禅之助のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    中学生の頃に二度開いたときは、散りばめられた伏線の美しさや怒涛のストーリー展開に純粋に心を踊らせていました。展開を知っているからこそ、物語の結末や仕掛けは頭の中に残っていたはずなのに、実際に不登校を経験した今の自分がもう1度読み返すと前とは違った印象を持ちました。
    特に第一章で描かれる、家の中で息を潜めて過ごす日々の空気感や孤独感の描写は、かつてその渦中にいた自分にとって胸が締め付けられるほど切実なものでした。「不登校のときのあの気持ちは、まさにこれだった」と頷くと同時に、少し読むのが苦しくなるほどの解像度の高さに、著者が描く人間の心の深さを思わずにはいられません。
    絶妙な人数で描かれる登場人物たちの距離感も心地よく、多すぎないからこそ一人ひとりの孤独や不器用な優しさがまっすぐに胸へと届きます。過去の自分と今の自分が重なり合い、物語を通して自分の歩んできた時間をそっと包み込んでもらえたような、静かで温かな再読のひとときでした。

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    2026年08月14日
  • かがみの孤城 下

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    すごい…!ただの感動小説なのかと思ったら、そこで終わりじゃない。辻村先生の伏線回収の巧みさに驚いた。本屋大賞受賞作なのも納得。読後感もすっきり。おすすめです!

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    2026年08月11日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    2026.08.07
    電車を使った長距離移動は、なぜか読書に没頭できる

    辻村深月はなぜこんなにも中学生が、中学生の気持ちが描けるんだ…
    身に覚えのある苦くてツラくて甘くて嬉しい気持ち

    同時に、やはり自分はわかったフリをしている、当事者になりきれない大人なのかもしれないと、それこそ苦く思う
    寄り添っているつもり、でも、本当に…?

    上巻を読み終わった今、彼ら彼女らの最後の決断は全く予想がつかないけれど、どうか7人の中学生のこれからに幸多からんことを

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    2026年08月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    とても読みやすい。キャラの心情がメインとなっているため、話の展開はゆっくりだけど気にならないくらいに読みやすい。
    300ページくらいから盛り上がる。
    下巻も読もうと思える作品。

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    2026年08月07日
  • かがみの孤城 上

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    面白い…!学生の頃は、学校での居場所がないっていうワードに心がザワザワしてしまって、なかなか読む気になれなかったけれど、当時読んでいたらどう感じたのかな。下巻も気になる!

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    2026年07月16日
  • 死人の口入れ屋

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    忌物に取り憑いた幽霊を貸し出す阿弥陀堂。
    人間の欲深さが自身の過去の後悔や罪悪感を呼び起こす。割とリアルでイメージしやすいお話だった。
    小さなどんでん返しで読みやすく、最後伏線もちゃんと回収されてて良かった。
    もう少しキャラ同士の関係性が垣間見れるお話や会話シーンがあっても良かったかなと。

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    2026年04月15日
  • 死人の口入れ屋

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    どんでん返しもあり、復讐話なのでスカッとするけど、自分的には最後に倫理観や常識について説教する宗子を好きになれなかった。

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    2024年09月05日
  • 死人の口入れ屋

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    いわく付きの品、幽霊を貸し出す。なるほどそういうどんでん返しかという話でなかなか面白かった。
    歪んだ人間の坩堝のような登場人物が多かったけど、阿弥陀堂のメンツは好き。


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    2024年08月26日
  • 死人の口入れ屋

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    ざまーみろ!と思うものもあれば、ちょっとほっこりするようなものもあり、四話とも飽きることなくあっという間に読み終えました。
    これは絶対にシリーズ化されるでしょうから、楽しみです。
    ホラー度は低く、あまり怖くないので誰でも読めると思います。

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    2024年06月19日
  • 死人の口入れ屋

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    面白かったです。
    忌物(霊が取り憑いている遺品)を貸し出すという、短編集。
    各短編ともにミスリードからの伏線回収➕どんでん返しは読んでいてとても楽しめました。

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    2024年05月12日
  • 死人の口入れ屋

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    忌物を貸し出す阿弥陀堂が織りなすホラーとミステリーが融合した短編集です。
    忌物とは、霊が取り憑いた曰くつきの物のこと。それを貸し出すのだから阿弥陀堂の倫理観は崩壊していますし、当然借りる方も(基本的には)まともではありません。果たして忌物を借りに来た客は、どのように忌物ーー霊を使うのか。復讐のため?邪魔者を排除するため?そんな忌物を取り巻く物語が、4話分楽しめます。
    どんでん返しに惹かれて購入したのですが、4話とも全て騙されました。

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    2024年04月16日
  • 死人の口入れ屋

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    とても面白かった。
    どの話も、え、こーなるの?という感じで楽しめた。怖いけど面白くて一気に読んでしまった!

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    2024年04月15日
  • 死人の口入れ屋

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    ミステリーホラーをベースに、コメディ風味に主要人物のキャラを立たせてから一癖かます、この作風はもはや阿泉来堂節と言って良さそう。今回は短編4話で、ホラー初心者も読み易い。忌物を誰が借りたのか、誰が呪われたのかが終盤までわからない(思い込まされる)展開は、最後に一捻り入れた上での真相に驚きがあって楽しい。特に後に引っ張るものもないので読後感も良い。これもシリーズになりそうだし、コミカライズ、アニメ化、実写化しても面白そう。

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    2024年03月12日
  • 死人の口入れ屋

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    忌物に取り憑く幽霊を貸し出す阿弥陀堂の、決して善人ではないけど物事を俯瞰で見ている、というキャラが際立っていた。怪異の描写も怖かったが、「この作者は嫌な人間、もとい人間の醜悪な部分を書くのが上手いな。」と思った。今から続編が楽しみな作品。

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    2024年02月23日
  • 死人の口入れ屋

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    霊の取り憑いた品物、「忌物」を貸し出す古物商のお話。客は忌物を通じて霊を借り、その霊を自分の目的のために使う。
    アイデアは面白いし、キャラも立ってる。ただ1冊目ということもあってか、各お話は比較的オーソドックスな感じがする。霊を使って何かをなすというお話に、それほど多くのパターンは見出せないかもしれないですが、1冊で終わるにはもったい設定なので、シリーズ化を期待したい。

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    2024年02月12日
  • 死人の口入れ屋

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    もし、幽霊がとりついた曰く付きの品を借りられたとしたら…

    やましい気持ちがあると、幽霊を見るとより怖さを増すんだろうなと思いました。

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    2024年02月12日
  • 死人の口入れ屋

    匿名

    人を呪わば穴二つじゃ済まない?

    阿泉先生のファンなので購入。連作短編集ということでなかなかのボリュームだったが、話のテンポ感が良くスラスラ読み進められた。
    ホラーに全振りしつつも、しっかりとミステリーの要素が詰まっていた大満足。

    #怖い

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    2024年02月07日
  • 雛翔記 天上の花、雲下の鳥

    購入済み

    古代の日本をイメージさせる世界観。日奈の体験を通して中央集権国家を目標にしている勢力とそれに排除される勢力との主張の隔たりを知り、こちらも日奈と一緒に悩むことになりました。難点は、異花王の過酷な生い立ちと清廉な人柄に対してヒーロー朱鷺王の殿様気質と自分の主張だけを通して歩み寄らない傲慢さが最後まで変わらないところかな。ヒーローの味方になりたい気持ちがわきづらかったので。

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    2020年01月03日
  • かがみの孤城 下

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    不登校のこころはある日光る鏡の中に入り込む。
    そこはお城のようなところで同じ境遇の子供達が7人集められていた。
    子供ならではの繊細なところが凄く読み取れた。
    読み手である私が中学生だったのはもう大昔の事なので、共感というよりも、もどかしさはあるが時に微笑ましくもあった。
    学校だけが全てではない事がわかってよかった。他の選択をしても良いと言う事がわかってよかった。勇気を出して友達を守れてよかった。
    生きていてよかった。
    出逢えて、よかったね。

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    2026年09月04日
  • かがみの孤城 上

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    いじめにより不登校になった中学生のお話。
    久しぶりにファンタジーを読んだ。
    ファンタジーと言うには辛いメンバー構成だった。
    いじめのところは怖かったし、怖かっただろうなぁと胸が痛む。
    光る鏡の中に入り込むとそこには同じ年代の子達が。
    引き続き下巻へ。

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    2026年09月03日