小泉吉宏のレビュー一覧

  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    昔から小泉さんの漫画は好きで、『ブッタとシッタカブッタ』などのブタさんシリーズを買っていました。内容は哲学的なのに絵がかわいくて、しかもオールカラーできれいなので、たびたび開いて癒してもらっています。

    その小泉さんによる『源氏物語』があるというので数十年前に迷わず購入、ずっと大切に保管していたのを、角田光代さん訳『源氏物語』(河出文庫)を読みながら、同時進行で読んでおりました。

    本書は、『源氏物語』全54帖を、1帖8コマ、見開き2ページの漫画にした、〈これ1冊で『源氏物語』全部を読んだ気になれる!〉という、うれしありがた本。これまたオールカラーで、絵がかわゆくて色がきれい。

    まろ(光源氏

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    2025年10月15日
  • ブッタとシッタカブッタ 1 こたえはボクにある

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    ネタバレ

    仏教よろしく、「私たちが生きる世界はどんなものか」、「私たちはどうして生きてるだけでこんなにも苦しいのか」を簡単なようで深い漫画と共に紐解く1冊。
    作品の終着点は読者のこれからの人生のスタート地点とあるが、「悩み苦しみ、辛い思いもするのが人生であり、せっかくならその全てをあるがままに受け止め、楽しむ事が人生を楽しむコツである」という結論であると考える。
    それが出来れば苦労しないんだけどね。
    だから人生って辛いし苦しいんだろうね。
    そんなことに気付かせることで、人生を楽に生きるヒントを与える1冊であると考える。

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    2025年09月20日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    源氏物語の大きな流れを観るにあたっていい漫画本。序盤、栗が「しちゃった…」と言っているのが印象的。中盤、政治や人脈の複雑な話では栗と豆の顔の書き分けが助かる。終盤は駆け足であった。

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    2025年08月01日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    可愛いイラストで、カラーなのが嬉しいです。面白くて笑える上、源氏物語の要旨をしっかり押さえたすごい本です。

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    2025年03月03日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    今年中に源氏物語を、もう一度ざっくりと確認しておこうと思い、この本にたどり着きました。1帖が8コマ漫画で全54帖、まさしく大掴(おおづかみ)源氏物語でした。

    顔にちなんで光源氏が、まろと言う名になっています。平安時代の文化も色付きのイラストで説明されているので、わかりやすかったです。そして何よりも、読みやすかったです。帯にあるとおり、源氏物語をさっと読んだ気分になれました。

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    2024年11月24日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    ネタバレ

    比類なき美貌を持つこの男。

    親しみやすくするために この本では「まろ」と呼ぶことにします。

    この本を描き終えて感じたことは「いつの時代も男は女々しく、女は潔く」ということです。

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    2024年11月01日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    ネタバレ

    一帖あたり4コマ2つ。凄い要約力。親子の似せ方がなかなか。男性側はおっそろしく荒っぽいが、これでいいんだろう。

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    2024年09月25日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    ほっこり絵柄が可愛らしい漫画。「大掴」なので、だいたいの流れを掴みたい、登場人物を知りたい、そんな人にオススメ。原典や現代語訳が全て載っているわけではないのだが、源氏物語作中の和歌や当時の風習などのページもあるので勉強にもなる。なにより、どんな帖も見開き2ページに表現してくれている、大変読みやすかった。

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    2024年08月04日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    面白いびっくり! わかりやすい! 源氏の君が栗の実! イッキ読みしそう、オススメ本です。

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    2024年05月02日
  • ブッタとシッタカブッタ 1 こたえはボクにある

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    よくある心理マネジメント系の本と思いきや、諸行無常まで描ききっていて感嘆した。「彼」を捕まえた後、それすらも無意味(だから執着するな)と即座に描いているのがすごい。2巻も読みたくなった。

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    2024年02月17日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    個人的には光源氏が栗になってるので、余計な画面的イメージを持たないのが良い。イメージは自分でしたい派。

    それと栗と豆とで家系(というか血の繋がり)が分かりやすくて良いしクスっとしちゃう。豆家系が横笛を吹いてるところはイラストが有難かった。


    物語の流れがぶったぎられてひとつの章にいろいろな話題が盛り込まれてることも多いので、簡潔に章ごとにまとまっていて、タイトルでパラパラ引けるのが良い良い。
    4コマ漫画のようなストーリー性を期待すると読みにくい。コマごとに話題が違うってこと多いので。
    (これはそもそも古典あるあるだと思う)


    あとはうまいこと原文に触れたいのでどうしようかなと考えてます。

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    2023年08月16日
  • ブッタとシッタカブッタ 1 こたえはボクにある

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    人と関わる中で生まれるモヤモヤとの向き合い方を説いてくれる本。
    正体のわからないものに振り回され拗らしてしまう悩みを見つめるきっかけになりました。

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    2023年03月30日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    これは大掴みなのだけど、やはり原典を読んだ人のほうがわかり良い。
    現代語訳は何種類か読んだので、あの部分かとか思い浮かべるのが楽しい。女君たちのお顔や衣装のかき分けなども細かくて著者の力量を感じる。思っていたよりずっと内容の在る本。

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    2022年10月04日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    源氏物語をわかりやすき8コマ漫画にした本。
    源氏物語は長くて分かりにくいイメージがあるけれど、この本を読んで大体の大筋が分かりました。
    でも、登場する人物が増えていくにつれて頭が混乱しました。
    文章できちんと源氏物語を読んだことがないので人生で一度は読んでみたいと思います。

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    2021年07月04日
  • 愛のシッタカブッタ

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    この本を初めて読んだのは中学生の時だった。この本を読んで愛ってどいううことなのかわかったつもりになっていた。大人になり恋愛経験もある今読むとこういうことかと腑に落ちる場面もあり理解が深まった分、まだ分かりきれていない自分に気づき愛って難しいなと思う。イラストのブタがとても可愛いですが、内容も軽いわけではなく考えされられる内容となっています。

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    2019年12月14日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    源氏物語全54帖が、各帖見開き2ページ8コマの漫画でまとめられており、入門書としておすすめ。
    コラムもなかなか充実していて、なんとなく源氏物語を読んだ気になる。
    個人的には、各帖の左下のところに源氏香の図があしらわれているのが好き。

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    2019年10月19日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    17年ぶりに再読。一帖8コマくらいだと把握しやすい。仕方がないことだけれど、全帖だと途中だれる感じがする。「雲隠」がビジュアル的に見るとやっぱり衝撃的。

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    2019年04月30日
  • ブッタとシッタカブッタ 3 なぁんでもないよ

    購入済み

    「なぁんでもないよ」を感じる

    知り合い(小5女子)に勧められてチラッと読んだら面白くて、ずっと気になってて、自分の心に振り回される最近の自分を持てあまし、すがる思いで購入しました。
    購入してすぐ、とりあえず2回読みましたが、抱えているモヤモヤがスッキリ解決とはなりません。なぜなら分析して、理由付けして、なんとか納得して、解決しようと思っている方向性がよろしくないようですね。
    私にとっては即効性がありませんが、繰り返し読むことでじわじわと人生を方向転換させてくれそうな本です。いや、方向とかいう表現も必要ないのかな。
    「なぁんでもないよ」を感じることができたらどうなるのか楽しみです。

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    2018年12月04日
  • 大掴源氏物語 まろ、ん?

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    まず何ってまろがすごく可愛い。そしてその可愛い容姿でやることは大胆なのが落差があってまた面白い!本当に源氏物語を「大掴み」できるいい代物で、これのおかげで「あぁ、源氏物語って、面白いじゃん」と思えた。

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    2017年01月05日
  • 愛のシッタカブッタ

    購入済み

    心が辛い時に呼んで欲しい

    泣いた、作者に感謝します。ありがとう。

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    2013年07月28日