光原百合のレビュー一覧

  • エール!(2)

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    働く女性を応援するお仕事アンソロジー第2弾。
    今作はガッツリ仕事をしている女性ではなく、自分の仕事に悩む主人公が多い。
    スイミングインストラクター、宅配ピザ店店長、遺品整理会社の社員など、自分の生活には馴染みのない職業が多いことから、今までのように「分かる!」と共感出来る箇所は少なかった。
    唯一、社労士の話は長編で読んでおり、作品そのものは知っていたが、あまり主人公が好きではなく…今作でも、やはり好きになれなかった。
    ミステリーやファンタジーの要素も多かった第2弾だけど、やはり最初に読んだ第3弾が一番面白かった。
    ぜひ、この企画またやって欲しい。

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    2019年10月23日
  • エール!(2)

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    エール第2弾
    作家さんがそれぞれ違うので、タッチも違って面白い。
    でも最後はなんだか頑張ろうって思える前向きな小説。

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    2019年01月01日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    尾道を舞台にちょっとした不思議な事件が起こる日常ファンタジー
    というのが唯一の長所か
    起こる事件の幅のなさ奥行のなさ登場人物のかるさ
    褒めるところが少なすぎる
    題材はいいがそれ以外はよろしいといいがたい

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    2018年10月17日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    潮ノ道という土地を舞台にした連作。
    少し怖いような、不思議な話。
    帰去来の井戸、扉守が印象に残った。

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    2018年03月06日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった

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    2018年01月26日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    ある人から光原百合さんが良いと伺い、広島本大賞受賞作ということもあって読んでみることにしました。
    潮ノ道という架空の街。名こそ変えているものの尾道ですね。それらしい雰囲気が随所にあります。
    幻魔大戦風のおどろおどろしいものから、妖精っぽい可愛らしいものまで、連作のファンタジー短編です。
    もう一つ統一性が欲しかったかな。優しいものばかり並べるとかすると、結構まとまりが出たような気がします。

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    2016年07月05日
  • エール!(2)

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    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。

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    2015年08月21日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    瀬戸内海に面した「潮ノ道」。
    この町を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議で
    懐かしい和風ファンタジー。
    梨木香歩の”家守綺譚”が好みの人は、きっとこの話しも
    好きになれるはず。

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    2015年05月12日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    ファンタジー作品。私はそんなに得意な分野ではないけれど、尾道を思わせる舞台の地には行ってみたくなる。色々なテーストの作品があって、ほのぼのもブラックな感じも、飽きずに楽しめました。

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    2015年03月17日
  • エール!(2)

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    6作品の短編。
    ちらほらと見知った店名が出てきたりで
    微妙なリンクが楽しかったです。

    最初のインストラクターには驚きです。
    体育大を出て…みたいな事は思ってましたが
    まさか試験があるとは。
    よくよく考えれば、語らないと分からない経歴より
    そういうものがあった方がいいのかも?
    逆もまた言える、という説もありますが。
    言う事でストレス発散。
    確かに男性や体験してない人には
    分からない事かも知れません。
    ラストに、ツンデレ? とか思ってしまった…。

    社労士、というのは身近な職業。
    しかしここに出てきた会社の人…すごいです。
    まさかクレーマーもどきだけかと思ったら
    すごい落ちが。
    とりあえず、わけ

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    2014年07月18日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    1が思いの外良かったので読んでみた。
    特に大きなことがなくても、問題が解決しなくても
    ちょっとしたことで頑張ろうと思えるような平凡な中でも
    自分にとっては大事だったり重大事だったりする日々。

    それぞれの短編の世界が微妙に繋がって同じ世界になっていて
    この世界で色んな人がいて、いろんな仕事をしながら
    色んなことを経験しているのだなと思える。

    そのリンク以外にも、たとえにジブリが出てきているのも
    共通して出そうという試みだったのだろうか。
    リアルで共感するし、読み終えてちょっとほっとできる。
    多少オチがいまいちかな、などと思うものもなくなかったが
    楽しんで読めた。

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    2014年07月15日
  • エール!(2)

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    「エール!2」
    働く女性、職業もの小説。全6編。
    平日のピザ屋を少人数ソフトでこなすための工夫、裏事情が興味深かった。

    *坂木司「ジャグジー・トーク」 スイミングインストラクター
    *水生 大海「五度目の春のヒヨコ」 社会保険労務士
    *拓未 司「晴れのちバイトくん」 宅配ピザ店 店長
    *垣谷 美雨「心の隙間を灯で埋めて」 遺品整理会社 社員
    *光原百合「黄昏飛行」 コミュニティFMパーソナリティー
    *初野 晴「ヘブンリーシンフォニー」 OL

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    2014年06月06日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジーの2。
    3を先に読んでいるのだけれど
    これシリーズは執筆陣も豪華だし
    内容もバラエティに富んでいて楽しく読めていいね。

    テーマは働く女性達への応援アンソロジーとのこと。
    このシリーズは日常にちょっと疲れちゃったときに
    ほっと一息つくのに調度いい。

    さてと。
    明日は月曜日。
    わたしもひとつがんばるとしますかね。

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    2013年11月24日
  • エール!(2)

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    いろいろな仕事に就いて働く人たちのアンソロジー。2作目。

    どの人も初読だったのかな。

    現実で衝撃的なことがあったため集中できず。
    仕事は何事もなかったかのように行っているけど
    読書では現実逃避しきれなかった。。

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    2013年10月24日
  • エール!(2)

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    女性のお仕事小説アンソロジー第2弾。
    1作目よりヒロインの仕事や環境がバラエティに富んでいて面白かった。世の中には本当に様々な仕事がある。
    坂木司と光原百合以外は初読だったが、どれも読後感さわやか。

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    2013年09月28日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    全体に流れる優しくて切なくて不思議な雰囲気は好き。
    読んでいると歴史情緒豊かな瀬ノ道(尾道)の町並みが目に浮かんで来て、尾道を訪れてみたくなった。広島弁も心地よい。
    帰去来の井戸、桜絵師が好き。
    特に桜絵師の世界観が好きで、幻想的な絵の世界の中に自分も入ってみたくなった。

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    2013年06月17日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    以前読んだ時あまりぴんとこなかったのだけど、なんだかもう一度読んでみたくなり再読。

    潮ノ道という架空の土地を舞台にしたファンタジーものですが、どのお話も「想い」が共通点となっていて、ちょっぴり不思議でときどき怖くて、でもとても優しくて。たいへん光原さんらしい短編集となっています。

    中でも「帰去来の井戸」「扉守」「旅の編み人」の3作がすきです。
    ちょっと短編で終わらせてしまうのは勿体無いくらい。
    以前と同様に完全に入りこめなかった要因はもしかしたらその辺にあるのかもなあ。
    あと方言がわかりにくいのも難点。

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    2013年06月06日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    舞台設定が夢見る女子のロマンをかきたてるものとなっております。
    どの短編も、たぶん普段ゼロサムとかGファン読んでる夢豚にはたまらない内容ですね、おそらく。
    文章がちょっと垢抜けない感じはありますが、それさえ気にならなければ普通に楽しめる。
    さわやかさと、女性作家!という感じは、例えるならあさのあつこ。

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    2012年09月20日
  • 扉守 潮ノ道の旅人

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    尾道をモデルとした架空のまち「潮ノ道」を舞台に、不思議な現象に遭遇する若い女性達を描いた連作短編集。

    繰り返される街並みの描写を通じて、尾道の魅力は十分に伝わってくるが、基本的にハートウォーミングな話ばかりなので、途中からややマンネリ感を感じてしまった。

    もう少し毛色の違った話があれば、物語としての幅がより広がったのではないかと思う。

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    2012年09月06日