。
出版社の判断力を疑いたくなるし、出版してる作品の内容なんて気にしてないんだろうなと改めて思わされた。
書籍購入済みでWEB版を読んでない人はそちらにも目を通すことを激しく薦める。 -
Posted by ブクログ
あー、なるほど。この生活感、「生きる」ために助け合う感じ、凄く好きです。
生き残る事、生存を描いたファンタジー。
冒険や英雄譚ではないというのがポイントです。
…地味な印象はあるのですが、そのおかげで知恵を凝らして困難な状況を乗り越えていこうとする行動、登場人物たちの心境が丁寧に描かれています。
個人的にツボなポイントはファンタジー(中世ヨーロッパ)の生活が感じられる点。
食生活が目立って感じられますが、それ以外でも村の街並みや服装、武器や装備、それから夜の暗さの表現が何とも「それっぽい」。
「魔法についての説明がない」所も生活に根差してる感じがして好みです。
また、キャラクターも魅力的。
特に主人公・アグレディオスの実直さが良いですね。
家族や村の人々を失っても、残された微かな希望のため前向きに立ち上がれる感じ。
驕り高ぶらず、自分にできる事・できない事を把握して、最善(と思われる)の行動をとれる。
仲間の気持ちを察する事が出来て、人を傷つけたならそれを反省し、謝れる。
…えっ、理想のリーダーなのでは?(本人は望んでなさそうですが)
魔女(あえて名前は伏せますが)は…こういう描き方もあるんだなぁ、というか。
つまりは異文化・異端なのですが、彼女の素朴さ、純粋さは…正直もっさりしているのですが、彼女が変わっていく、彼女とアグレディオス達が関わっていく様子が化学変化のよう。
もちろんキーキャラクターなのですが、今のところはコミュニケーションがうまく出来ていないので謎の人ですね。
というか、服の概念あるんだ…?(笑
アグレディオスの妹、グリエメルダが実は真っ当な騎士キャラっぽい印象(アグは狩人とかレンジャーの雰囲気が強い)。
戦えるしカッコいいし美人だし。
冷静沈着ですがちゃんと兄や仲間達に配慮が出来る子。
つまり超ステキ。
…ダブルヒロインだとすると、今のとこグリの方が…いやいや。
その他、生き残りの双子、ペルシとペルラ、養蜂一家など、皆魅力的。
誰もが端役ではなく、しっかりと物語の登場人物として活躍しているのが素晴らしいです。
…完全にウーラは面白キャラですけども(笑
絶望的な状況からどうやって村を復興させるか…と思ってたら更にまずい状況になりそうな雰囲気。
日々の生活だけで精いっぱいなのになぁ…。
2巻も楽しみです。 -
Posted by ブクログ
惜しくも完結巻となった三巻では、ゴルブル迷宮探索を中心に物語が描かれている。
レカンが大暴れする様を描きつつ、二巻で出会った恩師シーラとの関係も深く描かれ、彼女の有り様と、そんな彼女を受け入れるレカンの姿が描かれている。
途上での完結ながら、この巻の読み応えは素晴らしい。
書籍版4巻でもそうだが、レカンという孤独な狼が成長する様、その胸襟を開く様が見える完結は、この物語の大きなテーマを満たしているようにも見える。
書籍版も、コミカライズ版も、そうしたこの物語の物語性を貫いてくれた。
特に作者が異なるコミカライズ版では素晴らしい物語愛を感じるだけに、つくづく完結が惜しまれる。
惜しい完結だった。その一言だ。
いまさら星五つで評価するのもやや虚しいが、3巻だけでもこれほど素晴らしい物語を漫画化して読ませていただけたことに感謝したい。 -
Posted by ブクログ
異世界→異世界の転移で描かれる、狼になぞらえられた強大な冒険者レカンの冒険物語開幕の巻である。
数多の迷宮のいずこかに、数十年に一度開くという異世界へと続く「黒穴」。
バグラド迷宮を制覇した<片目狼>のレカンはその黒穴を発見し、盟友<人喰い熊>のボウドと共に飛び込んで、そして……とそんな形で物語は始まる。
言語の通じない異世界に足を踏み入れ、彼が大きな世界へと旅立つ前日譚のような物語が展開されているのがこの一巻だ。
前日譚なれども、数多の敵を剣でねじ伏せるレカンの姿は鮮烈に描かれている。
特に後半、コミカライズでは名も明かされなかった難敵・地竜トロンとの死闘はまさに活写。
某クロノトリガーのプチラヴォスを思わせるクリーチャーデザインの巧みさも含めて、存分に冒険者レカンの活躍を描いてくれている。
時の運にも恵まれたレカンの旅はいずこに向かうのか。
そんなワクワク感を与えてくれる一巻だった。
風景や魔獣の緻密な描写、動的な戦闘シーン、柔らかに描かれたリアル寄りの人物描写と、本格派ファンタジーの気風を感じる作風も含めて、文句なしに星五つで評価したい一冊である。
残念ながら3巻完結となってしまったこのコミカライズシリーズであるが、後追いで読んだ価値は十分ある一作だ。
この一巻のみの登場となったルビアナフェル姫のたおやかさなども素晴らしかった。星六つくらい付けたいのが正直なところだ。 -
購入済み
重厚な本格バトルファンタジー
すごくおもしろい
こういうのが読みたかった
女の子とイチャイチャしたりしない硬派なやつです
絵が上手い、すごく上手い
主人公のレカンも西部劇とか時代劇のヒーローみたいでかっこいい
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購入済み
硬派なファンタジー
最近では珍しい硬派なファンタジー漫画です。ヒロインという程のヒロインは出ず、ストイックに強さを求める主人公の姿は今どき珍しくとてもかっこよく見えます。こういう作品を読みたかったので楽しく読めています。
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購入済み
それをすてるなんてとんでもない
日本有数の上質なファンタジー
漫画版と書籍版を同時に打ち切る出版社の正気を疑う。
漫画版についてもここ1-2年では上位といって過不足ない良作で本当に本当に本当に勿体ない。
これで映像化作品が不足しているなどと世間で言われているのは本当にわけがわからない
掲載誌と合わなかったのか?移籍は出来なかったのか?他社で継続は?
本当に悔しいし勿体ない
どんな手を使ってでも復活して欲しい
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購入済み
静かめ
あー良くいるよねえこんなヤツ的良家の息子がユルく悪役でいたり、
大袈裟な吟遊詩人の歌詞とか、
バックグラウンドの描き込まれた元魔女とか、キャラが厚い。
それでいてしつこくない戦闘シーン。
良質大人ファンタジー。 -
Posted by ブクログ
『辺境の老騎士』から、支援BISさんのファンです。
Webで原作は追いかけていますが(そしてそれは、当然のごとく大変面白く容易にのめりこめてしまいます。小説もそのうち買います。)
エダがレカンを追いかけ見送ったシーンが、まざまざと脳内で画として浮かび上がった瞬間、こちらのコミックを注文していました。
さて一巻は、主人公レカンが異世界に降り立ち、冒険者として歩き出すまでが描かれています。
重厚な世界が広がるハイファンタジー。
世に氾濫する転生ものは、生まれたときからとにかくハイスペックで無敵で女の子にもモテモテ(モテる理由はわからない)で……と、すべてとは言いませんが、そんな印象です。
翻って『狼は眠らない』は、そういった転生ものとは少し違う。あくまで、元居た世界で冒険者として生きていた地続きに、新しい世界でも冒険者として生きていくレカンの物語です。
原作の世界観を損なうことのない、新川権兵衛さんの圧倒的な画力。こんな美しい画は、読んでいてすごく心地よいです。
ベルセルクと雰囲気が似ているように思います。そう感じるのは世界観の問題かもしれませんね。
こちらのほうが、よりすっきりとしていてわたしは読みやすく感じます。
好きです←
コミカライズの成功例だと思います。
続きも(原作合わせて)読みます! -
購入済み
おもしろい
これが面白かったので次が読みたく、
でも2巻がまだ出ていない。
小説で続きを読みました。こういうお話しがもっと読みたい。でもこれ以降他のおすすめ高評価の小説を読んでも不発ばかりです。同じ作家さんの小説を読んでみようか。