小泉吉宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
凪紗さんのレビューを読ませていただき、ぜひ読んでみたいと思った一冊。。
一つ一つに含蓄がある。
この年代のものは非常に珍しい気がする。
同年代なので、一つ一つが心に刺さる。
「年をとると時間がすごく早くすぎていく気がするのよ」
「ふーん。それはシアワセだからだよ
だってイヤなことってすごく長く感じるだろ
だから早く過ぎていくというのはシアワセなんだよ」
「そーか」
髪が薄くても老けて見えない人は体幹がしっかりしている
生き方も芯がしっかりしていると
年齢にカンケイなく生き生きして見える
いっしょに死なないかぎり
どっちかがひとりになっちゃうのよね
遺書は字が書けるうちに、、、
頭がち -
Posted by ブクログ
読む順番を間違えたがOK!~心配(結果に任せよ)記憶(過去の見方で見た出来事・ボクたちは経験を選択して記憶する)根本を忘れる(目を覚ませ)欲望(エスカレートする傾向がある)依存(しすぎると痛い目に遭う)野心(優位に立ちたがる者は敵を作り争いを生むだろう)力(ほどほどに抜かないと人生疲れる)肩書()過去の栄光(過去の満足感の中に「本当の自分」という幻想を見る日々が続く・ここの奥底では幻想の自分が現在の自分を攻撃している)イミテーション()言葉と理解(千や万の言葉をならべてもこの世界を正しく伝えることは難しい・だから黙っていると賢く見える)質問(質問者の思考体験を暴く)問いと答え(この世界はボクと
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Posted by ブクログ
ネタバレ『ブッダとシッタカブッタ』のシリーズの作者による武士道についてのコミックエッセイ。
モデルとなっているのは剣の修業をしているブタ(侍)ですが、弓道の稽古だけでなく、日常生活にも活かしたいと思うことがらが少なくありませんでした。
うまくいかないとき、「うまくやってやろう」と思ったり、誰かに「勝ちたい」と思ったりすることがありますが、そういうときには「失敗したくない」「負けたくない」という気持ちも生まれ、身動きが取れなくなってしまう。
どのようなことがあっても対応できるように常に準備する、備えることが稽古であり、「無心であろう」としたり、「無心にならなくては」と考えたりすることを止めることがで -
Posted by ブクログ
ネタバレ五十四帖を見開き2ページの8コマ漫画で語ってゆく。
源氏物語って長いので、あの「あさきゆめみし」さえ途中中断して読んだのに、これは一気に読めた。
最後は貴族どもにややウンザリするけど。
途中に、地理説明、人物相関図、官位表など細かい解説も入るのがわかりやすい。
学生時代に読んでおきたかった!
まろ、こと栗頭の光源氏と、マメ頭の頭の中将。
栗系とマメ系。これもいい仕掛け。
とくに宇治十帖はなるほどとすんなり理解できた。柏木の笛とか思わせぶりな描写で今までピンときてなかった。
けど、まろは栗でも碌でもない。
悪い癖って…。
政治家の腹黒まろがほとんど出てこないので尚更。
ところどころ、大和和紀の