禅之助のレビュー一覧

  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    先日「傲慢と善良」を読んで、この筆者さんの話はあまり自分には合わないな~と思っていたんだけど、同僚にこちらの本を進められて再度辻村作品にチャレンジ!

    読み始めたときは、主人公が自己中心的な感じがして(勝手に「ここでは学校の事は話さないのが暗黙のルール」と勝手に思い込んでいるとか…)が苦手だな~って思ってたんだけど、徐々にみんなの背景が分かり始めるとそういうところは気にならなくなった。
    寧ろどうなるのか気になってどんどん読めてしまった。
    そして、7人の成長っぷりが良い。がんばれ!って応援してた。
    最後は大団円になって本当に良かった!
    そして、プロローグからエピローグまで伏線回収がすごくて、とて

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    2025年11月25日
  • かがみの孤城 下

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    おもしろかった…ファンタジーはハリポタくらいで普段選ばないんだけど損してたかも。

    下巻の急展開。
    かがみの城のなぞ。
    オオカミサマのなぞ。
    集められた子どもたちのなぞ。

    気づかない間に散りばめられてた、たくさんの伏線。

    読みごたえ抜群!!
    他の作品も読んでみたい!

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    2025年11月22日
  • かがみの孤城 下

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    いやこれすごい。なんで今まで読まなかったんだろう...
    圧倒的な読後感。そりゃあ200万部も発行されるわと強く感じた本だった。
    ほんとにレベル違う。
    ちょっと(だいぶ)目から水出ました。

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    2025年11月19日
  • かがみの孤城 下

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    下巻、再読完了。
    とても素晴らしいお話でした。

    このお城のルールや謎がだんだん分かるような違うような具合が絶妙で、城に集まった子達の成長を見守るだけでなく、これはどういうことなのか?という謎解きの面も楽しめたと思います。

    不思議な状況をそれぞれに受け止めながら、現実で協力できるのではと希望をもち、一度裏切られながらも、何とか乗り越えていく姿が、いい子達だなあと素直に思います。
    そして起こる決定的な事件、みんなに希望を託されたこころさんが、みんなを助けようと奮起するクライマックスは、怒涛の展開に読むのを止められなくなります。

    最後、お城が閉じる直前に、集められた子達の謎が明確になり、「そう

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    2025年11月18日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    全員学校に行ったのに会えなかった。
    その謎は解けないままだった。
    ある日アキはルールを破り心以外の全員はオオカミに食べられてしまう。
    こころはみんなを助けるため、みんなの記憶を旅して、アキを願いの部屋から救い出す。
    そして全員違う時に生きていたことにきづく。
    記憶は消えてもいつか会えることを胸にみんな現実へと戻っていく。
    オオカミ様の正体はリオンの死んだ姉だった。
    リオンの願いを叶えたのだった。
    そしてみんな共通で知っていた喜多嶋先生はアキだった。アキはリオンの姉の先生で、そこからフリースクールの先生になった。これからこころやウレシノともかかわっていくのだろう。

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    2025年11月18日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    雪科第五中にかよう生徒らが鏡の中の城に集められた。
    秘密の部屋の鍵を探し開けたものは願いが叶うという。
    最初はお互いを知らずに浅い関係だったが、日が経つうちに互いにうちとけ、気を許せる存在になる。
    それぞれ違う問題を抱えて学校に行けなくなっていた。まだ全ての問題がわかったわけではない。
    三学期が始まる時、マサムネが学校で会うことを提案した。
    しかしこころが学校へ行くと、誰も来ていなかった。

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    2025年11月18日
  • かがみの孤城 上

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    おすすめです!事情をそれぞれ抱えた中学生がなぜか孤城に集められて。オオカミさまは何者なのかとかみんなはどういう悩みを抱えてるのかとか、気になって読むのが止まらない。それぞれの登場人物の掘り下げが上巻では進んでいき、世界観にひきこまれます。

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    2025年11月16日
  • かがみの孤城 上

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    上巻は掴みとしての内容で、
    先がどのようになっていくのか、
    ワクワクしながらあっという間に読み終えました。

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    2025年11月12日
  • かがみの孤城 下

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    最後は本当に良い意味で鳥肌が立ちました。
    活字でここまで、鳥肌が立ったのは初めてです。
    それくらい感動しました。
    それだけです・・・

    0
    2025年11月12日
  • かがみの孤城 下

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    同じ中学に通っていた7人
    しかし、学校に行こうと誓いあったが、

    その流れは、先が読めたと思ったが、
    いい意味で裏切られ、感動で泣き
    更に伏線回収し
    そしてすんな繋がりで終わるの?

    絶対に読んで欲しい感動一冊

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    2025年11月12日
  • かがみの孤城 下

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    ジュブナイル物は自分の年齢的に厳しいのではないか、気持ちがついていけないのではないかと当初思っていたものの、違和感なくスルッと読めました。
    上下巻で長いかと思いきや、過不足ない表現に必要な文章量でした。
    ダレる事もなくずっとワクワク(という程楽しいテーマでもないのですが)していました。

    このまま児童書として出しているというのも納得です。
    子供騙しや子供向けではない、子供も読める素敵な作品でした。

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    2025年11月10日
  • かがみの孤城 上

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    ジュブナイル物は自分の年齢的に厳しいのではないか、気持ちがついていけないのではないかと当初思っていたものの、違和感なくスルッと読めました。
    上下巻で長いかと思いきや、過不足ない表現に必要な文章量でした。
    ダレる事もなくずっとワクワク(という程楽しいテーマでもないのですが)していました。

    このまま児童書として出しているというのも納得です。
    子供騙しや子供向けではない、子供も読める素敵な作品でした。

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    2025年11月10日
  • かがみの孤城 上

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    最初に他の文庫より文字が大きいので読みやすい
    従って400ページあっという間に!


    不登校のこころ
    そこで鏡のオオカミに導かれた先には城がそこに同じ中学生が
    そして願いを叶う鍵を探すことに
    叶う先には一つの条件が

    そして素性の知らない仲間達にはある共通点が

    謎のフリースクールの喜多嶋先生?
    外面の良いいじめっ子の真田
    こころの意味分からない担任の伊田

    そしてある仲間から一つの提案がそれは3月期に‥

    後半へ続く

    読み終わったら忘れられない一冊に

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    2025年10月29日
  • かがみの孤城 下

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    心情の描写が巧くてそれが痛かった。
    小学生の時、この物語に出逢えていたらよかったのにと思った。

    ラストに向けての伏線回収と、ストーリーの盛り上がり、結びが鮮やかで感動。。

    0
    2025年10月28日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    デビュー作を思い出させる、まさかの展開でした。

    まさか皆(理音以外)同じ中学校だったとは⋯とおどろかされ、
    下の途中からこれは年代がズレてるのでは??と気がつく。
    伏線回収したさに続けて2回目読んでしまった⋯!

    上のいたるところに伏線があるけど、スバルのキャラなどでそこが上手くぼかされていて全然気付かなかった⋯!

    さらにやたら出てくる喜多嶋先生がまさかのアキ。覚えてなくても、気持ちで繋がっている描写がよかった。
    出会いのやりとりが最後にもまたあり、アキ=喜多嶋先生と分かって読むと⋯(私も第5中学校だったよのところが(;_;))

    ※どんでん返し以外の内容の感想※
    マサムネ、スバルあたりの

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    2025年10月25日
  • かがみの孤城 下

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    丁寧に一つずつ伏線を回収していくのが気持ちよくてとても綺麗。
    上下巻に分かれていて長編ではあったがスラスラ読めて世界に入り込めた。

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    2025年10月19日
  • かがみの孤城 上

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    心に傷を負った7人の中学生が鏡の中からファンタジーの世界へ。
    •誰かに理解されることで
        他人への思いやりが芽生え
    •つながりは時間を超えていく
    読み終わった後に心が暖かくなる物語でした

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    2025年10月15日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    置かれた環境に悩み苦しみながら生きている誰かの人生が誰かの支えになっていることが明らかになるたび、こんな素敵な小説に出会えてよかったと思った。無機質で少し怖いなと感じていた孤城は優しさで満ちていた。

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    2025年10月13日
  • かがみの孤城 下

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    なんか、もう、辻村先生すごいわ。

    【あらすじ】
    下巻ではついに鏡の中の城が閉じる期限である3/30が迫る。現実世界でも丸一年が過ぎ、それぞれの現実にも変化が。そして、上巻で明かされなかった真実やそれぞれの今と過去が紐解かれていく。
    かがみの孤城とは何なのか、こころ達は鍵を手に入れることができるのか、感動のラストが待っている。

    【感想】
    感動と、意外性と、温かさと、、、平易な文章で読みやすいのに最後まですごく厚みのあるストーリーだった。こころの物語以上に大きな物語があることが下巻で分かってくるが、それを短い文章で認識させる文章術が巧み。加えて、上巻の出来事や会話が下巻で繋がるたびにアハ体験で

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    2025年10月12日
  • かがみの孤城 下

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    辻村さん3作目
    毎度の事ながら今回も怒涛の伏線回収に圧倒された。
    同級生からの嫌がらせを受けて、学校に行けなくなった主人公。孤城の中で、主人公と同じように学校に行っていない同級生たちと一緒に鍵を探す。
    最初は浮世離れしたファンタジー系の話かな?と軽く捉えていたけれど、今回も物語が進むにつれて、話がどんどん発展していった。
    不登校になる理由はいじめだけじゃないよな…と改めて考えされられた。
    オオカミさまの正体、喜多嶋先生の正体が分かった時は泣いてしまいました。
    読んで良かったです。

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    2025年10月11日