河合香織のレビュー一覧

  • 帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件―(新潮文庫)

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    二人の間にピュアな愛情があって欲しい
    どんな形であれ愛があって欲しい
    愛がなくてもこれからの二人が幸せになって欲しい
    せめて、誰か一人でも救われれば……
    と思い読み続けていました
    取材中の河合さんもそのような気持ちだったのでしょう
    これがノンフィクションの醍醐味と言ってしまうと不謹慎ですか
    事実というものは残酷です

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    2014年03月23日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    興味本位で購入。障害者への性関連の現状に興味があったのもあるが、それ以上にそういうことが現実として行われているのかどうか、従事している人はどう考えているのか、その辺に興味があって。

    読んでみて、そんな軽い気持ちで読めるようなもんじゃないな、と思った。テーマとして非常に重い。まあある程度は予想されていたんだが、この『セックスボランティア』という題名から受ける軽さに比べて、内容は遥かに重い。これ、題名を変えたほうがいいんじゃないか?

    感じたのは、障害者への性的支援を行う人たちってのは、基本的にはすごく真面目なんだな、と。当たり前だよね、その人のために尽くそう、その人のために自分の時間や時には身

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    2013年04月22日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    ネタバレ

    すごいタイトルですけどね。米原万里さんお薦めでなければ敬遠するところですが、内容は至って真面目な身体障害者の性に関するルポルタージュ。
    しかし著者自身があまり釈然としないまま書いているのだと思いますね。それが読み手にも伝わってくるというか、後味の悪い読後感。誤解を恐れずに言えば、人間平等といったところで、平等なのは性を与えらたという所まで。そこから先は平等ではないという事。

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    2013年02月03日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    障害者の性の問題。

    脳性麻痺ってやつなんかだと、手も痺れてて自分でできないんだそうだ。
    介助者に手伝ってもらって自慰をするとか、
    女性ではウォシュレットで自慰をするなどびっくりする内容がほとんど。
    つか、
    男性が男性介助者に手伝ってもらうのはありですが、女性介助者には遠慮するらしい。。。
    おいらだったら、
    やっぱりどうせなら女性にって思うのですが。。。

    オランダでは、
    売春が合法だとか、ちょっと反れるけど安楽死も認められてるとか。
    そんな国でも、
    公には市役所は障害者にSEX代金を払ってるとは公言してないんだとか。

    日本では?

    最初の話に出てきたおじいさん70歳。
    年に1回お正月か誕生

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    2012年12月24日
  • 帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件―(新潮文庫)

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    6/7 ドキュメントとしては本人の手紙から→取材を進めて→裁判→その後という流れで印象が変わって行くのがおもしろかった。もうちょっと中に入ってもいいような気も。こういうのが俯瞰過ぎると印象が薄くなるので。

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    2010年06月08日
  • 老化は治療できるか

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    各分野の研究者に取材して最新知見をまとめた一冊。
    老化細胞、エピジェネティック時計、細胞リプログラミング、といったワードを説明しつつ「そもそも老化とは何か?」 という問いが出てくるのが面白い。

    健康寿命を延ばすための「ミラクルな答えはない」。
    「結局は昔から言われている養生訓のような内容になります。しかし、実際に自分を含めて人々の生活について考えると、いったいどれだけの人がその『基本』を守れているでしょうか」
    ということで劇的なノウハウ・技術が提示されるわけではないのだが、まあ仕方ないのだろう(特に日本人は睡眠がひどいので)。

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    2025年11月26日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    人間は誰しもが三大欲求を少なからず持っていると思う。
    そんな中でも睡眠欲と食欲に比べて、性欲というものは敬遠されがちだったり、誰もが持っているということを否定されがちだったりする。
    確かにそれの大きさには違いがあったりもするだろうけど、

    この作品では、具体的に障害を持たれた方に対する性を満たすボランティア活動に関して目を向けている。この作品を見るまで障がい者が性欲をどのように満たすかや性欲を持っていることなんて考えたこともなかったが、この作品を通じて彼らの苦悩やボランティア活動の重要性を知った。

    このボランティア活動には嫌悪感を抱く人も少なからずいると思う。
    でも僕はこの作品を通じて、ひと

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    2025年06月01日
  • 老化は治療できるか

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    健康寿命を適度に伸ばし、ボケる前に死ぬ、これが何としても実現したい。
    適度な運動、バランスのいい食事、十分な睡眠、これに尽きるようだ。
    それにしても、NMNは老化に効果があるということなので、ちゃんとしたものが安価に手に入るようになって欲しいものだ。

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    2024年09月20日
  • 老化は治療できるか

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    統計データから人間の平均最大寿命は115歳と結論づけられている。125歳まで生きる確率は1万分の1未満。
    人間の寿命は、生物学的年齢と回復力で説明できる。
    55歳を過ぎるとがんの死亡率が上がる。チンパンジーやゴリラの寿命は60歳を超える。
    ゾウは細胞数が多いのでがん化しやすいが、修復能力が高い。ヒトの細胞にゾウのDNAを移植すれば、最大寿命を延ばすことは可能かもしれない。
    DNAの傷が蓄積されてしまうので、デロメアを伸ばせてもがんにはなる。
    GLS1阻害による老化細胞を除去できる可能性がある。
    老化はプログラムされているかも。
    人間は240gのタンパク質を作り出している。それはなぜか。式年遷宮

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    2024年04月22日
  • 老化は治療できるか

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     河合香織さんの『老化は治療できるか』。今回の学びは以下に尽きる。
     老化のビジュアル診断の開発までにはまだ時間がかかるが、今の我々にもできることがあると。「仮説では、血圧、糖尿、脂質といった生活習慣病の危険因子によって、ゲノムに傷が入り、細胞が老化していくと考えている。つまり、老化する前の上流の部分の異常を食い止めること。それぞれ良い薬があるので、そこで調整する事は今すぐにでもできるでしょう」との専門家の見解。新薬やワクチンの前に、日々の健康管理が重要だという養生訓にたどり着く。

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    2024年04月09日
  • 老化は治療できるか

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    丸善の新書コーナーで目に留まり、読んでみた。

    フラットな視点(悪い方の意見をトンデモと結びつけない)で、最新の老化研究の状況についてまとめていると、一読して感じた。 最後に参考文献を載せているのも、非常に良い。

    本書でインタビューに答える研究者達の多くが言及するように、不老不死というよりはまず健康寿命を伸ばし、平均寿命との乖離を縮めることが大事になると自分も考えている。引き続きこの分野の進展は本など読みつつ、アップデートしていきたい。

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    2024年03月13日
  • 絶望に効くブックカフェ

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    感想
    絶望。無力感。なぜ私はこんなに小さいのか。あの英雄も、あの偉人も。皆が同じ絶望を抱く。人類の歴史が肩を押す。そして私も未来を支える。

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    2024年01月06日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    一言でとても感想は書けない

    インタビューの対象が障がいを持っている方達ということもあり内容にしても聞きにくいことばかりで苦労したのが想像できる

    日本では優生保護法なんていう時代があって
    障がいがある人は強制的に子供を持てなくさせられていた 酷いことだ

    障がいのある子を持つ親にとっても切実な問題だ

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    2022年12月27日
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

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    うーん、最後の尾身さんの座右の銘の、「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生まるるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり…」これは旧約聖書の言葉だそうだが、人間の個々の気持ちなど歯牙にもかけないリアリティの強さがあるという言葉、つまりは、個人個人の感傷などではない、大局を見ての諸々を決めていく度胸というか、根性というか。あの数ヶ月、いや実は今もかもしれないが、批判も轟々だったろうに、やりきった強さはそこにあったんだろうな。
    に、してもこんなに長引くものだとは、思ってなかったな、この頃は。

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    2022年06月06日
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

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    新型コロナウイルス感染症が日本で発生・拡大し始めた初期から第1波の終息までの間、未知の感染症にどう対応すべきか誰もわからない中で、専門家として検討し発言していったコロナ対策専門家会議、その主要メンバーたちの言動・行動を追ったドキュメント。
    素人目には、その後の新型インフルエンザ等対策有識者会議の下の新型コロナウイルス感染症対策分科会と主要メンバーが同じなので、組織がどう変わったのかも意識されにくいが、そういう仕組みについても触れられている。
    それにしても、あまりにも最近のことで、記憶にも生々しいことで、専門家と政府との関係に関する違和感なども残っているが、その裏で、専門家会議が真摯に、しかも手

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    2021年09月23日
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

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    なにせ図抜けた感染者数となった新型コロナ第5波がピークアウトかな?といった状況下なのだ。ここに記されるのは、第1波をなんとかやり過ごし「卒論」を発表された専門家会議の足跡である。この後、今日にいたるよもやの一年余の経過と現状を思うと、申し訳ないけれど素直にお疲れ様でしたとは言えない。登場する専門家の多くは、新たに設置された会で継続して奮闘いただいているに違いなく、あの厚生省、さらには政府、増してや言うこと聞かぬ(言うことだけは言う)我々国民を相手にご心労をおかけいたします。さて、着地点はどこなのでしょう。

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    2021年09月12日
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

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    新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は政府に対し状況分析や科学的根拠を持って対策を提案するため2020年2月に設立された。同年6月、西村大臣からの唐突な廃止発表まで約5ヶ月間、「3密の回避」、「人との接触8割減」、「新しい生活様式」などを打ち出してきた。
    本書は専門家会議の議論や葛藤の様子を会議メンバーや関係者の証言で振り返るノンフィクションである。議論の内容、政治や行政との溝と連携のあり方、市民生活への影響などについて、どのように考えていたかが生々しく伝わってくる貴重な一冊だ。
    未知のウイルスに対して、手探りながらも高所大所からレベルの高い議論がなされ、庶民目線ではなかなか難解なところもあ

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    2021年09月06日
  • 分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

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    よく調査された労作だとは思うが、何か時系列でまとめただけでメリハリがあまりなく、読み終わった後の納得感があまりなかった。

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    2021年06月22日
  • セックスボランティア(新潮文庫)

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    あのカップルが良いなぁと思った。性のテーマは障害のあるなしに関わらず、向き合うのが難しいタブー視されがちなこと。ひとりひとりの背景、モラル、育った環境や歴史がすべて詰め込まれる。わかりやすい切り口で社会に切り込めるテーマだなと思った。
    ただそれ以上に深入りの仕方が難しい、テーマそのものの力が強く、作者そのものの課題が隠れてしまっているようには思った。もう一歩考えさせられる切り口があったらもう少し印象の強い本になっていたかもしれない。

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    2020年11月04日
  • 新型コロナウイルスを制圧する ウイルス学教授が説く、その「正体」

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    トランプ大統領の新型コロナウイルス感染症罹患のニュースはとても衝撃的だった。
    一方、東京都の発表では、5月までに比べて6月以降の方が確実に死亡率は下がっているという。
    今、新型コロナウイルス感染症がどのようなフェーズにあって、どう向き合っていけば良いのか難しいところだ。
    確かな知識がほしい。

    本書は、ウイルス学の世界的権威がコロナについて、これまでにわかって来たこと、分かっていないことを比較的冷静に伝える内容。
    ほんとは、「正しい知識を身につけて、恐れることなくウィズ・コロナを実践してほしい」と、言いたいところだけど、これから起こることが予測できないので、「恐れることなく」とは言えないそうだ

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    2020年10月05日