あらすじ
おかしいんだか、かなしいんだか。ひとり暮らしのOLの家に、ある日、そのシュークリームはやってきた。そいつは、おやじのような性格をしたシュークリームだった…。心のすきまにジンとくる、大人の絵本。
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Posted by ブクログ
一人暮らしのOLが会社の帰りにシュークリームを買ってきた。ひとつ、ふたつと食べていって、最後のひとつはなんと言葉もしゃべれるし、短い足まではえている。その日からシュークリームと暮らし始めた。
ありえない話なんだけど、ペットがたまたまシュークリームだったってことで、でもなんだかほのぼのとして、あったかくていい話です。
Posted by ブクログ
とてもおもしろ可愛い絵本。
ストーリーもさる事ながら、挿絵のシュークリームにびっくりさせられる。つっこみどころ満載で、読んでいて非常に楽しい。
Posted by ブクログ
『シュークリーム』というタイトルに魅かれ、手にした絵本です。
シュークリームが食べたいなぁ〜、とちょうど思っているときでもありました。
主人公の若いOLさんも食べたくなったんですね。
会社帰りに「いつつ」のシュークリームを買いました。夜、ひとりの部屋。ひとつ、ふたつ、我慢できずによっつ食べました。「いつつ」めも食べてしまおうとしたら……。
驚き、かわいい展開に心和みます。
でも、甘く切ない物語だったのです。読み終えると、儚く、ちょっと哀しくなりました。クリームがいっぱい詰まった、やわらかくてかわいい、まさにそんなシュークリームのようなお話でした。
最近流行のサクサク、バリバリのシュークリームではありません。小ぶりで薄くてやわらかい皮の懐かしいようなシュークリームなんです。そーっとかじりると、甘くておいしい。ミルクとバニラの香りにうっとり。ほんわかと芳ばしい皮もいいアクセント。食べてしまうと、儚く、ちょっと哀しい気分。あーっ、もっと食べたい。そんなお話でした。