禅之助のレビュー一覧
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匿名
人を呪わば穴二つじゃ済まない?
阿泉先生のファンなので購入。連作短編集ということでなかなかのボリュームだったが、話のテンポ感が良くスラスラ読み進められた。
ホラーに全振りしつつも、しっかりとミステリーの要素が詰まっていた大満足。 -
購入済み
古代の日本をイメージさせる世界観。日奈の体験を通して中央集権国家を目標にしている勢力とそれに排除される勢力との主張の隔たりを知り、こちらも日奈と一緒に悩むことになりました。難点は、異花王の過酷な生い立ちと清廉な人柄に対してヒーロー朱鷺王の殿様気質と自分の主張だけを通して歩み寄らない傲慢さが最後まで変わらないところかな。ヒーローの味方になりたい気持ちがわきづらかったので。
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Posted by ブクログ
ネタバレ元警察官の久瀬宗子は知人の紹介で『古物商 阿弥陀堂』の面接を受ける。そこは死人の口入れ屋、事情を抱えた人が霊が取り憑いた忌物を借りにくる店だった…。
婚約者を亡くした男性の部屋に女性の霊が現れる『嗤う婚約者』、主宰者を亡くした劇団のスタジオに男性の霊が出る『死者に捧ぐカーテンコール』、十四年ぶりの同窓会が開かれた小学校で子供の霊が怪奇現象を起こす『再会の校舎』、空き巣に入られてからおかしなことが起きる少年の家『マイホーム・ゴースト』。
人を呪わば穴二つ、かな。忌物を借りる人々・使われる相手には秘密がある。忌物を使って秘密を暴きたい。相手を追い詰めたい、怖がらせたい。
店主は忌物の使い方は問わ -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画化もした本屋大賞受賞作ということで読んでみました。
上巻の時点では登場人物の説明含めた風呂敷を広げている段階なのであまり深い感想はなかったです。
中学生の不登校の悩み、人間関係がテーマになっていますが、子ども視点の語りが中心になるので、そういう意味ではあまり感情移入しきれませんでした。
終盤でみんなと会おうってなってるけど、たぶん時間軸がズレてるとかで会えないんだろうなという予感がします。これまでも微妙なすれ違いとかあったし。
それとこのかがみの孤城はいったい何のために作られた空間なんでしょうか。
そのあたりの話が下巻で明らかになると嬉しいですね。