小泉吉宏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ1953年生まれのこの方の名「吉」は下が長い「土」らしいのですが~競争(って疲れる)理想()他人の目と自分(他人の目から見た自分を気にするあまり自分のことちゃんとみつめてあげるのを忘れちゃうなんて)所有(慢心)嫉妬(幻想から湧き出る)痛み(心の痛みから逃げてばかりでは本当の自分って見えないみたいだ…)鈍感(色眼鏡を外せ)恐怖心(真の愛や安心感は恐怖のないところにある)退屈(美しいとは思わんのか?)我を忘れる(てはいかん、無我の境地じゃ)愛とおしゃべり(心が騒々しいときにはよく喋る・喋ってばかりだと鈍感になる・全く喋らないのも…)自分を偽る(自分を偽って得することはない)嘘(ま、人を助ける嘘もあ
-
Posted by ブクログ
もちろん表紙の「まろ」は、光り輝く君、光源氏。
副題にあるように、非常に大?みというか、4コマ×2で、あらすじを書きながら内容紹介するという趣向。
ストーリー上、必要な系譜や、知識、それまでの流れの解説など、必要に応じて書き込まれているので、あれだけの大作を、急ぎ足ではあるものの、1冊にまとめた力は大きい。
きちんと、文中に描かれていない習俗も、絵で表すために調べられているのも、とても信頼できます。
とにかく、スケベ男の女性遍歴と情けない行動の数々で「いくらイケメンでもちょっとね」と思っていましたが、この「まろ顔」だと、それがはっきり分かります。
そして、ドラマとしては、やはり宇治十帖がすば -
Posted by ブクログ
小泉吉宏は「まろ、ん?」しか、読んだことがなかったので「シッタカブッタ」シリーズを読むのは初めて。
読みながら、なんかこの本「宗教くさいなぁ・・・」と思わず感じてしまったのだが、仏教の祖(?)であるブッダ、つまり釈迦をモチーフにした本なので、宗教くさいのは当たり前であった。
29のテーマについてまるでコラムのように書かれているが、全編を通して訴えているのは「あるがままを受け入れる」ということ。ラベリングの無意味さを説き、「そのまんま」の自分やモノ、コトを受け入れて生きたり、過ごしたりすること。
「あ、これって私がよく使う「知足(足ることを知る)」といっしょじゃん!」と妙に納得してしまった。